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知の統合コミュの知の分類史-久我勝利

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《分類の歴史は人類の知の歴史だ》として、一見このコミュニティーとは、正反対のタイトルに見えますが、「分裂」を意味するのではなく、「体系化」の歴史という意味です。

著者には、体系化されていない知はただの雑学という主張があり、賛同できるものでした。

古今東西の百科事典の目次の分類方法と、書籍の分類方法を歴史をたどることで、「知」の歴史を見ていくというのが本書です。
系列図が多数列記してあり、いつまでもじっくりと眺めてしまいます。

キーワード:アリストテレス、プリニウス、リンネ、ビュフォン 、ラマルク、フーゴー、ベーコン、ダランベール 、ヘーゲル

コメント(18)

最初の体系を示したのは、アリストテレス
非常に簡単な2分法で、動物を「血のあるもの」「血のないもの」にわけている。
当時としては、もちろん画期的。
世の中の森羅万象を集めてみたいというのは、人類共通の欲求のようです。博物学にそれがみてとれます。
極めて初期の体系化は、ローマのプリニウスだ。
アリストテレスを参照している。
リンネは「分類学の父」」とも呼ばれている。
オシベとメシベの数で、植物を「性分類」したことから始まる。
フランスの大博物学者 ビュフォン

タイトルをみたいるだけで、知の壮大さがわかる。
ラマルクの「動物哲学」

ラマルクの最大の発明品は、「系統樹」を考え出したことだ。
アリストテレスは、非常に知のバランスがとれていた。
彼の著作を書き出すと、百科事典のツリー構造をおおいつくす。
ダランベール

左が大分類で、次の2つはその階層下

中が人間の学

右が自然の歴史
ヘーゲルの「エンチュクロペディー」

導入部を除いて、3−3−3−3で進む

ヘーゲルの三位一体がみてとれる。
時代は戻りますが、BC100 ウァロの「学問論」の分類。

音楽だけが異質に見えるが、当時は、数学の一種に考えられてた。
ちなみに中国では、6芸といって、音楽も教養としているのは、共通している。
十進分類法
現代の図書館でおなじみの図書十進分類法の基礎は、アメリカのデューイ(1851〜1931)によって創案された。(DDC)
これをもとにつくったのが日本のNDC=十進分類法。

DDCとNDCと類レベルで若干違うが、デューイはベーコンの影響を受け、日本は、アメリカの図書館学者カッターのものを踏襲した。

コロン分類法

分析合成型、多次元分類法ともいわれる。

ます基本主題があって、ファセットで区分です。
具体的には、PMESTという5つのファセットがある
P(personality)=固有な性質
M(matter)=素材
E(energy)=技能、活動、操作、過程
S(space)=空間
T(time)=時間

これをコロンでつなぐ。

例えば数学の本なた基本主題は、B
B[P];[M]:[E].[S],[T] (実際には、それぞれのファセットの中の数字が入る)

精密だが、内容を理解しないと分類できないので、実際に採用している図書館は少ない。
自分の分類をつくることは、自分の宇宙をつくること。
チャンレンジしてみては?

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