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知の統合コミュの松川昌平の「脳内時計」展示

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第2回次世代文化フォーラムに松川昌平氏の「脳内時計」を展示することとなりました。
[イベント]http://mixi.jp/view_event.pl?id=21389670


『脳内時計』
作品タイトル
「短い時間領域(数百マイクロ秒〜数十ミリ秒)」 同時に起こったと知覚する
「認知・行動の時間領域(数百ミリ秒〜数秒)」 体内時計は神経系により構成される
「大きなスケールの時間領域(数分、数時間、数日・・・)」様々な身体的現象が複合的に用いられる
双安定ニューロンから成るリカレントネットワークの確率過程的ダイナミクスで脳内時間を表現

主観的時間が物理時間にほぼ一致することの神経基盤が示された

主観的時間がその時々の我々の「気分」によって物理的時間よりも速くなったり遅くなったり感じる

脳内物質(ドーパミン、アドレナリン、セロトニン等)によるニューロンの修飾が上記モデルにおいて、
ニューロンを定めるパラメータ(J,H,G等(1))の変更として表されるならば、それによってニューロン
集団活動の持続時間が変化する事を用いて、主観的時間が速くなったり遅くなったりすることを説明
できるかもしれない。

(脳のどこかに時間選択性コラムが並んでいることが想像されるかもしれない)

「脳内時計」を空間インスタレーションとして表現
一周18分= 1080秒=3秒x 360間隔
3秒の〈間〉の積分として時間を表現
時計と庭園
・ストーンヘンジ:紀元前2500年〜2000年
・大湯環状列石:縄文時代後期、秋田県十和田
・漏刻(ろうこく):660年天智天皇が近江神宮境内に設置 『日本書紀』に記載
・日時計いろいろ
・和時計:不定時法(<->定時法 )日出と日没によって昼と夜を分け、それぞれ6等分する時刻表時方法
時刻と太陽の位置は一致するが、昼と夜や季節によって時間の長さが相対的に変化する
・明治5年(1872年)太陰暦から太陽暦採用への布告とともに、「不定時法」から「定時法」へ
・地球の自転が基準:
5億年前は一日約21時間
2億年前は約23時間
現在は平均23時間56分4秒
1日24時間とすると3分56秒の誤差。365日分で88140秒。
4年に一度の潤年で誤差調整
「閏秒」で地球のスピードに生じるズレを調整
・二つの世界標準時刻と協定世界時:
「国際原始時」:国際度量衡局(BIPM)(世界各地の原子時計のデータを比較統合)
「世界時」:国際地球回転観測事業(IERS)(各地の天文観測による地球の正しい時刻)
「協定世界時」:国際地球回転観測事業(IERS)中央局(二つの世界時刻に0.9秒以上の差がでないように管理)
〈間(ま)〉という世界観
〈間〉は日本人が伝統的に所有してきた、時間と空間の両方にたいする感知方式である。
庭園は、その構成要素の多元性、そして直接的に日本人の宇宙観と結びついている点において、〈間〉を具体的に提示する好例
日本:
〈ま〉というひとつの言葉によって、空間と時間が未分化のまま認識されてきた
時系列、空間系列の相違がまったくなく、いずれも、「間隔のありかた」として認知されていた
現代の時間と空間が混ざり合い〈時=空間〉として認識されている状況と奇妙な符号をなす
空間と時間は、遍在し、分断された相対的なのもの
空間の認知はそれ自体ではできず、常に時間を介してのみ可能
時間は均質な流れでなく、瞬間的に生起するもの
間は元来二点(音)の距離を示すことば
空白もくしは静寂が、物体や音よりも重視されるという傾向
西欧:
空間と時間は均質で無限に連続するという絶対的なイメージが確立し、近代のあらゆる思考の基準
『見立ての手法』磯崎新著、鹿島出版会、1990年

http://kamakura.ryoma.co.jp/~aoki/ace/2007/brain.pdf

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