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小さな別世界コミュの自由。

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タイトル募集デス。
持ちネタやその他もろもろ、文章で何か表現したい時に。

コメント(5)

自由というお言葉に甘えて。
三題噺 幽霊/懐中電灯/「よろしくお願いします」 で登場した彼らのお話です(これだけでも読めます)。


『皇楼探偵事務所』
 そんな文字が記された白いパネルが、曇り空の向こうの希薄な太陽光を照り返して鈍く光っている。キィ、と、この手の事務所にしては上品な音をたてて、曇りガラスのはまったドアが内側に開いた。
「いらっしゃい、お待ちしていました」
 出迎えたのは、黒縁の眼鏡をかけた若い男。やや吊った勝気そうな目が、微笑んで来客を見た。
 こちらへ、と通された革張りの一人がけソファに腰掛ければ、目の前にふわりと香る紅茶が出される。いつの間に用意したのだろう。空になった盆を抱えた先ほどの眼鏡の男が、熱いので気をつけて、と忠告をよこした。
 ガチャリ。奥の扉が開く。
 現れたのは、眼鏡の男と変わらない年代の若い男だ。髪の色も目の色も、特に珍しくないにも関わらず思わず目を奪われるのは、ありえないほど美しいその顔立ち。均整のとれた身体つきに、秀麗という言葉がそのまま色を携えたような美貌は、天使か、あるいは悪魔のようで。
「ようこそ、皇楼探偵事務所へ」
 微笑みとともに音となるその声は、まるで甘く香り毒を持つ、美しい花。
「…人ではないあなたが、人の形をしてこの事務所を訪れた、その理由をお伺いしましょう」
 にこり。そう形容するにはあまりに不敵に、探偵事務所所長は天上の笑みを浮かべた。


 「皇楼探偵事務所」は、人間よりもむしろ妖怪や化物と呼ばれるもの達の間で知名度の高い事務所である。
 所長は氷冴(ヒサエ)、その秘書に涼見(スズミ)。両者とも、覚えているだけで何百年もの時を過ごしている、立派な“化物”である。同胞である人ならざるもの(彼らはこれを「うつろはざるもの」と呼ぶ)が何らかの事件に巻き込まれたとき、それを助けるためにこのような事務所を構えているのだ。


「そういや、お前なんでこんな仕事してんの?」
 依頼人が帰った後、飲み残した紅茶のカップを片付けながら涼見が問うた。
 何気ない質問をぶつけられた氷冴は涼見を一瞥すると、くだらねェ、とぼそりと呟いて、いかにもどうでもよさそうに答えた。
「決まってんだろ、俺にしかできねェからだ」
「…あ、そう」
 お前はそういうやつだよな、と肩を落として溜息をつく。
 本当は、質問の真意は、天上天下唯我独尊を体現したような氷冴が、なぜこんな「世の為人の為」といった仕事をしているのか、という点にあったのだけど。
 …ま、いいか。
 もう一度軽い溜息をこぼして、涼見はかけっぱなしにしていた伊達眼鏡をはずした。


お目汚し失礼いたしました(礼)。
彼ら探偵事務所の存在理由を明確にしたかったのですが、私の手に負えるような彼らではなかったようで、結局よくわからないまま終わってしまいました。
トピックの「自由」の文字にこれでもかというほど甘えてしまいましたが、こんなんでもよろしかったでしょうか…?(おどおど)
全然問題ないデス!作っては見たものの、どうしてくか不安なトピだったのでありがたいです。
暇なんで何か書かせてもらいまーす。。。


12月30日 午後14時32分

とあるファミリーレストランの禁煙席。
ある女性が警察に逮捕された。

容疑
殺人。


その日のテレビは彼女の話題でいっぱいだった。

〜〜〜〜
「深層心理研究家の坂本博先生です。
             先生、よろしくお願いします。」
「あっよろしくお願いします。」
「先生、今回の事件なんですか心理学的には如何なんでしょうか?」
「えー、この事件に関しては非常にまれで残酷きわまりない事件です。」
〜〜〜〜

ある女性がある男性を刺し殺し、4年間の逃亡.....

12月31 午後23時05分
収容所内。

容疑者名
桜田智美 自殺。

そのあとも彼女の話題でいっぱいだった。

真実は羽が着いたように何処かに飛んで行ってしまった。

その3ヵ月後、
その男は、福島県にいた。
ピンポーン、ピンポーン
「すいませーん!誰かいらっしゃいますか?」
「うるさいな!一回鳴らせばわかるわい!どなただい?」
「あっすいません。私、松竹新聞社の大森と申します。」
「....新聞社?なんかようかね?」

「えー亡くなられた桜田智美さんのことについてお話をお伺いと思いまして。」

.................

「桜田さんとはどう言った関係でしょうか?」
スーツ姿の大森はメモをとる準備をした。
「わしは桜田 智美など知らんわい。知っているのは榊 春奈しかしらん。」
60歳ぐらいの初老の男、斉藤 信夫が答えた。
「んー?偽名?ですか?」
「そんなんどーだっていいんじゃ!ワシが知っているのは春奈だけじゃ!」
急に怒鳴りだした信夫を落ち着かせながら大森は話を続けた。
「すいませんすいません!じゃーその春奈さんのことでいいですか?」
「なんじゃ?」
「今回の事件ですが、あなたは、春奈さんと半年ほど同居していましたよね?春奈さんがいなくなる間、殺人のことは聞いていましたか?」
「.........しらんかった。知っていれば何か助けなったかもしれん」
「では、彼女は極悪非道なんてニュースで言われていますが....」
大森がメモを取りながら次の話をしている時に、目の前に信夫が持っていた杖が叩きつかれたのだ。
「わーーーー!!何するんですか?」
「えーい!うるさい!春奈のことを侮辱するやつはゆるさん!でていけー!!」
大慌てでメモとバックをもって外へと逃げた。
「春奈はそんなやつじゃないわー!!」
逃げ出した大森の後ろからそんな声が聞こえた。

〜〜〜〜
「ふー。これで二件目。今回の事件、桜田智美はなんで殺人を犯したのか?全然わからない。」
大森はこの前にも滝沢 和也と言う男から桜田智美のことを聞いている。
今回と前回でわかったこと。

桜田智美は悪い人間ではなかった。

今回と前回で分からなかったこと

桜田智美はなぜ殺人を犯したのか?

「ん〜時間かかりそうだなぁ〜次は東京か?」
謎を抱えたまま大森は東京に向かった。

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とりあえず第一話終了?
今、話題のニュースにインスパイアされて書いて見ました。
頭の中ではストーリーはあるんですがなかなか上手く書けませんでした。意味分からないところがありますが続きが気になるようでしたら続きを書かさせて頂きます。
1 [奇妙なメール]

「新着メールあり」
やぁ。
元気かい?
久々だね。君とはかれこれ1年は会っていない。
どうだい?調子は?彼女とは上手くいってるのかい?
今日、メールしたのは君に伝えないとイケないことがある。
僕は、探し物をする為に遠くに旅に出なければならない。
いろいろと迷惑をかけるかも知れない。
その時は勘弁してくれ。
また、メールする。

2 [奇妙な友人]

俺は、あいつからきた奇妙なメールに返事を返した。
元気でいること。
最近、転職をしたこと。
そして、彼女と別れたこと。
あいつとは中学以来の友人だ。
ここ最近、仕事だったり恋愛だったりで少しばかり疎遠になっていた。
しかし、あいつのメールアドレスはもうすでに使われていなかった。
それから二週間して、あいつの葬式のハガキが届いた。
いままでに味わったことのない悲しみ襲ってきた。
俺は、黒を身に纏いあいつの実家へ向かった。

[金沢家]→
あいつの家は、俺の家から歩きても15分の所にある。
こんなに近いのになんで会わなかったのか.....
後悔が頭の中をいっぱいにする。

葬式は実家で行われていた。
実家は貸家で月15万の家賃らしい。それにしては庭が広い
香典を渡し、名前を書いた。
中へ入り放心状態のあいつの母親が壁に倒れるようにして座っていた。
あいつの父親は小さい頃に女を作りどっかへ蒸発している
母親一つで育ったのだ。
そのことを知っている俺は心が痛かったが涙は出てこなかった。
挨拶をして、あいつの顔を見ようと思ったが体がない。
よくよく事情を聞くと自殺をして遺体がまだ見つかっていないようだ。
なぜあいつが自殺をしたのか?
俺に送ったきたメールはなんだったのか?
探し物とは一体なんだったのか?

人の死に関しては謎が多い
実際、何も考えないでただ、死んだだけかもしれない。
そんなことを考えながら俺は昔、あいつとよくたまっていた公園に足を向けた。
あいつの家から15分歩いた。
久々にこっちに来たが風景がガラリと変わっていた。
ビルが建ち、マンションと建売の家が立ち並んでいた。
公園はだだっぴろくベンチとブランコしか無い簡素な公園だ。
ベンチに座りあいつのことを考えた。
喧嘩したこと、笑ったこと、考えたこと。
涙が止まらなく出てきた。
俺はそのままうずくまるようにして前に倒れた。
そして俺は、あいつの声を聞いた。

「やぁ。ここにいたんだね?探したよ。
やっぱり迷惑かけたね。勘弁してくれよ。
探し物が見つかったから必ず帰るから」

「夢...か?」一瞬、意識が飛んだとうな気がした。
そしてポツンポツンと俺の代わりに空が泣きはじめた。
その帰り、
雨に濡れながら俺の目に止まった看板を見て決心した。
[片桐探偵所 どんなことでもお引き受け致します。まずはご相談を!]
俺は躊躇わずドアを叩いた。
「はーい、どうぞ。」
そこには、
しわくしゃのスーツ姿、コーヒーと新聞を持ち
ここの探偵と思しき人物が立っていた。
あいつは死んじゃいない。
俺は、あいつとあいつの探し物を探すことにした。

3 [奇妙な客]

「雨かぁ 今日も客なしと」
探偵:片桐は、いつもように新聞を読み外を眺めていた。
〜25才 男がが川に飛び込み行方不明。
〜100人体制で捜索したがいまだ見つからず〜
「いやだね〜」
と片桐は言いながら台所に行きコーヒーを入れた。
窓に立ちコーヒーと新聞を読むのが片桐の日課である。
トントン トントン
「客だ。 はーい、どうぞ」
ドアがゆっくり開きそこには、
喪服を着た雨に濡れた男が立っていた。

片桐は客を見て唖然としたが
この業界長くやっていると喪服でずぶ濡れの客の一人や二人くるさぁと納得させ、応接室に通した。
客は無口であったが感じは悪くなかった。
タオルを渡し事情を聞いた。
「どうぞ、お座りください。片桐と申します。相談ですので事情だけお伺いします。」
沈黙が続いたあと、客は話しだした。
「人を探してほしいんです。」
「人?身内の方?それともお知り合いの方」
片桐は客の顔を見るなり以外に若いことに気づいた。
「友人です。」
「お友達ですか。ん〜どういった事情でしょうか。」
客は黙り沈黙がしばらく続いた。
「さっき、その友人の葬式に行ってきたんです。」
今度はかなり長い沈黙が探偵事務所を覆った。

4 [探し物の行方]

送信。
彼には連絡しとかなければならない。
迷惑をかけるかもしれないし。
それに知って貰わなければならないし知らなくてはならない。
こっちの世界にいつ戻れるだろうか?
一週間、一ヶ月、はたまた一年。
僕は「あれ」を探し出さなくてはならない。
僕はようやく「入口」を見つけた。
ただ苦痛なのは入口は川の中にあること。
そして僕がカナヅチであること。

続く。

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