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俺はその夜多くのことを学んだコミュの『 夕陽のガンマン 』(65年伊・西)監督:セルジオ・レオーネ

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父親がダーティーハリーが大好きで子供のころ
いっしょによく見た記憶がある。

ダーティーハリーをシリーズで見ていると
クリント・イーストウッドの年のとり方が
良くわかる。

この人は年をとるたびに渋みと哀愁を増して
くる名優だな、とつくづく思う。

夕陽のガンマンはそんなイーストウッドの若き
頃の名作。

若い頃も十二分にかっこいいが、何か物足りない
気がするのは、今と比較してだろうから少し気の毒
かもしれない。

音楽も描写もとても60年代の西部劇とは思えない
ほど、さらりとしてかっこいい。

正式な題名は「THE GOOD、THEBAD、AND THE UGLY」
(善玉、悪玉、そして卑劣漢)

この映画で強烈な異彩を放っているのは、
ジャン・マリア・ヴォロンテ(卑劣漢)と
リー・ヴァン・クリーフ(悪玉)の二人の
西部劇の名優たち。

とりわけ個人的にはジャンの悪党ぶりと哀しさと
ゴキブリ並みのタフネスぶりが好きだ。

マカロニの悪党っぷりにすっかりはまってしまったが
ジャン自身は実は、社会派の映画俳優だそうな。

映画とは関係ないが、左翼主義の共産党らしい。

共産党員のマカロニ、というのは不思議な気がするが。

金に対するあくなきバイタリティ、手段を選ばない
悪党っぷり、やられたらやり返す、とにかくタフで
行動的なジャンが、クールなイーストウッドと対照的
で面白かった。

マカロニウェスタンを見るのに難しいことなんて
何一ついらない。

そこには主題性もなければ主義もない。

ビールを片手に、その男っぷりとドンパチをただただ
楽しむのみである。

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