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特亜記事保存会コミュの【疑惑の濁流】金正日総書記直轄のベンツ商人が送ったピアノとタンクローリー…暗躍する秘密組織

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090628/crm0906281301006-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090628/crm0906281301006-n2.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090628/crm0906281301006-n3.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090628/crm0906281301006-n4.htm

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2009.6.28 13:00
長距離弾道ミサイル発射や核実験の再開を予告し、ギリギリの恫喝外交を仕掛ける北朝鮮。兵庫県警はその北朝鮮に、ミサイル運搬や液体燃料の輸送に転用できるタンクローリーを不正輸出しようとした中古車販売会社社長を逮捕した。社長は過去にメルセデス・ベンツやピアノなどを北朝鮮に送り込んでいたことも捜索先の押収物から判明した。受け入れ先は金正日総書記の秘密資金を獲得・管理する「朝鮮労働党財政経理部(39号室)」の直営商社。北の軍需物資とぜいたく品調達ルートがまたひとつ浮かび上がった。



マツタケ牛耳る権力機関…ぜいたく品は札付き組織へ


 兵庫県警が外為法違反容疑で逮捕したのは、鄭麟采容疑者(60)。平成20年1月、神戸港から中古の国産タンクローリー2台を韓国向けと見せかけ、北朝鮮に輸出しようとした疑いがもたれている。

 タンクローリーの発注者は「朝鮮白虎(ベコ)7(チル)貿易会社」。

 警察幹部が言う。

 「ベコチルは、表面上一般の商社を装っているが、実態は朝鮮人民軍が運営する軍需物資調達企業。鄭容疑者は北朝鮮の軍備調達網の末端に取り込まれて、人民軍ミサイル部隊の機動性向上に一役買っていたことになる」

 鄭容疑者は、北朝鮮産マツタケの日本向け輸入も手がけていた。北朝鮮では、マツタケは軍や、秘密警察である「国家安全保衛部」などの権力機関にだけ収穫、販売などが許可される特殊産品。「日本への輸入取り扱となれば、軍の外貨調達ラインにパイプがなければできるものではない」(韓国情報筋)という。

 だが、警察当局は鄭容疑者の関係先から押収した電子メールや受・発注書類などを詳細に分析した結果、さらに大きな疑惑をつかんだ。

 鄭容疑者は昨年10月から12月にかけ、平壌の商社に、ベンツやピアノを不正輸出していた内容が含まれていたのだ。こうした物資の受け入れ先として浮上したのが、「ルンラ貿易会社」だった。



 ルンラ。金総書記の秘密資金の獲得と運用を担当する39号室の直轄企業として、世界の治安当局が常時資金の流れを監視している事業体の1つ…。警察当局がこの名前を確認して、敏感に反応しないわけがない。



宮殿でぜいたく品消費…「敵対行為」と捜査批難


 18年10月の核実験を受けた国連安全保障理事会の制裁決議に基づき、日本政府は生活必需品以外の「ぜいたく品」の対北輸出を禁止している。ベンツやピアノはまさにこの「ぜいたく品」に該当するのだ。

 北朝鮮では、日本をはじめ各国で調達される高級車や高級酒、高級食品などのぜいたく品は特別な意味を持っているという。

 公安当局幹部が言う。

 「ぜいたく品は、金総書記の家族らが日常生活で消費するほか、金総書記の誕生記念日などに記念品として国家指導層にプレゼントとして振る舞われたりする。こうした物資は北朝鮮で陸揚げされると専用列車で平壌まで運ばれ、金総書記らの“宮殿”で消費されていたことが、脱北者の証言などで明らかになっている。ぜいたく品は、北の体制維持に直結する重要な物資だ」

 日朝間を往来していた大型貨客船「万景峰92」の入港禁止に加え、ぜいたく品の輸出も止められた北朝鮮。金総書記の“懐”をかすめる格好となった今回の摘発には極めて神経質な反応を示している。

 朝鮮中央通信は今月2日、「卑劣な対朝鮮謀略策動」と題する論評で捜査を次のように非難している。

 「日本の警察当局がわが国に対する『軍事的用途の設備輸出』を口実に、いわゆる『容疑者』逮捕騒動を繰り広げた」「日本反動らの必要によってでっち上げられた反共和国策動の一環であり、一顧の価値もない」




 北朝鮮の憤りが伝わってくるが、論評はさらにこんな指摘もしている。

 「日本当局が朝日貿易に従事する日本の各輸出業者に対する輸出銀行融資を認めなくなって久しい。わが方と日本の間には、政府レベルの貿易や財政分野はもちろん、初歩的な民間レベルの交易すら行うことができなっている」「『万景峰92』号に『拉致工作船』だの、『不正送金船』だのというレッテルを張って、2006年7月から入港を完全遮断したことは、その端的な実例だ」

 このあと論評は、捜査と経済制裁を「敵対行為」だと強く非難している。北朝鮮に警告する目的の国際社会の制裁を「政治・軍事圧力」だと切り捨て、強盛大国建設は力強く進めると結んだ。

 朝鮮情勢の分析を担当する公安幹部は、北朝鮮側の激しい反応について「前半部分は、金総書記の懐に手を突っ込んだことによる拒絶感。後半は、経済制裁の中止や万景峰号の往来再開を求めるメッセージと読める」と指摘した。



ベールに包まれた39号室…偽たばこ、偽札、拉致支援も


 日本からの物資調達を主導している39号室とは、一体どんな組織なのか。

 警察当局幹部は「組織実態や名称を含め機密性が高く、明言できない」としているが、韓国の情報機関関係者によると、39号室は労働党中央委員会書記局に所属。金総書記のための外貨獲得を目的として設立された機関で、資金の調達・運用・管理を担当する部署と、ぜいたく品を中心に、高級日用品や軍需品の一部を調達する部署からなるという。

 米情報機関関係者によると、偽たばこの製造販売や、偽ドル紙幣の流通や真券との交換などにも関与したとみられるという。


朝鮮労働党創建60周年記念の閲兵式で拍手する(右から)金正日総書記、金永南最高人民会議常任委員長、趙明禄国防委員会第一副委員長(当時)=平壌市内(共同)
 対外的に一般商社を偽装するため、傘下に複数の貿易会社グループを運営。中核企業の「大聖(テソン)経済グループ・大聖貿易総会社」は、過去に日本からの漁船不正輸出事件に関与したほか、拉致被害者の久米裕さん=拉致当時(52)=を拉致したとして国際手配された工作員、金世鎬容疑者が事件前に日本に極秘入国した際に、社員の偽装身分を提供するなど、拉致工作機関とも密接に連携している。

 核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、緊張を高め続ける北朝鮮は、今後もさまざまな物資への需要を高めるとみられる。

 公安幹部は「体制維持に直結する39号室の活動はますます活発になるだろうが、国際監視網も今回はそれほど緩くはない」と各国が連携して包囲網を強めていることを示唆した。

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