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科学は愛ですコミュの遺伝子の操作で記憶力を高めて「賢く」なる

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(Texans engineer smart mice:5月29日英語版配信分)

遺伝子を操作して、動物を 「 賢く 」 することができたと科学者は報告しています。

アルツハイマー病に関係する遺伝子のスイッチを切って、脳内の 1 つの酵素を欠くように操作したネズミは 「 賢く 」 なりました。学習能力、記憶力が高くなり、環境の変化をすばやく理解しました。

動物を 「 賢く 」 するのは、極めて稀で貴重です、多くの認知的な発見があります、と研究者はいいます。環境への感度が増したことが、ネズミをより賢くしたように思えるといいます。

この発見は、アルツハイマー病や PTSD など、人間の脳の認知障害の治療法の開発に役立つかもしれません。

テキサス大学サウスウエスト医療センターの神経学の教授のジェームズ・ビブ (James Bibb ) 氏らが、 Nature Neuroscience 誌に発表しました。

研究者は、初めて、大人の動物で遺伝子のスイッチを切ることができることを示しました。この遺伝子を完全に欠けたネズミをつくったときは、赤ちゃんネズミは生まれたときに死んでしまいました。

研究チームは、遺伝子を操作して、Cdk5 遺伝子のスイッチを切って、Cdk5 が欠けたネズミ ( マウス ) をつくりました。

Cdk5 が欠けると、学習能力に関連する NRB2 が増加します。

研究チームは、 1999 年に、プリンストン大学で開発された 「 賢い 」 ネズミに触発されて、今回の研究をおこないました。プリンストン大学のネズミは、 NR2B --連想記憶に関与する遺伝子 -- を操作することでつくりだされました。

一連のテストによって、普通のネズミよりも、この遺伝子のスイッチを切ったネズミは 「 より賢くなる 」 ことを発見しました。

「 賢い 」 ネズミは、水迷路 -- 水を入れた水槽につくった通路 -- の道を学んだり、ケージに入ると電気ショックが与えられることを記憶することに優れていました。

Cdk5 の欠損が、はるかに強い連想記憶を与えたことは、非常に明確でした、とビブ氏は述べています。

本当に面白いことは、通路をよく覚えただけでなく、翌日、同じ環境に戻すと、ショックを受けないように注意したことでした、とビブ氏はいいます。

Cdk5 遺伝子は、アルツハイマー病のような脳の神経が死ぬ病気に関係する、脳の酵素の生産を制御します。 Cdk5 は、神経細胞が失われる過程に関与しています。

通常、Cdk5は、神経細胞膜の中で見られて、細胞を刺激して神経伝達物質と結合させる -- 細胞間の情報伝達をよくする -- NR2B と呼ばれる分子を破壊する、もう 1 つの酵素と一緒に働いています。 NR2B は学習の初期段階に関与します。

研究結果は、 Cdk5 が脳から取り除かれると、NR2B のレベルがかなり増加して、学習のための準備がおこなわれることを示します。

この研究は動物を 「 賢く 」 するだけでなく、さまざまな認知障害の治療のための、有望な生物化学ターゲットも発見しました。

この新しいメカニズムの発見によって、認知機能に損傷のある人々の認知性能を改善する新しい薬を発見できるだろうといいます。

研究チームは、現在、遺伝子の変更の必要のない同じ効果のある薬を開発するための研究を行っています。

他に、外傷後ストレス症候群 ( PTSD )、中毒、うつ病などの、状態を改善するだけでなく、問題を引き起こしている否定的記憶を取り除くように、選択的にそれを変更したいケースがあります。多くの可能性があると思うといいます。

しかし、長期の効果はまだ明らかではありませんと述べています。


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http://www.rda.co.jp/topics/topics2771.html

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