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オーストラリア一周旅行コミュのロンメルのオーストラリア一周 ケアンズ−スリーウェィズ編

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オーストラリア一周旅行 第二部

「ケアンズ−スリーウェイズ」編

しばらくは、海とはお別れ・・・海が近いと感じるだけでもなにかリラックスするのだが、クイーンズランド横断と考えるとと心が引きしまる。
ケアンズの町は、あまり面白みを感じなかったのだがケアンズの周辺は大変に面白い。
故郷の日本は「温帯性」 自宅は「亜熱帯性」のロックハンプトン ケアンズの森はトロピカルジャングルだ。
気が遠くなるほどの歳月をかけて出来上がったフィグ ツリー(イチジク)の生存競争の芸術・・・

おっと? 
自分達のキャンピングカーの横にピッタリと駐車した同じようなワンボックスカー。

あら?
中から誰かが手を振っている。

まさか!
ミッションビーチで知り合った4tトラックのモービルホームのドイツの老夫婦ではないか!
お互いに再会を喜んだ。
「いやー まったく君のアドバイスの通りだった。」
何の事?
「ケアンズであの大きいトラックからコッチのバンタイプに変えてもらったんだ。 運転も楽だし 妻も時々運転してくれて自分も時々休憩が出来てまったく素晴らしい。 オーストラリアは素晴らしい! ドイツから300キロ西に行って300キロ南に行って300キロ東に言って300キロ北に行けば・・・どれだけの国々を通過するのか想像もつかない、でもオーストラリアでそれをやってもまだオーストラリア国内なんだから まったく自然の規模の大きさに驚きと尊敬する。」
とこのオヤジもオーストラリアファンになってしまったようだ。
♪ ド〜イッチェ ドイッチェランド ウ〜バ ア〜レス ウ〜バ〜ア〜レス イン デア ウェルト・・・♪
と駐車場で自分がドイツ国歌の始まりだけを歌うとその親父は全部歌ってくれた。
「ドイッチェ ウント ヤーパン イスト フロイント フュア イマー。」
片言のドイツ語で
「ドイツと日本は、永遠に友達だ。」と言うと
「ヤー! ヤー!」(そうだそうだ)とそのオヤジも喜んでいた。

日本でよく「狭い日本 そんなに急いで どこへ行く。」「急げば回れ。」とよく耳にしていたが、自分はこの交通標語が大嫌いだ。
「狭い日本 そんなに急げば 早く着く。」「急げば急げ。」が正しい。
しかし この老夫婦との再会でその自分中心のドライブスタイルから何か変わっていくのを感じた。

<日記より抜粋>

・ ・・100?制限ハイウェイを80?で走っている奴。
血相を変えて120?でぶっ飛ばしている奴・・・速度ってなんだろう。
120?で走っても80?で走っても一週間後には、観光地の駐車場に肩を並べて駐車している。
まったく・・・「広い豪州 そんなに急いでどこへ行く。」ぴったりだ。

コメント(8)

ロックハンプトンとかウィットサンデーとか懐かしい!!ロックハンプトンはワーホリの人たちがフルーツ狩りなどでお金を稼ぐ場所で有名だった気がします。。

私はグリーンアイランドとホワイトヘブンビーチ、パロネラ行きました。
また行きたい☆
みよちゃんさん

書き込みありがとうございます。
今後ともヨロシクデス。
フルーツ狩りは、バンダバーグじゃないかな?
さて内陸のマタランカの町。
内陸とはいってもケアンズと目と鼻の先。
本格的に内陸のドライビングコースに入るには2コースあった。
このまま地図の赤線ケネディーハイウェー(国道?)を通ってヒューヒンデンに行くか?
ケアンズに戻って昇ってきたブルースハイウェーをタウンスビルまで南下しそれから内陸に入るコースを取るか。
ケネディーハイウェーの方が短距離で、また同じ道を逆行するのも悔しいのでケネディーハイウェーを選んだ。

ハイウェー? 国道? 制限速度は80?となっているが5メーターほどの道幅は、運転に神経を使う。
まあ 交通量が少ない・・・というかほとんどない道ではあるが運転に気をつけ時々目にする内陸の「名所」(なんちゃないただの滝)を見たりした。
急に雲行きが怪しくなり後方から雨が降りだしているのかはるか後方が白く濁って見える。
道は狭い! まだ昼過ぎなのにだんだん暗くなってくる! 
オアシスロードハウス
その名にふさわしいホッとする名前・・・しかし後方の地平線は雷が光この辺も雨が降り出すのは時間の問題だ。
計画のヒューヒンデンに行く道は・・・ゲゲェ〜真っ赤な260?ほどのダートロード大雨の中を80?で走ったとしても3時間一寸。
結果的には遠回りになってしまうがこのまま5メーターの半舗装道路を通っていくと250?。
ロードハウスの店員に聞いてみるとこの道は、ほとんど乳牛関係の者しか通らずまたヒューヒンデンへの道はダートで水浸しになると孤立してしまう所もあるとか。
迷わずチャータースタワーズへの道を選んだが、その道はクネクネと農場内を走る道なので牛には気をつけてとのアドバイスだった。
これでは時速80?では、走れそうもない。

雨が降ってきた。 
旅行に出てから始めての本格的な雨。
風も強い。
時々突風でハンドルが取られる。
側面から誰かが車体を押しているように車体が揺れる。
スピードメーターを見ると50?で走るのがせいぜいなようだ。
「あ! 雨漏りです!」
後ろのKさんが悲鳴をあげた。
大雨の中路肩に車を止め見てみると、箱バンに窓をつけたものでその窓枠のから雨が染み込んでいた。
床に寝転がって作業を進めた。
「私が運転します。 補修をその間お願いします。」
とKさんがハンドルを握った。
ゴムシールチューブでシール作業を進めた。
嫁さんは、そのまま助手席に座ってナビゲーションをした。
「K!K! ほら『DIP』!」「ほら 『HUMP』!」と日本語で言っていたものの一番肝心なドライバーが『DIP』凹、『HUMP』凸の意味が分かっていない、またスピードメーターを見るとこのドシャブリのなか80?でぶっ飛ばしている。
車体が上下に揺れる。
後で聞いたところによるとワーニングサインボードの『DIP』の意味も、『HUMP』の意味も全く分かってなく。
分かったのは80?サインだけで、だから80?で巡航したとの事でした。

オオ・・・クワバラ クワバラ

チャーターズタワーズへは18:00ごろ到着キャラバンパークに入ってそのままバタンキューだった。

オーストラリア一周旅行アドバイス
「自分の安全の為にもせめて交通標識の意味だけでも分かっていましょうね。」
昨日のサファリラリーの悪夢も嘘のように晴れ渡った天気。
でも地図を見るとほとんど一直線、実際に走って見ると全くの一直線。
しかし 時々飛び跳ねるカンガルーや忙しそうに走るエミューを見ることが多くなった。
道路沿いに死んだカンガルーを見飽きていたが、飛び跳ねるカンガルーや忙しそうに走るエミューを見るのは、初めてで面白げのない道も何かと楽しい。
交通量が少ない。
たまにすれ違うのは、キャンピングカーばかり。
それもすれ違いざまに大きくてを降る「See Ya Mate気をつけて! またどこかで会おうぜ!」

体感的に一直線の道を突っ走り(写真? 写真?)昼食に(ヒューヒンデン)という町に立ち寄ってみた・・・ものの昼食にできるような軽食屋さんがなくパブに入った。
中では、カウボーイの連中が小コンサートをやっていた。
「ギギーィ・・・バッシャーン。」とドアの音。
テンガロンハットを被った目が一斉に注目!
なんだか マカロニ ウエスタン映画の悪役がパブに入って来たような雰囲気・・・こわ〜。
一人、二人、三人とステージのギターシンガーに目を戻す・・・フゥ〜・・・。
目立たないように端っこに座った。
食事を皆終わりかけた頃
「今日は、みんなどうもありがとう。 こんな素敵なお客さんは久々だよ!」
「イーハァ〜!」拍手の嵐!
「そちらに 座っている日本人のお客さん! コニチワ! アリガト!」
また 一斉に自分達に拍手と注目!
でもその時は、入って来たときのよそ者を見る目ではなく、同じ娯楽を楽しんでいる仲間を見ているような温かい目でした。
これが「Mate sprit」ではなかろうか?

これ以上先に行くと宿泊設備がありそうな町に着くのは夜になりそうだ。
午後三時ごろマウントアイザへの中間点の村に、読んで字のごとく「ミッドウェイ キャラバンパーク」という所を今日の終点にした。(写真?)
丘の上の村営キャラバンパーク シャワー、トイレ、電気の最低限だけ備わった簡素な場所でも景色はいい・・・でも受け付けがない・・・え? ただ?
5時一寸前に怪しげな男がキャラバンを覗いてはお金を受け取っている。
なんじゃ!こんな田舎にも乞食はいるのかよ!
そいつが、自分達の所に来た。 あら? 乞食でも身なりは、ちゃんとしている。
「グッデイ おらデイブつーんだ 15ドルちょーだい。」
「なんでよ! なんであんたにあげなきゃいけないのよ!」と嫁さん。
その男ニコッと笑って名札を見せながら
「村役場から来ました デイブです。 宿泊料金の収集をしています。 乞食かなにかと思ったんでしょう。 いいですよいつものことですから。」
と大笑い!
とKさん以外みんな特に嫁さんは顔を真っ赤にして笑っていた。
さあ 今日はマウントアイザまでの初めての700キロ近い単調な道、700?÷時速100?=7時間。
そんな簡単な計算が成立するはずがない。
早めに8時前には出発した。

さて内陸に入りだして明らかに海岸沿いには、見かけない光景に「ウインド ミル」(風車)がある。
これは、風車を利用して地下水をくみ上げ動物に水を与えるのを目的としたものですが、昔からナマ水は飲んだらいけないと暗示に掛けられている日本人はあまり口にしないのではないでしょうか?
確かに飲めない水もありますが、その場合は「飲料不可」の注意書きがしてあります。
また 不思議と動物も飲めない水の「ウインド ミル」の近くにはいません。
飲むと本当に冷たくておいしいです。
よく日本人がおなかを壊すのは、精神的な事からくるのではないでしょうか?
キャンピングカーの冷蔵庫にウォーターボトルをいれそのウインド ミールのたびに休憩しその冷えた水でシャワー! 目がさめる。
空のボトルにまたウインド ミールの水を入れ冷蔵庫に入れ・・・。
変化のない内陸の道 そんな小さな水遊びのような事にとても幸せに感じた。
さあガソリン満タン!
これで700?は余裕で走れる。

周りの景色もブッシュ(やぶ林)から枯れた草原へと変わってきた。
ん? 何か車の調子かおかしい。
なんだか前から押されているようで時々ハンドルも取られる。
休憩に止まって外に出てビックリ風が強烈に強く風上に向かって走って行かなければならないコースだ。
燃費計算も変わってくる。 ガソリンは、もつだろうか?

午後5時ごろマウントアイザのキャラバンパークに着いた。
ゲージは、ほとんど底をついていたがキャラバンパークの向かいがガソリンスタンドだったので、そのままキャラバンパークに入ってシャワーを浴びて食事をした。
世界的に露天掘りで有名な人工的なマウントアイザの建造物は昼間は威圧されてしまうが、夜の光景はクリスマスツリー、未知との遭遇のように美しい。

ここから「スリー ウェイズ」までまた700?近い距離。
途中一箇所ガソリンを入れられそうな場所がありそうだ。
色々と驚かされますね!貴方と言う人は!!一寸、腰が抜けて居りますわ。(笑)
うわ! そ・・・空が強烈スッポンポンの青空! 気持ちがいい!
風も昨日ほど強くなさそうだ。

30分走るとそこは別世界。
思わず車を止めた。
360°青空と地平線・・・日本では、まずお目にかかることはないだろう。
みんな空を仰ぎグルグル回るばかり本当に嫁さんを含み声が出ない。
30分走ってこんな光景だから数時間走るとどんなになるのか?
オチを先に言うと今日一日は地平線との追いかけっこだった。
一時間ほど走りクイーンズランドとノーザンテレトリーの州境に着いた。
<写真 1>
<写真 2>
何もないただ有刺鉄線が南と北に無限に延び地平線に消える。
クイーンズランドとノーザンテレトリーの時差は一時間(日本と同時間)。
州境よりも落ちて来そうな360°の青空、大地、地平線に言葉を失った。
今度キャンプをするならここにしよう・・・。
星が綺麗そうだ!

・・・・・・・・・・・・・・州境・・・・・・・・・・・・・

ほとんど草木は50センチ以下の砂漠のなかを1時間ほど走った。
「あれ何?」
嫁さんが地平線を指差した。
道路上の黒い一点。
一分間ほどその黒点に注目しながら運転した。
バイクだと即 地平線彼方に消え去る。
止まっているならだんだん近づいてくるはず。
確かに近づいているが止まってはいない。
車ほどの高速ではないが低速で前進している。
しばらくすれば追いつくはずだ。
だんだん近づいてきた黒点の側面でゆっくりと上下運動をしている・・・足?
まさか! 自転車? 黒い髪! 日本人?
Kさんが窓に張り付くようにしてその東洋人を見つめる。
「あ! 日本人です! 絶対日本人です!」
そらそうだろう、東洋人でこんなアホな事をするのは日本人だろう。
追い越して前方でそいつか来るのを冷たいジュースで待ち受けた。
「こんにちは。」とKさん。
「え? こんにちは! 日本人の方ですか? なぜこんな所に?」
それはこっちが聞きたいところ。
「冷たいジュースをどうぞ。」
「うわ〜! いただきます。」
バサバサに日焼けして皮がむけた唇がわらった。
彼は、石川県出身のタカタ君。 一日100?ペースで旅行をしているらしいフロントバック2つは水タンク・・・経験から来ている装備だ。
真っ黒に日焼けした顔からこぼれる白い歯が印象的だった。
<写真 3>

原野をしばらく走ると検疫所があった。
検疫所? 別に国際旅行をしているわけではないのに?
オーストラリアは、ご存知のように広大な土地です。
そのためにいくつかの自然の生態、特に植物の生態域にまたがっており それを崩さない為にナマ植物、種類などは、クイーンズランドと北部特別地域、北部特別地域と西オーストラリア州との間で特に厳しいようです。
罰金とかそのようなもの(もあると思いますが)ではなくそれらを自主的にごみ箱に放棄する程度の事です。
これはオーストラリア大陸を旅行する者の義務だと思います。

上記の追加

スリーウェイズ

左に行けばアリススプリングスを通ってアデレード、右に行けばキャサリンを通ってダーウィンに行く。
ただ本当にその三つ角のための家々の集落。
今日はここに止まって明日に備えよう。

オーストラリア一周旅行 第二部 「ケアンズ−スリーウェイズ」の部 終了

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