ベトめし（ベトナム料理)の会コミュのCNNの選んだベトナムのゲテモノ料理

　昨晩振った雨が夜中になって激しかったですが，これで桜も終わりでしょうね…

　さて，マイミクさんにはゲテモノ好きな方が多いのですが，今日，古い記事を見つけました。
　米国のニュース専門放送局ＣＮＮが昨年１０月，外国人が恐れおののくベトナムのゲテモノ料理5品を発表した記事です。

　見事この栄誉に輝いたのは，☆昆虫料理(メコンデルタ地方クメール族の特産物)，☆蛙料理，☆臓物の煮物(Pha lau)，☆イカの口(Rang muc)，☆ホビロン(Hot vit lon)の５品。

　☆昆虫料理
　　・椰子虫＝椰子の木に寄生する幼虫というかイモムシです。古いデータで申し訳ないですが，２０１０年には１匹９０００ドン(約￥９０)という，結構高価なものでした。食べ方は焼きたてを食べます。確かに外見はグロテスクだが，おいしくてビックリです
　　・蚕＝蚕の炒め物。特に味もなく，おいしいものではありません。ベトナム北部料理です。
　　・虫＝フリットにして食べます。ベトナム人のガイドに｢子供の頃，よく採ってた虫だよ｣と言われましたが，それが何かは不明バッタやイナゴの種類なのだろうかフリットの衣で隠れていれば抵抗なく食べられるが，おいしいものではありません

　☆蛙料理
　　カエル料理は，鶏肉よりも栄養があるということで，ベトナムではポピュラーな食べものです。普通は，フリットや唐揚げにしますが，姿焼きでも食べます…味は淡泊なササミみたいですが，フリットや唐揚げの方が美味しいと思います〜
　　ヌマガエルの姿煮はさすがに食べれませんでした

　☆臓物の煮物
　　ベトナム人は動物の体の一部たりとも無駄にはしません。 Pha lau の屋台には，牛や豚の腸や肺，腎臓，心臓，胃が積み上げられています。
　　私が食べたのは｢牛のもつ煮込み｣
　牛肉の臓物を，砂糖，塩，味の素，ココナッツジュースで煮込む｢ファーラウボー｣。味付けをする時に，紅の木の種を揚げて粉末にしたもので色付けをしています。見た目は少々グロテスクですが，調理ばさみで一口大に切り，手のひらに乗る程の小さな器に入れてくれます。この料理は甘く，こってりとした味わいなので，唐辛子とライムを少々加えると味が引き締まって丁度良くなります。
　ベトナム風フランスパンに煮込み汁をつけて食べても美味しいです。おやつにはもちろん，お酒のつまみにもなりそうな1品です。２０１０年の時点で1杯６０００ドン(約６０円)。

　☆イカの口
　　日本じゃ酒のつまみの珍味で売っているから別にびっくりもしません

　☆ホビロン(孵化しかけた卵)
　　ベトナムやフィリッピンの名物・ゲテモノ料理｢ホビロン｣。グロテスクですが，味は濃厚な茹で卵のようで美味しいです。たいてい屋台で食べられます。
　　アヒルの卵の方が有名ですが，うずらの卵の方が小さくて食べやすいです。一口でチュル〜っといただくので，中身を見ずに食べられます。


　☆私が考えるゲテモノ
　　★豚の脳みそ＝ヤギ鍋屋で別途オーダーできます。ガイドに言わせると｢猿の脳みそ｣と表記してあっても，実は｢豚の脳みそ｣であることが多いらしいです前に中国でサルの脳みそを食べましたが，同じように白子みたいな感じでした。

　　★ネズミ＝私が食べたのは一番ポピュラーなチリとレモングラス炒めですが，チリとレモングラスの風味が強いためか，クセも臭いも感じず，淡泊で美味しかったです。ただ，ネズミ料理は骨が多いので面倒です。

　　★犬猫料理＝ハノイのホン河の堤防に沿って犬の専門店が何軒も並んでいます。
　　　同じように北部には猫専門店があります。私が入ったのは家族経営のお店で，おばあちゃんとその孫達が包丁でさばいていました。小さくてかわいい女の子も一生堅命猫の内臓をカットしてました。小さいながらも，偉いな〜と思いながらも，猫じゃなかったらいいのにとも思いました。
　　　まあ，犬よりはおいしいのかなぁ…料理によってはわりと食べられるとは思うけど，やはり好き好んで食べたいとはやはり思いませんでした。


　さて，今日の夕食は，チキンラーメンでベトナム風のやきそば
　タイ料理のヤムママのように超簡単で激ウマです

　子供から大人まで喜ぶの簡単料理なので，是非，一度作ってみて下さい。

■材料(１人分)：
　　・チキンラーメン　　　１個　　　　　　　　　　　　　
　　・豚ひき肉　　　　　　　　　　２００ｇ
　　・エリンギ　　　　　　　　　　１バック
　　・セロリ　　　　　　　　　　　１本　　　　　　　　　　　　　
　　・トマト　　　　　　　　　　　１個　　　　　　　　　　　　　
　　・ニンジン　　　　　　　　　　１本
　　・味付け調味料
　　　　塩胡椒　　　　　　　　　　少々
　　　　オイスターソース　　　　　大匙１弱
　　　　ベトナム醤油(日本醤油)　　大匙１弱
　　　　はちみつ(砂糖)　　　　　　大匙２/３
　　　　片栗粉　　　　　　　　　　大匙１杯(大匙１の水で溶く)

■作り方：
　　１．鍋にお湯を湧かせ，チキンラーメンを入れ，２分ぐらい茹でます。２分後，麺だけ取り出しますが，茹でた汁は後で出汁に使うので捨てないでおきます。

　　２．エリンギは１バック(２本か３本)から取出し，縦半分切ってから，さらに横から切ります。長方形のサイコロのように切ります」。
　　　　セロリは葉っぱの所を先に切り除いて，茎を斜め切りで切ります。葉っぱを捨てないで，最後の盛り付けに使います。
　　　　トマトは八等分切りわけて，それを各半分に切ります。
　　　　ニンジンはスティックのように長方形に切ります。

　　３．フライパンにサラダ油小匙１入れ，中火で加熱し，豚ひき肉を入れて炒め，塩湖沼少々で味をつけます。
　　　　ひき肉の色が変わってきたら，切った野菜を火の通り難い二ンジンから順番に入れて炒めます。
　　　　さらにゆでた汁を加え，オイスターソース大匙１弱，ベトナム醤油大匙１弱(なければ日本醤油でも可)，はちみつ小匙２強(なければ砂糖で代用)も加えて，５〜６分ぐらい炒めます。
　　　(注意)時々、味見をします。チキンラーメン自体味が付いているので，あまり濃く味付けしないようにした方が良いです。

　　４．セロリの葉っぱを入れ，さっと炒めます。
　　　　最後に火を小さくして，大匙１の水に溶かした片栗粉大匙１を加えて，よく混ぜたら，火を止めます。

　　５．ゆでたチキンラーメンの上にあんをかけたら完成です。ちょっと辛いのがすきな人は赤唐辛子を加えて炒めるのがお薦めです。