ベトめし（ベトナム料理)の会コミュの若葉雨にひとりごはん

私の住んでいる市川は朝からパラパラと

若葉雨(注)が降っています。
今年のＧＷの関東の天気は安定しないようですが，世間はＧＷ後半戦なのに，行楽にお出掛けの方にはお気の毒です…
　私は，独りで借りてきたＤＶＤを観たり，買っても積みっ放しにしていた本を読んだり，１日だけ鎌倉へ生シラスを食べに行っただけですが，久しぶりにだらだらと…
　五月の雨の日は，少し息苦しいくらい濃くなって来た緑も一休みするようです。

　昨晩は買ってきた，安倍夜郎さんの『深夜食堂』を２巻も読みました。
　安倍夜郎さんの漫画は，この『深夜食堂』しか読んだことがないのですが。続けて読んでみると，｢この作家さんは，義理人情を書くことだけじゃなく，庶民的な料理が好きなんだろうなあ｣ってしみじみ思う漫画です。で，夜中に読んでいると自分も料理がしたくなります。
　『深夜食堂』に出てくる料理は，ほんと，居酒屋というかめし処で出される料理そのものでリアルに美味しそうです。居酒屋や，昔，学生街の食堂で食べた料理なので，ちゃんと味の想像がつくし，難し過ぎる料理もないので，出てくるもの出てくるもの，食べたくなり，また，作りたくなります。
　私も，思わず，冷蔵庫にあったベーコンでカリカリベーコンを作ったり，今日のひとりご飯も，ソース焼きそばにしちゃいました。
　
　さて，今朝のソース焼きそばには｢春キャベツと油揚げのベトナム風スープ｣を添えました。
　普段の朝食ではいりこでちゃんと出汁をとって味噌汁を作ります。
それでもときどきベトナムのスープを作ります。ベトナムのスープはとても具沢山で，特に野菜をたっぷり使うので健康的です。
今朝作ったスープも本当にシンプルな味つけですが，春キャベツの甘い風味が引き立って美味しいです。

(注)若葉雨＝俳句では若葉雨が夏の季語。若葉，山若葉，谷若葉，若葉風なども同意の季語です。
(注)高谷先生のレシピを参考にさせていただきました。

■材料(2人分)：
　・春キャベツ　　　　　　　　１/２個
　・油揚げ　　　　　　　　　　１/２枚
　・鶏ガラスープの素(顆粒)　　小匙１
　・ヌクマム　　　　　　　　　小匙１
　・黒胡椒　　　　　　　　　　適量

■作り方：
　１．キャベツは大きめの一口大に切ります。
　　油揚げはキッチンペーパーで軽く表面の油をふき，１cm幅の短冊のような細切りにします。
　　※油揚げの油が気になる場合はサッと湯通しするか熱湯をかけて下さい。

　２．鍋に水2カップ，鶏ガラスープの素，ヌクマムを入れて，ざっと混ぜあわせます。油揚げを入れたら，上からキャベツをのせてふたをして強火にします。

　３．沸騰したら弱火にして，10～15分ほど蒸し煮にします。キャベツがやわらかくなったら味をみて，足りなければヌクマムを加えて味を調えます。

　４．器に盛り，黒胡椒をたっぷりふって出来上がりです。