ベトめし（ベトナム料理)の会コミュの池袋「ベトナム食堂」の「チャーカー」始まる

天気が今一つはっきりしない日曜日

今日から3月だというのに春らしさはまだ遠い気が…
さて,今日から池袋の「ベトナム食堂」でチャーカーが始まると言うので遅いお昼ご飯を兼ねて出かけました

「チャーカー」と言って思い出すお店はハノイの「チャーカーラボン」。
どんなガイドブックにも載っている有名店です。
ハノイの旧市街のチャーカー通りにあるこのお店は1871年に創業で,このお店の繁盛によって通りの名前が「チャーカー通り」に変わったというのは有名な話。まるで江ノ島の「サザン通り」みたいなもんです

私が最初にベトナムに行った十数年前はローカルな古い建物のレストランだったのですが,いまではガイドブックに必ず載っているせいか多くの外国人のお客が訪れるハノイの有名レストランになりました。
これだけ有名になっただけにメニューには「チャーカー」しかありません。

さて,池袋の「ベトナム食堂」のチャーカーですがお店には気合が入っているのが感じられるようにカラー印刷で作ったパンフレットがお店の壁にもテーブルにも。そして,パンフレットには詳しく食べ方の説明が載ってあるのでその通りに食べれば何ら問題はありません。
チャーカーの説明をさせていただくとチャーカーは,極めてシンプルな料理です。「ベトナム食堂」では切り身の魚を,多分,ターメリックで下味を付けてある程度炒めてから,お客様の前にテーブルにその鍋をカセットコンロの上にのせて出し,お客の前で炒めて仕上げるという仕方でした(写真右)。
食べる時には,お茶碗にご飯ではなく,ブンの上に,チャーカーと野菜とハーブ(写真中)とピーナッツをのせて食べます。
ベトナム食堂では味付けに「ヌクチャム」と「マムトム」を出してくれました( 写真左)。マムトムは私はハノイの味だと思っていますが,醗酵エビペーストなので,匂いも強烈なのでダメな人も多いかもしれません。
まぁ,マムトムの色も匂いもちょっとと思う人はヌクチャムで食べるのが無難だと思います。

以前も書いたのですが「名物にうまいものなし」と言うようにチャーカーには期待していませんでしたが,今回はうまくアレンジしてあり油っぽさもなく美味しく食べれました。
「ベトナム食堂」では3月中は食べれますので,是非,一度お試し下さい。

余談ですが食べ終って帰ろうとした時に奥でベトナム料理教室を終えた伊藤忍先生にお声をかけていただきました。料理教室も盛況のようです。
もっともっとベトナム料理が普及すればと思いながらお店を後にしました。

情報＝前回の合言葉と同じように「mixiを見た」または「キム小憎から聞きました」で1人前880円が440円になります。