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聖書のおはなし小部屋コミュのI-D-1 紅海を渡る―ヘブル人の恐怖心

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※I. エジプト脱出 1:1-15:21                                 
【D. エジプトからシナイまで 13:17〜19:2】
I-D-1 紅海を渡る 13:17-14:31
I-D-2 モーセの歌 15:1-21
I-D-3 メラとエリム 15:22-27
I-D-4 シンの荒野におけるうずらとマナ 16:1-36
I-D-5 マッサとメリバ 17:1-7
I-D-6 レピデムでアマレク人に勝利 17:8-16
I-D-7 エテロの訪問 18:1-27
I-D-8 シナイ到着 19:1-2


■出エジプト記14:1-20(〜31)
主はモーセに言われた、
2「イスラエルの人々に告げ、引き返して、ミグドルと海との間にあるピハヒロテの前、バアルゼポンの前に宿営させなさい。あなたがたはそれにむかって、海のかたわらに宿営しなければならない。
3パロはイスラエルの人々について、『彼らはその地で迷っている。荒野は彼らを閉じ込めてしまった』と言うであろう。
4わたしがパロの心をかたくなにするから、パロは彼らのあとを追うであろう。わたしはパロとそのすべての軍勢を破って誉を得、エジプトびとにわたしが主であることを知らせるであろう」。彼らはそのようにした。
5民の逃げ去ったことが、エジプトの王に伝えられたので、パロとその家来たちとは、民に対する考えを変えて言った、「われわれはなぜこのようにイスラエルを去らせて、われわれに仕えさせないようにしたのであろう」。
6それでパロは戦車を整え、みずからその民を率い、
7また、えり抜きの戦車六百と、エジプトのすべての戦車およびすべての指揮者たちを率いた。
8主がエジプトの王パロの心をかたくなにされたので、彼はイスラエルの人々のあとを追った。イスラエルの人々は意気揚々と出たのである。
9エジプトびとは彼らのあとを追い、パロのすべての馬と戦車およびその騎兵と軍勢とは、バアルゼポンの前にあるピハヒロテのあたりで、海のかたわらに宿営している彼らに追いついた。
10パロが近寄った時、イスラエルの人々は目を上げてエジプトびとが彼らのあとに進んできているのを見て、非常に恐れた。そしてイスラエルの人々は主にむかって叫び、
11かつモーセに言った、「エジプトに墓がないので、荒野で死なせるために、わたしたちを携え出したのですか。なぜわたしたちをエジプトから導き出して、こんなにするのですか。
12わたしたちがエジプトであなたに告げて、『わたしたちを捨てておいて、エジプトびとに仕えさせてください』と言ったのは、このことではありませんか。荒野で死ぬよりもエジプトびとに仕える方が、わたしたちにはよかったのです」。
13モーセは民に言った、「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。
14主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい」。
15主はモーセに言われた、「あなたは、なぜわたしにむかって叫ぶのか。イスラエルの人々に語って彼らを進み行かせなさい。
16あなたはつえを上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。
17わたしがエジプトびとの心をかたくなにするから、彼らはそのあとを追ってはいるであろう。こうしてわたしはパロとそのすべての軍勢および戦車と騎兵とを打ち破って誉を得よう。
18わたしがパロとその戦車とその騎兵とを打ち破って誉を得るとき、エジプトびとはわたしが主であることを知るであろう」。
19このとき、イスラエルの部隊の前に行く神の使は移って彼らのうしろに行った。雲の柱も彼らの前から移って彼らのうしろに立ち、
20エジプトびとの部隊とイスラエルびとの部隊との間にきたので、そこに雲とやみがあり夜もすがら、かれとこれと近づくことなく、夜がすぎた。


エジプトでは、民が荒野で礼拝をするかわりに、紅海に向かって前進しているというニュースがパロのもとに届きました。
大臣たちも、パロに彼らはもう戻ってこないだろうと話していました。
そこで、パロは考えを変えました。

★5民の逃げ去ったことが、エジプトの王に伝えられたので、パロとその家来たちとは、民に対する考えを変えて言った、「われわれはなぜこのようにイスラエルを去らせて、われわれに仕えさせないようにしたのであろう」。

 『王は堂々たる彼の勢力を誇示して、イスラエル人の勇気をくじこうと思った。エジプト人はイスラエルの神に屈服させられたために、他国民の嘲笑の的になったのではないかと恐れていた。そこで、もし彼らが今出て行って、その威力を示し、取り返すと同時に、彼らの栄光を再び回復することができるのであった。』(人あ上巻326〜)

しかしすでに神はモーセにそのご計画を予め予告しておられました。
神は彼らを打ち破って、栄光と誉れを得、エジプト人が神を知ることを伝えられました。

エジプト人の軍勢の接近を知ったイスラエルの民は、神が言われたとおり恐れおののき、モーセにつぶやきました。
十の災いを目撃し、火の柱、雲の柱とともに旅をするだけでもすごい奇跡を見ているにもかかわらず、神の力を信じない民でした。
彼らの信仰はそれほど弱く、モーセは非常に悩みました。

 『モーセが神の明らかな命令に従ってきたことがわかっているのに、彼らはなぜ自分たちの置かれた、危険で困難な事態の責任をすべてモーセ負わせようとするのであろうか。事実、神が彼らをお救いになるために介入なさらなければ、解放される可能性はなかったのである。しかしモーセは神の命令に従ったために、このような事態におかれたのであったから、その結果を恐れていなかった。モーセは静かに民に答えた。「あなたがたは恐れてはならない。かたく立って、主がきょう、あなたがたのためになされる救を見なさい。きょう、あなたがたはエジプトびとを見るが、もはや永久に、二度と彼らを見ないであろう。
14主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい」』(同上)

彼らは神を知らない民、道理をわきまえず、感情で行動するのでした。このようなタイプの人々を扱うのは
容易ではありません。自分の感情が思考の中心ですから、何でも自分に都合の悪いことは災いに思ったりするものです。
今、エジプト軍が追ってきて、前方には紅海、逃げ場がありません。混乱してパニック状態の民はモーセに食って掛かったのです。しかしモーセは、静かに説明しました。

 『さて、エジプトの軍勢が今にも彼らを餌食にしようと近づいてきた時、雲の柱は天に向かっておごそかに昇って行った。そして、イスラエル人の頭上を越え、イスラエル人とエジプト人の間に暗黒の障壁が立ちはだかった。エジプト人は、もはや、ヘブル人の陣営を見分けることができなくなり、やむをえず立ち止まった。しかし、夜の闇が深まるにつれて、この雲の壁はヘブル人には大きな光となり、真昼の輝きをもって全陣営を照らした。
 こうしてイスラエル人の心に希望がよみがえった。・・・・』(同上)


アーメン!!

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