株コミュの１０月５日（水）

今日の相場 ◆前日大幅高の反動安。内需・市況関連株 調整続き、ハイテク株 マチマチ。
◆アドテスト、ＴＤＫ続伸。アステラス、エーザイ上げ、ドコモ３連騰、京成跳ねる。
◆米加牛肉輸入再開目処で吉野家ストップ高など 「牛どん」 賑わう！


日経平均 　↓４８ 円 安 　１３,６８９ 円

出来高 　　２９ 億 ５,１８７ 万株

売買代金 　　２ 兆 ８,５５８ 億円　（売買単価 ９６７円）

値上がり銘柄数 　↑４６２ 銘柄　　（↓１,１０４ ）

騰落レシオ（２５日） 　＋２．４６ ％　　１１８．７８ ％
サイコロジカルライン 　　６勝　６敗





チェックポイント　　明日の作戦は？　　　　　　　　　　　

【１】 グッドタイミングの牛肉輸入再開材料　―― 好材料は素直に好感！ ◆何と押し目買い意欲に強いことか！例えば、当サイト一貫注目の 5405 住金 が先の安値３７５円どころへ下押しした途端に買いが入り、一時１０円高 ４０１円と上げ転換した（終値 ７円安 ３８４円）。　5401 新日鉄 も同様に一時１０円高 ４２１円と買い意欲は強く、先高期待を示す。　また 8306 三菱ＵＦＪ は変わらず１４０万円（高値１４４万円）と世界トップバンクの貫禄を見せている（みずほ、三井住友は大幅安、テーマ材料株参照）。
◆一方で５日続伸の日立が ９円安 ７５７円と一息入れ、前日急騰した電機・電子部品株はひと休み。ハイテク株上昇継続の条件としたＮＹ株と円相場が共に、ＮＡＳＤＡＱ安、円高に振れた事もハイテク株の利益確定売りを誘発した。しかし、今月下旬から本格化する９月中間期決算での上方修正期待は強く、前倒し発表企業をきっかけに買い意欲が復活しよう。
◆内需、ハイテク株に新規材料が乏しくなった時、今日は「米牛肉輸入再開１２月にも」の好材料が飛び出し、9861 吉野家　 2753 あみやき 　 8043 スターゼン 　 2292 Ｓ−ＦＯＯＤＳ 7622 焼肉さかい 2654 シンワ 7627 なか卯 などの牛肉関連株が急騰。さらにその買いの範囲が　 2281 プリマハム 　 2288 丸大食 から　 2204 中村屋 　 2109 三井製糖 　 2531 宝ＨＤ など食品全般に拡大した。

ポイント 出来高は８日ぶりに３０億株割れしたが高水準が続き、売買代金も ６日移動平均 ２．８７兆円 水準をキープしており、循環物色と相場の地合いの強さを証明している。
◎銀行・不動産・鉄鋼中心にハイテク株との循環物色に。
◎寄り前外国証券５０１０万株買い越し（売：６,４８０万株、買：１１,４８０万株）




【２】 日程面から
５日
（水） 米国 ＩＳＭ非製造業景気指数（９月）
企業の人員削減数（９月）
エネルギー省の石油在庫統計（週間）
６日
（金木） 日本 対外・対内 証券売買契約 状況（財務省）
９月 車種別 自動車販売
８月 中間決算＝セブン＆アイＨＤ
ポイント ＮＹ株価動向
ＧＬＯＢＥＸ・ＮＡＳＤＡＱ１００：＋２．００、　Ｓ＆Ｐ５００：＋０．９０ （ＡＭ２：１０現在）



【３】　５日上場のＩＰＯ初値予想 9379 三洋電機ロジスティクス
ジャスダック 公開価格 １,５００円　　初値 １,７５０円前後
親会社三洋電機の業績低迷、公開株数２００万株と多く、場合により初値１５００円も。


【４】　テーマ材料株 景気回復宣言
銀行・証券 8411 みずほ ◆一貫注目株　３．１万円安　７０．１万円
公的資金 ８,５００億円を月内 ２,５００億円、来年７月 ６,０００億円返済する計画。優先株の普通株転換に対処し、事前に自社株 ７０万株（国内 ４２万株、海外 ２８万株）を売り出す。引受人は日興シティ、みずほ証など。売り出し価格 １０月２４日〜２６日に決定。 なお、中間持ち株会社の自社株放出となるため、商法上、みずほの自己資本比率０．６％押し上げの効果も。２５日線カイリ率：＋６．５１％と過熱感薄れる。


景気回復宣言
鉄鋼 5405 住金 ◆一貫注目株　７円安　３８４円
２５日線上方カイ率 ＋２０．３７％、もう少し日柄が欲しい。
◎ 5401 新日鉄　上方カイリ率 ＋１２．６０％

９月短観関連
電子部品 4063 信越化 ◆注目株　９０円高　５,１７０円　（新高値 ５,２１０円）
連続最高益、 8155 三益半導体　をグループ化
6501 日立 ◆注目株　９円安　７５７円
日証金株不足、倍率 ０．８１倍の好取組
◎ 7709 クボテック　6737ナナオ　7741 ＨＯＹＡ　など


９月短観関連
宿泊・飲食店 2450 一休 ◆注目株　１．３円高　５９．２万円　（高値 ６１．４万円）
９月中間営業利益 ６９％増、高級旅館の契約増加
◎ 9726 近畿ツリ　9633 テアトル　4755 楽天　など