● 「ゴスポディンとよばれて Genannt Gospodin」−反資本主義のコメディー−
(初演:2007年10月27日 ボーフム劇場)
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歩行者天国でラマを連れ歩いては生活の糧を稼ぐゴスポディン。友人たちは物乞いだと揶揄するが、本人は資本主義から開放された自由な生活を謳歌していると意に介さない。ところがある日、そのラマが環境保護団体グリーンピースに保護(略奪)されてしまう。友人たちはゴスポディンの持ち物をひとつまたひとつ貸してくれと言っては持ち去り、恋人は電話とマットレスまで持ってゴスポディンのもとを去って行く。残ったのはラマの寝床の藁の山だけ。悲劇の始まりかと思いきや、ここでコメディーの幕が開く。ゴスポディンが怪しげな方法で大金を手に入れると、周囲の人間たちがふたたびゴスポディンに群がってくる....
● 劇作家・フィリップ・レーレ(Philipp Loehle)について
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1978年ドイツ南西部の町ラーヴェンスブルク生まれ。エアランゲンとローマの大学で歴史、演劇・メディア学、ドイツ文学を専攻。学生時代の2005年にエアランゲン劇場で初めての作品“KAUF-LAND“が上演される。卒業後はベルリンでテレビ、映画関係のインターンとして経験を積み、短編やドキュメンタリー映画も発表。2006年からバーデン・バーデン劇場で演出助手を務めながら、2007年に“Genannt Gospodin“を執筆、同作はドイツ工業連盟の奨励賞を受賞。2008年秋からはベルリンのマキシム・ゴーリキー劇場(ベルリン)座付き作家。“Lilly Link oder Schwere Zeiten fur die Rev“ では2008年、ハイデルベルク・シュトゥッケマルクト(戯曲市場)で審査員賞を受賞している。