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国際連合(国連)コミュの国際機関への求職

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これから国際機関で働いてみたいというひと、ここのコミュニティには多いのではないでしょうか。
そういう話題のためにこのトピックを立てました。

書籍とかだと競争試験やAE/JPOに関する話が多いですが、現実にはそれ以外の採用が多いわけで、そこには色々なものが存在します。支障のない範囲で、話題にしてゆければいいと思います。

なお、「理想を高く持って」みたいな話をしても現実的でもないので、もう少し実践的なことに触れられればと思います。

コメント(143)

ターシクさん

ご質問に対する答えとして、?か?のどちらかで答えるとするなら、?の方がより現状に近いと思いますが、理由はそれ以外にもあると思いますので、ご参考までに。

・日本人で大学院に行く人の殆どは日本or英米の大学院であるという前提がある

・日本の大学院へ行く人は、学部からストレートで院へ行ってしまう

・他方、JPOなどは専門分野の実務経験の方が優先される

・結果、日本の大学の院生では不利になりがち

プラス
・日本の大学院へ行く人はそのまま博士号を取る人が多い

・博士号を取った時点で年齢的にJPO応募がギリギリの年齢に近い

・結果、日本の大学の院卒性でJPOを受けられる人が少なくなる

又は
・JPOでは修士まで取っていればOKだが、日本の大学院では修士のみだと社会人経験もしてない人が多いので中途半端になりやすい(ので大抵博士号まで行った結果が上記)

という要素もあるかと。

あとは、国によってはその国の大学自体が世界的な評価が低いため、国際機関で「院卒」と認めてもらえない場合もあると聞きます。(東欧のマイナー諸国の大学などは、EU諸国では大学卒と認めてもらえないそうですが、ロシアはそれはないと思いますけど)


>ボランティア

これはすべてがUNV経由ってわけじゃないんです。各機関で募集しているボランティアというのもあって、その枠で応募する場合は、給料や経費が一切出ません。採用は大体職員を知ってるかどうか、によりますよ。

殆ど押しかけ見たいな感じでボランティアやってる人も大勢います。学生さんだけじゃなく、社会人、難民の方など、生活がかかってるので、何とかUNで仕事をゲットしたい、という切羽詰った方もおります。一方、どっかの国の大使のご子息がボランティアをやっていることもございます。(経験を積むため)

ボランティアをやると、内部のコネが出来るので、そこから外注のコンサルタントになったり、ローカル採用の事務員のポジションをゲットしたり、専門職に採用されたりと、キャリアのパスができます。

日本人は生活がかかっているわけではないので、ここまでやる人はあまりいないですけど・・・

>勉強した学問が大事とはいってもやはり上の大学から採用する日本企業の様な側面がUNにもあるのですか?

ターシクさん>

これは?、?どっちも該当します。

?に関してはおっしゃるように英語力の問題です。UNはそもそもアメリカが作った機関ですから、業務上の公用語は英語です。院を出てるぐらいの英語力であれば、TOEFLのPBTで600点を超える程度の英語力があるので、まあ何とかなるでしょう、と採用側は考えます。

?に関してですが、英語圏の院卒を対称にしているわけではないのですが、UNは英語圏(英米)のやり方で仕事を進めていく組織ですから(アメリカが作った機関なので当たり前といえば当たり前)、英語圏の考え方、文章の書き方(体裁とかロジックとか)、プロジェクトの進め方、等々を身に付けている人の方が仕事に早くなじみやすいし、周囲も一緒に仕事してて楽です。

従って、他の国の院卒と英語圏の院卒が並んだ場合、英語力と上記の要素を考慮した場合、英語圏の院卒の人の方が有利になります。なんだかんだいって、現場で力を持っているのは英語圏(要するにアメリカかイギリス)の人達ですし、その他の国出身者も英語圏で教育を受けてる人達が多数ですから、現場に早くなじむ人の方が有利です。

また採用側が英語圏の学校を出てることが多いので、英語圏の院でトレーニングを受けた人であれば、大体どんなことを学んできたのか分かりやすい、というのもあると思います。

Mariaさん>

有名大学の方が有利ですが、大事なのは何ができるかなので、学校名だけで採用するというわけではないです。

例えば、HIVの教育訓練プロジェクトをやっている部署はいくらケンブリッジの哲学専攻の人は採用しないでしょう。それよりも、米国の州立大学出身で非営利団体や政府、大学で、似たようなプロジェクトを運用していたり研究してた人を優先すると思います。役所なので肩書き&学校名は大事なんですけども、あまりにも分野の違う人とか、基本的な知識のない人等々に来てもらったら、現場の同僚や上司が一々面倒を見なくてはなりません。

その上、その人が仕事ができない、と周囲にばれてしまうと、採用を決定した人が責められてしまいます。UNは役所なので、成績評定は原点方式です。失敗したら他で挽回すればよい、というのはありません。すなわち、「失敗=昇進の遅れ」ですから、採用担当者は学校暦だけの人を採用するのは避けたいと思います。

ただし、採用された人にコネがある場合(例:大使の息子とか娘、UNの偉い人の親族)、学校名だけはすごく、いくら仕事ができなくても何も言われません。採用担当者は偉い方に恩を売ることになりますので、昇進に有利です。

日本の民間企業や外資でも、新卒は学校名を見ますけど、中途の場合は、実績や実務能力でしょう。新卒の場合は、他に判断基準がないから学校名で見ざる得ないですけども。中途の人で、相当駄目なレベルの学校を出ている場合は色々言われることもありますけども、数字を上げてたり、プロジェクトをうまくこなしてればそっちが評価されますよ。官僚的な大手企業(特に公共市場相手の所とか)役所はまた別ですが。
Nonnyさん
Mayさん

 親切なアドバイスありがとうございました!大変参考になりました。ご指摘頂いた内容を踏まえて、今後を考えていきたいと思います。
将来、UNCTADやITCなどの途上国の貿易促進
を内容とした仕事に関わりたいのですが、どのような
キャリアを積み、どこの大学を卒業すれば、それが可能でしょうか??


今、大学生でこれからイギリスの大学院(どこかはまだ未定)
に進学する予定です。

もし、よろしかったらアドバイスお願いします。
UNCTAD, ITC規模でしたら、頻度高くVacancy Announcementを出しているはずなので、どの分野の人材を必要としているのか、必要社会経験など、書かれているAssignmentsの内容が参考になるのではないかと思います。貿易分野に留まらず、法律、統計、執筆、WEBコントロール、多岐に渡ります。ほとんどが社会経験を問われます。

本来ジュネーブに居住していれば、現地採用情報ならば瞬時に把握できると思いますが仏語は必須になるでしょう。

シャークスさん

途上国の貿易促進を内容とした仕事に関わりたいとのことですが、かなっぴさんの書かれている内容の他の方法を考えてみました。

国連本部の前にあるDCビルの何階かに国連の人事部があります。時期が来たら、そこに連絡をされるかもしくは行かれるなどして、どの様な職に就きたいかを伝えてみてはいかがでしょうか。

学校で専攻されたものによる専門職員になるための入部試験を受けることになります。試験は頻繁に実施されております。

そしてこの方法は、試験に合格しても配属先は人事部により決められます。時期(postが空いた時)が来たら人事部が合格者に配属先を知らせることになります。そしてその待ち時間もまちまちで、一週間くらいとかあるいは3か月くらいかかるときもあります。

国連内で希望するpostに空きが無く、そのための採用試験が実施されていないときは、他の方法としては、とりあえず一般職員になるための入部試験を受けることができます。この試験も頻繁に実施されており、その合否は同日に知らされます。

そして配属された部署で働きながら、そこの部署の人事課にも自分の希望する仕事を伝えておいたり希望する部の部員を通して情報を入手したり、Vacancy Announcementに気を配りながらチャンスを掴むのもひとつの方法です。
質問です。

現在就職活動をしています。
国際協力分野の勉強をしたいと思い、海外または国内の院への進学も考えています。

国連関係への就職には修士と社会経験が必要ということなので、就職して、お金と経験をつけてから、院に行くのもありだとも思います。

・国連機関や日本の国際協力業界への就職を将来の道として考える際、就職→大学院 というプランは一般的にはどうなのでしょうか?

・また、国連機関や国際協力業界への就職の際に、どのような職種・業界の社会経験が求められるのですか?

よろしくお願いします。
パグ・大吉さん

上記は正規職員用の国連競争試験の事でしょうか?
だとすれば、直接国連本部へ行くより、日本の外務省経由の方が日本人枠に入りやすくなる気がしますが。

はらさん

「国際協力を目指すにはどの分野の社会経験が求められるか」の前に、ご自身はどの分野を通して国際協力に関わりたいのかを考えて下さい。

例えば「医療関係の分野が求められています」と言われて、「じゃあ大学の医学部に行き直す」などが出来ますか?

何事も、ご自身の興味のある分野でないと長続きはしません。
教育に興味があるのに国連の事務職で毎日書類と格闘しても、「国際協力に関わっている」実感は持てないのと一緒です。(事務職自体は重要な仕事の一つですが)

例えば教育に興味があるなら教職や、児童教育に関わる文献の出版会社、NGOなどでの経験を求められるでしょうし、環境であれば環境保護を推進している企業の担当部署や研究機関などの経験が有利でしょう。

逆に事務職であればどの業種と限らずとも、パソコンスキルやウェブ作成の技術などが求められると思います。
Nonnyさん

具体的なご意見、ありがとうございます。
まず、漠然と国際協力と考えずに、もっと深くそこで何をというのを考えるようにしたいと思います。
そこからですね。
ありがとうございました!
Nonnyさん

はい、上記は正規のprofessionalとsecretariatの試験のことです。

国連本部の人事部に直接連絡をして状況を聞いたり、行って試験を直接受ける方法もあるということです。勿論、Nonnyさんの言われる様に日本の外務省経由で入る方法もありますね。

私には、日本の外務省経由の方が日本人枠に入りやすくなるかどうかについてはわかりません。
パグ・大吉さん

入りやすくなる、というのは語弊があるかもしれませんね。
外務省経由の方が、外務省のバックがある分、国連としても拒否しにくい、という意味です。(勿論その外務省内での選考にパスする必要はありますが)

日本の国連への出資金額は大きいので、単なる一般公募者よりその日本政府がバックについた人材の方が採用面において対外的に宜しい・・という話はよく聞きます。ただ、入った後は実力・コネ主義なので、自分でコネを作るかいつ力発揮する以外ないとも聞きますが。
かなっぴさん

返信、ありがとうございます。
さっそくassignmentをチェックしてみます。


パグ・大吉さん

アドバイスありがとうございます。
まずは院に入学して、専門知識を身につけてから
その時の自分に適した方法でapplyしたいと
思います。


Nonnyさん

そうですね。まずは、本人が希望する職場に行けるように行動することです。

どのレベルで入部するかにもよりますが、入った後は実力もさることながら、コネクションの構築がとても大事ですね。

シャークスさん

目標に向かって頑張ってください。

こんにちは。

最近、国連の某機関のポジションに応募したChicalitaと申します。ひとつ質問があって、書き込みします。もしお時間の許す方いらっしゃいましたら、お付き合いください。

リファレンスについてなのですが、3名必要で、その中の2名はマネージャークラスのタイトルをもっている人からというのが条件になっています。私の場合、過去に勤務したのが2社で、それぞれの会社で上司にリファレンスをお願いしています。

そして、3人目なのですが、これは職歴を証明してくれる人か私を良く知る人物(できれば社会的地位が高い人)のどちらかが宜しいでしょうか。

私は、職歴を証明してくれるリファレンスは2名いるので、3人目は私自身を良く知る人物のほうがいいなと思うのですが。もし、「自分はこうした」または「国連の場合はこうするべき」など、何かご存知の方いらっしゃいましたら、アドバイスをいただけたらなと思います。
Chicalitaさん>

元国連職員です。リファレンスはあくまで形式的な物なので、どちらでも言いと思いますよ。まー国連は役所ですので、書類の見た目を良くするのであれば、社会的地位が高く、肩書きが仰々しい人(大学教授とか役人とか専門職の人)がいいですね。

私の場合は「誰でもいいから早く書いてだせ!じゃないと選考が進まないからさ。ほんとに働いてたかどうか確認するだけだからね」といわれました。

レファレンス先には「ほんとにこの人いましたか?あ、いた。じゃーOK」とメールと電話で確認とっておしまい。

私は上司と仲が悪かったので、同僚と別のチームのマネージャと知り合いの大学教授にお願いしました。

ちなみに、選考時の優先順位は以下です:
(注)非公式

1.コネ
2.国籍(日本人はポイントプラス150)
3.性別(女性はグー。男はいらない)
4.スキル&職歴(何ができるか)
5.学歴
6.UN経験
7.途上国経験
8.その他(障碍、人種)

競争枠で応募する場合、極論を言えば、女性で子持ちで有色人種で障碍があって、ポジションに合致する職歴とスキルと修士以上(博士号がベスト)の学歴(ただしアングロサクソン圏に限る)で、途上国での仕事経験があって、英語と他の言語ができたら最強の応募者です。

同じぐらいのスキルと学歴だけど、競合する応募者が白人の男性だったら落とされます。

履歴書が届くと、まずは国籍別にがーっとわけて、職員が足りない国の応募者をより分け。なんとか大丈夫そうな人がいたら、候補に残します。(実際は駄目そうな人、職歴がまったく合致しない人が大半です。何でもかんでも応募してる人もおります


職員が多すぎる国の人の履歴書の大半はゴミ箱直行です。(特に英、仏、伊・・・多すぎるよ)

コネに関しては、ドナー国の政府関係者(特に王室、皇室、外交関係)やUN高官、UN職員の身内(肉親)が最優先・・・おいしい仕事だからまずは身内に回します。(仕組みは日本の地方の役所とか、公益法人と同じ。)

あとはプロジェクト関係者とか、元下請企業の人。下請けは、仕事をお願いした経験があるんで安心できるんです。気心が知れてるし。Hands−Onの仕事の場合は特にお願いしたい。間違いがないですから。

調査を依頼した研究者とか大学の先生も多いです。

変り種で職員の愛人とか内縁の妻や夫(本当)、元芸能人とかキャスター等々PR受けする人もあります。元芸能人とかキャスターは広報関係に採用。

日本人はそもそも応募者がものすごく少ないので、履歴書があると「おーあったあった!!やっとあったよ」という感じで特別扱いです。
Mayさん

さっそくのアドバイスありがとうございます。
Mayさんのくださった経験談からすると、私のポジションへのマッチ率は
コネなどのいろいろな要素を踏まえても30%ぐらいでしょうか。

「このポジションを紹介するよ!」言ってもらえるくらい近い友人は内部にいないので、Mayさんのおっしゃる一番重要な要素が足りていないのが残念ですが・・・

3人目のリファレンスになってもらえる人ですが、母校の大学教授にお願いしようと思っています。

先行き厳しいそうですが、いつもMayさんの書き込みを楽しく拝見していて、
国連内部をみるのが楽しみなので、めげずにやって生きたいと思います。
うまくいった暁には(うまくいかない場合、連絡は待てどこないと思うので)
報告させてもらいますね。








Chicalitaさん>

まー日本人の場合はとりあえず優先枠に入りますので、コネなしでも採用されることがありますから(ワタクシの例)気長に待ちましょう。忘れた頃に連絡が来ることがあります。


直応募で難しい場合は、その機関の下請けになっている外注業者に入社して働いてコネを作る、個人コンサルタントとして入札に応募して仕事する、ボランティアで押しかける、という方法もあります。

日本の人は奥ゆかしいので、これらの方法をとる人はあまりありませんが、他の国の人の場合は、圧倒的にこういう方法の方が多いです。

特に押しかけボランティアは多いですよ。

強烈な人が多いので、ずうずうしい位のほうが良いです。


ただし中に入ってからは、色々ありますから「はーこれが現実??」とうんざりすることもありますが・・
(アタクシはもうぐったりして逃亡)

例としては:

1.やってる仕事の無意味さ

本当に無意味なものが多い、。特に民間企業で働いた経験がるとねぇ・・・
お題目は人権とか平和とかご立派だが、何のためにやるのかわからん意味不明な会議
その会議のためにビジネスクラスで飛びまくる役人

ああ、税金の無駄使い

アタクシの払ってきた所得税がこんなアフォ機関に間接的に流れてるなんて(涙)

2.コネ採用の横行

とんでもないドラ息子のあっぱあぱーが自分の上司になったら地獄です。
でも大使の息子だったりするから何もいえないのね
ドラ息子のやってること→
オフィスにこもって職員の休暇のチェック(実話。某中東のドラ息子職員・・・)


3.政治的任用のあまりの多さ

仕事の能力よりも肌の色、性別等々で昇進が決まっちゃう・・・・

4.政治的に任用やコネを巡る内部のゴタゴタ

仕事になぞなりません。足の引っ張り合いが多すぎて
職場は落とし穴だらけ。人様の人権とか平和など考える暇はありません(涙)


現実をこと細かく発表しましたら、日本の納税者の皆さんからは
大規模な国連脱退、税金払いません運動が起こると思います。
公益法人より酷いですから。
Mayさん

お陰さまで、今日無事リファレンスを提出しました。
これで後は結果がどうなるかです。ゆるりと待ってみるとします。

押しかけボランティアの話、聞いたことがあります。
多いみたいですね。アフリカの某国に派遣されている友人が
言っていました。

チャンスを自分で生み出す積極さ、見習いたいところですが・・・

社内政治みたいなのやはりあるんですね。
落とし穴だらけの職場・・・怖いですね。
仕事している人にアドバイスを求めたら、
「国連応募するなら、心もかなり強くしないとね。」
と言っていたのはきっとそういう意味も込められていたのかな
とMayさんの書かれたことを読んで思いました。

アドバイスありがとうございます!



>「国連応募するなら、心もかなり強くしないとね。」

ええ、ワタクシの場合は残念ながら、心が折れ気味になってしまって、体調を崩しました。ストレスで十二指腸潰瘍。体重は日本にいた頃のプラス15キロです。

民間企業だと、ノルマ達成率や、プロジェクトの成功率などの「成果」を求められることがストレスになりますけど、周囲と協力しながら「なんとかやるぜー」という前向きな方向でのストレス。政治もありますけど、政治やってると仕事が進まないから、それほどでもなく。

国連を含め、役所の場合は、「いかに失敗しないか」「いかに政治をくぐる抜けるか」がストレスになるので、マイナスのストレスが多いです。公益法人や官庁、自治体の友人と話すことがありますが、規模や場所は違っても、役所とはどこでも似たようなものだ、と実感します。マックスウェーバーの言ってることは正しいね、と今更実感。

「落とし穴」云々を言っておられたのは、本部で競争試験で採用されて、国連に勤めてもう20年になるベテランの女性職員の方。

2−3年ごとに別の機関に応募して、様々な国と機関を転々としているツワモノです。

旦那さんは日本で教鞭を取っているので、15年間別居婚(国連職員はそういう人多いのです。配偶者も、国連やら他の職場の専門職が多いので、一緒に赴任して片方が仕事しないというのができない人が多いです)

「あなたねー、ここは落とし穴ばっかりで狢の穴よ。仕事よりも穴に落ちないようにすることばっか考えてきたわ。一番たちが悪いのは、中東のあの国と、南アジアのあそこねえ・・・」

と語っておられました。

「国連は研究もプロジェクトもへぼい(3流)し、政治に費やす時間が多いから、あんた楽しみといえば、色々な途上国に赴任して、そこの高級物件に住むことだけよ!こんなところそんなことぐらいしか楽しみがないわ!仕事の充実感なんか求めちゃ駄目よ」

と、いいつつ、次回赴任する某発展途上国の、外国人向け超高級コンドミニアムのカタログを見せてくださり「あんたどこが好き?」と話しておられました。
読売新聞からです、
いったい何が原因なのでしょう?



 日本人を国際機関に派遣する外務省の「JPO派遣制度」の応募者が激減している。

 2008年度はピーク時の3割弱に落ち込み、同省は「日本人が内向きになっているのでは」と困惑している。

 JPO(ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー)派遣制度は国連児童基金などの国際機関に2年間、外務省が給料を負担して35歳以下の日本人を派遣するもので、1974年に始まった。正職員を目指してもらい、国際機関で働く日本人を増やす狙いがある。

 ところが、04年度に1012人でピークとなった応募者は、翌年から減少し、07年度は314人、08年度は294人にとどまった。

 現在、国際機関の日本人職員の約半数はJPO派遣制度の出身者だ。外務省は、「応募者減は国際機関での日本人職員の減少につながる」(幹部)として、応募者増に努める方針だ。
>日本人を国際機関に派遣する外務省の「JPO派遣制度」の応募者が激減している。

応募者が多くはないのも納得できます。口コミやネット等々で、JPOの実態や、UNの実態が外に知られているので、応募者が減少しているのではないでしょうか。

JPOで派遣されても、その後に職員やコンサルタントとして残るのは物凄く難しいです。

残るには、職員の場合は通常予算から職員を雇用する予算を獲得してもらわなければなりません。受け入れ側は、JPOは日本政府に「押し付けられたお荷物、お客さん」だと感じているので、なかなか予算工面に協力してくれる幹部がいないのが実情です。

予算が確保され、ポジションが作られないと、職員になることはできません。P-2職員一人を確保するには、家賃補助、帰省費用、年金のUN負担等々諸経費を含めると、予算が年間2千万円程度はかかります。決して小さな金額ではありません。

コンサルタントの場合は、通常予算の場合もあるし、プロジェクト予算の人件費を捻出してもらう必要がありますが、入札を通らなければなりません。コンサルタントに応募したい専門家は大勢いるので、競争に勝たなければなりませんし、採用はコネ重視です。JPOの職員は若手なので、幹部とコネのある外部の人と競争するのは大変です。

職員やコンサルタントとして残ることができても、契約が一年更新、数ヶ月更新(コンサルタントだとこういう感じです)では、生活設計が成り立ちません。契約更新の通知は1週間前、2週間前なんてのが当たり前。日本の契約社員より酷い待遇です。就労許可手配や住居の手配などに対する考慮はありません。

日本だったらもう少し前に契約更新の有無を通知するし、何より、海外へ転居する必要がありませんから、まだ楽です。

また、残念ながら、日本に対して、好印象を抱いている幹部は、多くはありません。日本人とのコミュニケーションが面倒だったり、人種差別意識があったり(有色人種なのに先進国入りしているのが気に入らない)、中国の顔色が気になったりするので、日本人に対しては、辛い対応をする人が少なくありません。

いくら努力しても、出身国に起因する悪口を言われたり、嫌がらせをされるのでは、やる気がそがれます。特に、それまで学位取得や実務で苦労してきた真面目な人だと、情けなくなると思います。

20代後半から30代後半で、海外で取得した修士があって、英語堪能な方であれば、国内でもっと待遇の良い仕事があります。マネージャーレベルの仕事もあります。でもJPOだと、本当にペーペーのペーペーで、インターンの学生がやるような仕事を回されることも。これでは、キャリア的に逆戻りです。

さらに、UNにJPOで派遣されている間は、正式な職員というわけではないので、トレーニングなど受けにくいです(そもそもトレーニングの費用が芳醇ではありません。役所ですから)。

UNはあくまでお役所で、特殊な世界ですから、外部から切断されてしまいます。これでは自分の専門領域の最新動向など入手するのが大変。キャリアの点では、空白期間ができるような物です。

任地での給料は安くはないですが、ドル払いなので、円高の現在、給料的なうまみはありません。任地では、賃貸に住まざる得ませんので、割高な外国人レートの家賃を支払わなければなりません。国によっては、家賃が月20万円近くになることもあります。

いくら日本政府が金銭的な援助をしても、このような状態では、JPO応募者はもとい、UNに直接応募する人を増やすのは難しいでしょう。

さらに、実際JPOとして採用されて任地に行くと、同じく日本政府から派遣された、中央官庁の役人が大勢います。JPO応募者は、苦労して海外で修士号を取って、実務経験もあるのに、官庁の派遣役人は、英語もママならないレベルなのに、派遣されています。それをみて、馬鹿らしくなってしまう人、少なくありません。

官庁の役人は、JPO派遣の人や、直接応募の民間人を、あごで使って、自分の方が偉い、というような態度です。

官庁は、ネットワーキング作りのために職員を派遣しているつもりなのでしょう。でも派遣された人の多くは、日本同士で固まって、飲み会やゴルフ、任地国での旅行に熱心な様子です。英語もボロボロ。

他の国の人には「日本人は中央官庁の役人でさえあんなに英語が酷い。どういう教育レベルなの?何しにきているの?」とバカにされています。英語が分からないし、他の言語もわからないから、自分が何を言われているのか、気がついていません。

日本人の評判をあげたい、日本人職員の数を増やしたいなら、官庁からの派遣をやめるべきです。特に、バカンス気分の中年職員の派遣は辞めて頂きたい。JPOの予算を派遣に使うのも辞めて頂きたいです。
Mayさん、

おっしゃることは、どれもまっとうですね。

そのとおりだと思います。

でも、多少待遇が悪くても、おもしろい経験はできると思うから、
もっと飛び込んでいく人がいてもいいんじゃないかと思うんですよ。

激減しているのは何か別の背景があるのでは?
>128

今年も同じニュースが出てきたということは、JPO応募者数が昨年並みか以下だったという意味なのかも知れませんね。理由を勝手に推察すると、以下のようなものだったりするのではないでしょうか?

●社会経済的理由
1.高学歴(修士+留学)で海外経験(途上国でのインターンやJOCVを含む)豊富な女性しか応募しないし受からないが、景気が悪くなり、親も子供をいつまでもサポートし続けられなくなってきた。
2.雇用の安定がない国連には男性は挑戦したがらない。
3.ましてや、不景気であれば、海外にのんきに出ている余裕はない。
●社会文化的理由
1.海外に出て働くことがステータスでなくなった(ゆとり教育、内向き?)
2.自己実現よりも明日の飯、明日のプリンス・プリンセスより今日のパートナーという趣向が強くなった
3.外国と接するのは、別に日本国内にいても出来るようになった。
●テクニカルな理由
1.仏語等の第二言語の重要性が受験者を減らした。
2.TOEFLの形式が変わって英語で高スコアを出せる人が減った。
3.インターネット等での情報の氾濫により、ある程度リアルな国連の姿が受験  者に伝わるようになった。

考察:こうした傾向が続けば、やがてJPOといえば(というか既に)高学歴のシングル女性だけになってしまう一方で、日本の省庁からの出向者が国連の幹部クラス(男性)となるという二層構造が出来てしまいます(既に出来ていますが)。個人的には、もう少し幹部クラスに外部出身の女性の送り込みを行い、JPOについては男女のバランスをもう少し検討する余地があるのではと思う今日この頃です。
Mayさんの見方とちょっと違うかなと思うので、投稿しますね。

JPOは、国連の中でも特に人の足りない期間や部署では、
引っ張りだこですよ。
お荷物ということはありません。
それというのも、JPOの給料以下すべて、派遣国から出ているからです。
それに、JPOの期間(日本の場合2年間)が終わったら、その後の
JPOの将来のことは、引き受け機関では世話しなくていいわけですから、
とってもいい労働力です。
私が以前いた機関の部署では、いつも人が足りなくて、
どうやってJPOを獲得するか、他の部署といつも激しい戦いでした。

日本の場合、JPOの人は研修費用も日本から出ていますから、
他の職員と違って確実に内外の研修を受けられます。
費用を使って夏のサマースクールのようなものに1ヶ月行く人などもいます。

日本から派遣されたJPOの特徴は、
専門性はあまり高くない人が多いけれども、
まじめに働く。
なので、あたりはあってもはずれはない。

JPOで入って、国連の機関と個人と、どちらも気に入れば、
国連機関に残る可能性はそんなに低くありません。

私は、不況、雇用の不安定、という日本の背景の中、
安定志向の人が増えて、
JPOという、2年だけの契約とその後の挑戦というシステムが
魅力なくなったんじゃないかと思います。

はじめまして、こんにちは。

国連への就職にチャレンジしているMOCOと申します。
英国の院を出て欧州のとある国で就職し、
JPOやUN本部の競争試験を受けたり、
直接各機関の空席ポストに応募していますが、
なかなか引っかからずにおります。

今は職を離れ、求職中なのですが、なかなか自分の専門を
活かせるポスト(Pレベル)の空きを見つけることがなく、
関係のある内容の仕事だったら今住んでいる国の現地採用(Gレベル)での、
アシスト的なポストに応募しようかと思っています。

ここで書き込みされている方はほとんどPレベルのポストを
狙っている方だと思いますが、もし日本国内外にかかわらず、
現地採用職員として国際機関で働いていらっしゃる(った)方、
もしくは現地採用職員にお詳しい方、
応募や採用、職務等に際しアドバイスやご経験があれば教えてください。

よろしくお願いします。
May さんのコメントが非常に参考になります。
本当にありがとうございます。

私は先日このコミュニティに参加したのですが、私の場合についてもMayさんからのアドバイスを頂けると大変嬉しいです。

私は現在ヨーロッパの医学部3年です。今年で23歳になります。現在3ヶ国語話せます。大学はWHO認定なので、今居る英語のセクションの医学部を卒業すると学士がもらえます。医師として働くには医師免許が必要となっています。私は国連に医師として勤めたいのですが、どこの医師免許が有効かご存知でしょうか?もしくは、国連に勤めていらっしゃったときに、国連直属の医師の方をみかけませんでしたか?私は、国連と深い関わりのある病院で普段は勤務するか、もしくは国連に医師として勤められればと考えております。

もしくは、国連の医師に対する待遇や、何を望まれているかなど、ご存知でしたら、先に対策を打ちたいので、教えていただけないでしょうか?

Viviさん

レスがないようなのでわかる範囲でお答えしておきますね。

まず国連は病院ではないので医者がどこかで診察しているわけではありません。
何度も言われてますけど、ただの役所と同じです。
もちろん関連のある医療機関はありますし、regional officeなどの保健室で働く医師(職員を診察する)というのもいます(でもそんなものになりたいわけではないでしょう)。

医師の仕事はさまざまで、臨床医なのか基礎研究医なのか等によって求められる人材は異なりますが、いずれにしても大学を卒業してすぐに働けるようなポストはありません。

臨床をする、すなわち患者さんを診察して治療するというコマになるのであれば、きちんと研修をして少なくとも10年くらいは経験を積む必要があると思われます。
年数というより、その分野での第一人者になる必要があるということです。

何を専門とするかにもよるでしょうが、臨床医の場合、多くはユニセフかWHOのプロジェクトでのコンサルタント契約です。
期間は限定で、数週間から2年くらいまでいろいろあります。

日本からとってるのは、大学の教授レベルとか、国立国際医療センターなどのプールされてる医師などです。
対象となるものは慢性疾患、急性疾患、救急医療、感染症等から癌にいたるまでさまざまで、プロジェクトの目的にあわせてその専門家を雇います。


ですので、臨床医として働きたいのなら、どこかの国で教授レベルになることです。

WHOで働く医師は、ほとんど公衆衛生、熱帯病、ウイルス学、細菌学などの基礎を専攻するもので、患者さんを実際に診るような仕事ではありません。

厚生省からのポストもたしかひとつあったように思いますが、業務内容はいてもいなくてもいいようなもので、日本の体面を保つ役割ほどのものしかありません(関係者の方、いたらごめんなさい)。

ですのでWHOで働きたいなら、基礎をやるか厚生省に入るかです。
基礎もざっくり公衆衛生をやるか、ウイルスや分子生物学で専門家になるのがいいでしょう。
インパクトファクターの高い論文にいくつも1stで出るような医師であれば入りやすいです。
公衆衛生ならアメリカかイギリスでMPHでもとっておけばいいでしょう。
ハーバードのコースが一番簡単かもしれません。いけばもらえるので。
ただ、みなさんほとんどPhDは持ってます。

医師免許は先進国でとっていれば大差ないかと思いますが、日本の医師免許の信頼性は抜群に高いです。
アメリカでとるくらいなら日本のを持ってたほうがいいでしょう。

という感じですが、多分Viviさんの質問内容を読むと、国連がどういうもので何をしてるのかといった基礎的なところをご存知ないように思いますので、まずはそこから勉強してみてください。

卒後、途上国でボランティア経験を積むのは大歓迎だと思いますので、国連に限らず視野を広げたほうがいいですよ。
ただし、臨床医になるならきちんと先進国で研修を受けることをお忘れなく。
少し使えるようになるころには多分10年くらい過ぎてますよ。





たかちゃん さん

お返事ありがとうございます。

私自身わからなかったことの1つとして、大学を卒業した後、医師免許を取って、
そのまま臨床医になり経験をつむことが重要視されるのか、それともハーバードなどで勉強をつづけてPhDをなどまで持つことをが必要なのか、国連に入ることを考えているなら、それなりにやるべきことや経験が必要なのですが、それがどこまでなのかわからず、困っていたんです。

国立国際医療センターには依然研修をさせていただいたことがあり、国際協力局の方でも
勉強させていただいたのですが、自分の中にまだひっかかる部分があり、
質問をさせていただいた次第です。

たかちゃんさんのアドバイスの中に私が見えていなかった部分がありました。
その言葉を今度はきっかけに、調べたりしていきたいと思います。

丁寧なアドバイスありがとうございました。

Vivi
Viviさん

国連に入ることだけを目的にしないほうがいいと思います。
医療職はこの世界では人材も少なく、引く手あまたです。
国連だけでなく世界のいろんな機関を渡り歩いてる人も多いですよ。

国立国際医療センターに回ってくる仕事は、所詮JICAの下請けのようなことだけなので疾病が対象というより政策ありきです。
医師といっても患者さんをみるのではなく、プロジェクトリーダーになってまとめるような仕事ばかりですよ。つまらないものばかりです(関係者の方、いたらごめんなさい)。
時々、世界銀行とか他の国際機関に出られることもありますが。

まず、何を専門とするかを第一に考えてください。
その際、国連では臨床医の出番はほとんどないということも覚えておいてください。
専門性を決めたら、国際機関とある程度関係のある研究室に入り、あとはその分野でPhDをとっておかれたほうがいいと思います。

たとえば結核研に入り結核のコントロールをするとか、ウイルス学を専門として感染研に入るとか、などがレールになります。
そのときに誰を支持するかが重要で、WHOをはじめとする国際機関勤務経験者のいる教室を選ぶとよいでしょう。

海外をベースにするならロンドン大学かハーバードかジョンズホプキンスのどれかに行っておけば先はおのずと開かれます。

ものにしていくのには時間かかりますから、卒業したら迷わず行きましょう。
たかちゃん さんへ

本当にいつもお返事ありがとうございます。

まず、PhDをとるために学校に進むにしても、今の医学部を卒業するまで
残り3年半あります。

学校の勉強はもちろんですが、この3年半でUSMLEとここの医師免許と
日本の国家試験と、どれも落とせないものが順番にあります。

とにかく、たかちゃんさんからいただけたアドバイスやこれからの情報を元に
具体的に乗り越えて、少しずつ動いていきたいと思います。

道は一つではないですし、今見えないものが進んでいくうちに見えてくる可能性もあると思います。

今できることをまず頑張って、進んでいきたいと思います。

本当に勉強の励みになるアドバイスありがとうございました。

Vivi
はじめまして。
昔からずっと国際機関で働きたいと考えているものです
このトピックを拝見する限り、エリートの大学を出ていらっしゃるかたばかりですが私はエリートの大学ではありません。
やはりエリートの大学を出ている方が良いのですか?
大学卒業後国際協力に強い日本の国立大学院に進学を考えています
この方法でも、大丈夫か心配です。
このような方法で国際機関に進んだ方いらっしゃいますか?

ちなみにこの進路は国連で働いていた先生がアドバイスを下さいました。


色々アドバイス下さい
ガチャコさん

「エリートの大学」という概念が何を指すのかわからないのですが、敢えて定義してみると国連業界だとScience Po, Harvard, Oxfordなどの教育機関は、入学が難しく国連にOBOGが多いという点では当てはまるかもしれません。

日本だとそういった教育機関は多くはないですが、いわゆる官僚が出向で国連に行くことも多いので結果的には東大とかはOBOGが多いとは思います。でも、日本人職員にお会いしても日本での大学は結構バラバラで、あまり関係はないかと思います。多分ほとんどの方は意識してませんし。

個人的には、工学研究科でコンピュータサイエンス、農学研究科で村落開発など、比較的国際機関で即戦力の分野に進むと良いかとは思います。私が働いている時は魚の養殖技術の話とか結構出ていました。とにかく電気も水もあるか怪しい発展途上国の奥地で何週間も暮らせるか、とかいう話はよく出るのでそういう場所で役立つ分野を勉強していて、嫌がらずに行く意識があるとよいかと思います。

もしくは、高い集金能力です。日本人と言うと日本からお金を引っ張ってくることが非常に期待されます。結構、新興宗教の人とかから、寄付するから教祖と機関のえらい人を握手させてくれとか色々ありますが、そういうのをたくさん呼び込めるのは大事かと思います。
はじめまして、みなさんのコメントを興味深く拝見させて頂いております。
特にMay さんのコメントはストレートで参考になります。
今回は、アドバイス頂きたい件があり投稿させて頂きました。

現在、上司のコネで、WHO本部でインターンをしないか?というお話をいただいております。
医学部卒後9年目で臨床経験は3年、現在の専門は疫学です。Master of Scienceをもっていて、PhDコース在学中です。インパクトファクター20点と3点の雑誌のファーストオーサーになりました。

インターンは、喉から手が出るほど行きたいのですが、幼稚園児を2人かかえております。
子連れの女が参加することが可能なほど甘くはないと思い、お断りしたのですが、何か道はないものかと思い、投稿させていただきました。

考えが甘い!というお叱りを受けそうですが、もしも子連れでインターンをやっていた方の前例など御存じの方がいらっしゃいましたらコメントを頂戴したいと思います。
よろしくお願いいたします。
TEFEさんへ

一般に欧米先進国は、学生や子育てを終えたような女性がベビーシッターをするしくみが充実していますので、むしろ日本より育児はやりやすいのではないかと思います。

育児は地域と密接な関連がありますので、インターンという仕事との関連よりも、むしろ、ジュネーブの保育の福祉政策やしくみなどの情報を入手して検討されることをお勧めします。

子育てにあたって一番大切なのは、もう一人の親である、ご主人との協働だと思いますよ。

TEFEさんのすばらしい能力の発展とますますのご活躍をお祈りしています。

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