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道徳の時間コミュの元老刑事ごみ拾いボランティア引退する

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4/7のニュース記事より。
名古屋駅周辺でごみ拾いのボランティアを15年間続けている愛知県警の元刑事、奥田豊さん(82)=名古屋市港区泰明町=が今月限りで“引退”する。奥田さんは「体力の限界を感じた。昔に比べればごみは減ったし、モラルもよくなった」と言う。超高層ビルが立ち並ぶようになった名駅かいわいの変ぼうを肌で感じながら、その美観を陰で支え続けた姿がひっそり消えようとしている。
連日にぎわうミッドランドスクエア(名古屋市名駅4)近くのビル街。「放置自転車が多いのが気になりますね」。奥田さんはそう言うと、自転車の間に落ちている空き缶やナイロン袋を、ほうきとちりとりで集めた。カートを押してゆっくり進むと、「おはようさん」と顔なじみの喫茶店主から声がかかり、軽く会釈した。

 平日の朝、午前5時に起き、同7時には名駅に到着する。約2時間かけて、錦通りから柳橋中央市場、ミッドランドスクエア周辺までの一角で路上のごみを拾う。ごみの量は、多い日には5キロになる。土日と年末年始、風雨の激しい日以外、ほとんど休まなかった。

 戦後まもなく愛知県警入りし、中署などで窃盗事件を多く担当した。定年後の83年に市内の清掃会社に再就職し、郵便物配送などの仕事をしていて、街のごみの多さが気になった。退職後の92年5月、一人でごみ拾いを始めた。「きれいな街づくりだけでなく、健康のためという軽い気持ちもあったんですよ」と照れくさそうに笑う。

 黙々とマイペースで作業する。早朝から働く市場の出入り業者や日雇い労働者など、顔なじみも増えた。多くの人から掛けられる「ご苦労さま」の声が励みになり、作業を続けることができた。

 奥田さんは「初めはカートに山積みだったごみも、今では3分の1ほどに減りました」と言う。ごみの中心は、紙類からペットボトルなどのプラスチック類に変わった。勤めていた清掃会社の好意で、同社の収集場にごみを引き取ってもらっている。同社の石原照久常務(65)は「黙々とごみを拾うひたむきな姿勢は、社員時代から変わりません」と話す。

 この15年で名駅は大きく変わった。低層のビルや飲食店が並ぶ雑然としていた街は、ここ数年の再開発で様変わりし、超高層ビルの建設が相次ぎ、ビジネスとファッションの街として注目を集めるようになった。「街はきれいになり、新しいビルもできた。私の役目も終わりかな」。そう話す奥田さんは、少しだけ寂しそうな表情も見せた。

コメント(1)

ごみ拾いのボランティアを15年間続ける事は並み大抵ではない。
風水でも掃除をして通風を良くすると、金運が良くなる。
街も同様で犯罪も減る筈、お疲れさまと言いたい。

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