コチーク表参道コミュの『触発するゴフマン』出ました

　
　５月１５日刊。
　まだ、アマゾンその他のネット書店には入荷していないみたいで、表紙写真も掲載されていません。
　来週くらいには、入手可能になるんじゃないかと思います。
　とにかく、何十年ぶりのゴフマンについての論集です。
　軽装ですが、内容は以下のように、充実しています。
　ぜひ、書店等で、お手に取ってみてください。
　
【内容】
(1) 速水奈名子「アーヴィング・ゴフマンの社会学―理論内在的分析と現代的展開」　
(2) 渡辺克典「ゴフマネスク・エスノグラフィー」　
(3) 芦川晋「自己に生まれてくる隙間―ゴフマン理論から読み解く自己の構成」
(4) 鶴田幸恵「『他者の性別がわかる』という，もう一つの相互行為秩序―FtXの生きづらさに焦点を当てて」
(5) 平本毅「会話分析の『トピック』としてのゴフマン社会学」
(6) 中河伸俊「フレーム分析はどこまで実用的か」
(7) 南保輔「引用発話・再演・リハーサル―フレームの複合性と経験の自在性」
(8) 永井良和「『ふつうの外見』と監視社会」
(9) 天田城介「修理屋モデル＝医学モデルのハマらなさこそが極限状況を招く―アイデンティティの機能的差異をも論じたゴフマン」
(10) 滝浦真人「ゴフマンと言語研究―ポライトネスをめぐって」
(11) 高田明「ゴフマンのクラフトワーク―その言語人類学における遺産」

＊新曜社刊（2015-05）　価格=2800＋税