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コチーク表参道コミュのメアリー・ダグラス物故

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 さる5月16日。 (mickさん・ナベさん経由の情報です。)
 http://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Douglas

 構造主義・ポスト構造主義の文脈で一時スポットライトを浴びた英国の文化人類学者ですが、じつは、デュルケム系の”コチーク”的思考を、きわめて大胆に推し進めた人です。

 初期の 『汚穢と禁忌』 が有名だけど、中期からの grid / group 分析 (本人は、それを梃子にして構造主義からEMの方向へ一歩進んだと自己評価) にも、かなりの影響力がありました。
 グブリアムとホルスタインのアプローチ (たとえば『家族とは何か?』) でも、フーコーと並んで、ダグラスの「制度としての思考」という概念が、キイワードとして使われています。

 1921年、イタリアのサン・レモの生まれだったんですね (ダグラスは夫の姓)。 エヴァンス=プリチャードの弟子筋だそうです。
 若いころ、「ローハンプトンのイエスの聖心修道院で寄宿生としてカトリックの中等教育を受け」た、っていうの、なんか芸風的に、わかるなあ。

[主要著作:]
The Lele of the Kasai (1963)
Purity and Danger: An Analysis of Concepts of Pollution and Taboo (1966)  (『汚穢と禁忌』)
Pollution (1968)
Natural Symbols: Explorations in Cosmology (1970)  (『象徴としての身体』)
Implicit Meanings (1975) essays
Evans-Pritchard (1980)
The World of Goods (1979) with Baron Isherwood (これだっけ、浅田彰さんたちが訳したの?)
Risk and Culture (1980) with Aaron Wildavsky
In the Active Voice (1982)
How Institutions Think (1987)
Missing persons: a critique of the social sciences (1988) with Steven Ney
Risk and Blame: Essays in Cultural Theory (1992)
Thought styles: Critical essays on good taste (1996)
Leviticus as Literature (1999)
In the Wilderness: The Doctrine of Defilement in the Book of Numbers (2001)
Jacob's Tears: The Priestly Work of Reconciliation (2004)
Thinking in Circles (2007)

 1980や1992の「リスク」関係の研究が、なぜ日本であまり言及されないのか、わからない。 経験的ベースを欠いたあれやこれやのリスク論よりは、よっぽど社会学的なお仕事なのに・・・。

コメント(2)

>The World of Goods (1979) with Baron Isherwood (これだっけ、浅田彰さんたちが訳したの?)

おっしゃるとおり、こちらになります。
『儀礼としての消費――財と消費の経済人類学』浅田彰・佐和隆光訳
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0194-5.htm(目次など)
 やぱし! naoxiさん、ありがとうございます。

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