その彼が、"Good morning !" を取り上げ、"I hope you have a good morning."が元の文だろう、と書いのを、上智大学教授の渡辺昇一が見とがめ、それをいうなら、"I wish you a good morning." だと「英文法を撫でる」という本で指摘するという、ちょっとした騒ぎがありました。どっちの言い分が正しいのでしょうね。私なら、後者に軍配を上げます。
もっとも、"Have a good time/day/journey!" という、命令文のような言い方がありますので、"Good morning!" も、"Have a good morning" がつづまったものであると言えるかもしれない。
「よい・・・・・を!」と手短に英語で言いたいとき、"Have a nice day/time/journey!" という具合に、"Have a nice ....." を使うと便利です。これを、上智大の別の教授が「ハバナ椅子」と覚えるとよいと勧めておりました。"Nice" の代りに、"good" としても全く同じです。
"Happy New Year !"(よいお年を) は、年の瀬の一週間くらいの間、使います。商用の書きコトバとしては、"I (we) wish you a happy and prosperous New Year." が丁寧な言い方です。それと、「新年おめでとう!」という意味でも使いますが、概ね元旦に限られるようです。