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五井先生コミュの般若心経の新しい解釈

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般若心経の新しい解釈P01
 正しい宗教と誤てる宗教
 正信と迷信
 正しい宗教と誤てる宗教、正信と迷信の区別を簡単にいえば、正しい宗教とは、神仏いいかえ
れば絶対者、大生命と人間との関係を明らかにし、人間の本体を悟らせ、正しい宗教観を直観さ
せる教えであります。正信とは、そうした教えを正しく信じ、正しく行じ最も早く、最も正確に
安心立命への道を確保することであります。そして誤てる宗教とは、神と人間との関係を誤らせ
るような理論や、肉体的五感的現世利益欲望の充足の道のみを教え、本体を曇らせ、正しい悟
りを遅らせる教えであり、その誤れる教えを信じることであります。と言葉ではこのように一口
でいえますが、この見分けがなかなかむずかしいのです。今日の宗教界を見まわしてみますと、既
成と言われるもの、新興と言われるものが乱立して、自己の宗旨を喧伝し合っています。そして
一部の人達は、既成宗教の教え方が正しく、新興宗教はすべて迷信であるようにいっております
が、これは間違ったいい方だと思います。新興にも正しい宗教もあり、既存にも誤てる宗教もあ
るのであり、一概に既が正しいく新興が悪い、新興が正しく、既存はダメだとはいえないものです。
一体何処に目安をつけたらよいかというと、大体現今の宗教は、仏教、キリスト教、神道、儒教
等の流れでありまして、その根源をもたずに、全く新しい独自の教えというものはないありま
す。ですから、釈尊なら釈尊の真の教えがわかっていたら迷信に陥ることはないのですが、その
釈尊の真の教えがまたなかなかわからない。そこで最も簡単なわかり方を一口でいえばやはり、
真の安心立命への道を教える宗教が正しい宗教だ、ということになるのです。その安心立命の境
地には、正しい宇宙観、正しい人間観が出来なければ絶対になり得ません。私はここで釈尊は一
体どんな教えを説いたかということを、代表的一つの経文によって説明してゆきたいと思う
のです。

コメント(3)

般若心経の新しい解釈P02
摩訶般若波羅蜜多心経
https://ja.wikisource.org/wiki/%E6%91%A9%E8%A8%B6%E8%88%AC%E8%8B%A5%E6%B3%A2%E7%BE%85%E8%9C%9C%E5%A4%9A%E5%BF%83%E7%B5%8C
摩訶般若波羅蜜多心経 天台座主 日吉大社-延暦寺唱和 [
https://www.youtube.com/watch?v=Wv2awJQSosU
それは摩訶般若派羅蜜多心経、これを、
つづめて、般若心経という経文です。
「観自在菩薩。深般若派羅蜜多を行する時。
五?階空なりと照見し。一切の苦厄を
度し給ふ。
舎利子よ。色は空に異ならず。
空は色に異ならず。
色は即ち空にして、空は、即ち、
是れ色となる。
受想行識亦これ空の相に
して、生ぜず滅せず、垢つかず、清からず。
増やさず減ぜず。是の故空中には式無く。
眼耳耳鼻舌身意も無く。色声香味触法もなく。
限界も無く乃至無意識界
も無く。
苦集滅道も無く。智も無く。亦説も無し。
??無きが故に恐怖有る
が故に恐怖有ること無し。
一切の?倒夢想を遠離して、涅槃を究す。
三世の諸仏も般若波羅蜜多は是れ大神呪なり、
是に般若派羅蜜多の呪を説く。即ち呪を説いて日まわく。
羯諦、波羅、波羅羯諦。波羅僧羯諦。菩じそわか。般若心経」
 さあ、これだけ聞いて、このままわかったらすでに大智者です。
般若心経の新しい解釈P03
ですから一般には色は即ち空にして、空は、
即ち是色となる、いわゆる、色即是空、空即是色
、という言葉だけが伝わっているのです。
しかし、この意味も正確には、正確には、どういうことか、
わかっていないのです。
しかしこの教えは実に最も深く、最も真実な宇宙観であり、
人間観なのです。釈尊は、印度の人であり、
この経文も漢訳されたものを日本語読みにしている
だけで、このままでは、只単なる呪文的経文であって、
一般の人達にわかりようがないのです。
そこで、種々な人が、各自の悟りの程度によって、この
経文の解釈をしておられました。
私も、私なりにここでこの解釈をしてみようと
思います。
 これは、釈迦牟尼仏が、十大弟子舎利弗に対して、
観世音菩薩が深い最高の統一に入って、
正しい悟り、つまり、正覚を得た宇宙観、を説いたものであります。
観世音菩薩といっても、これは、釈尊自身の正覚を観世音菩薩の
覚りとして説いているわけなのです。
般若心経の新しい解釈P04
色即是空・空即是色

 深般若波羅蜜多を行ずる時と言うのは、深い最高の統一に入って、
神と一つの大智慧を獲得した時ということで、
その境地に入ったら、五感に感ずるすべてのものは
皆空である脱した時の宇宙観、人間観を説いているのです。
この中で一番大事な言葉は、、やはり一般に知られている、
色不異空(色は空に異ならず)、空不異色(空は色に異ならず)、
色即是空(色は即ち空にして)空即是色(空は即ち是れ色と
なる)という言葉です。これがわかりさえすれば、後の言葉は
すべて、その説明ということになってくるのです。
ところがこの言葉の解釈が非常に、
誤ちになっていて、いわゆる
単純な空観に脱する人が多くなっているのです
。色即是空と空即是色を、只単に同じことを
ひっくり返しになっているのだと思い込んで、色、即ちものはすべて
空なのだ、この世に現れているすべてのものは
空なのだ、無いのだ、という否定的の
面だけに捉われて、
しまって、この人間の肉体をはじめ、眼に見、手に触れるすべてのものは
、自己の肉体消滅と共にやがて無くなってしまうもの、返りの姿、実在でないもの、
というように解釈しているのです。それにこの経文のほとんどが全文がない
という、無という、言葉に尽きているこのように、解釈するのが、
無理のないことです。しかし、これだけでは実に困るのです。これでは
虚無主義とあまり変わりがないし、人間の現象画の進歩とか、
前進とか、には、まるで、役にたたぬ、思想になってくるのです。

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