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アスペルガー症候群と就労コミュの「こだわり」って、どんなこと?

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アスペルガーを含む自閉圏の人の特徴の一つである「こだわり」を周囲はどう理解したらよいのでしょうか。

私は最近、この「こだわり」の意味を間違って理解していたことに気付きました。気持ちの問題ではないようです。
ご本人は「こだわりたいから、こだわっているのではない」と分ったからです。
切り替えたくても、なかなか切り替えられないという状況に見えるのです。


最初、請求書の様式はAだけでした。それにずっと本人は慣れていましたが、ある時、○〇と□□のお客さんにだけは、様式Bで請求するようにと上司から言われました。
彼は、それを理解していたにもかかわらず、〇〇に様式Aで請求しました。上司が間違っているよと指摘すると、「あっ、すいません。間違っていました。」と謝り、何度かは正しい様式Bになっていたのですが、また、間違えるのです。
本人に聞くと、「とうしても頭から様式Aが離れないのです。慣れるまでもう少し時間がかかります」と言います。

このような慣れに非常に時間を要します。学習能力が低いと評価されてしまいます。

この切り替えにくさは個人によってかなり差があるようです。
仕事の世界では、ルールは多岐にわたります。
つど、どのルールを適用するのかの判断が必要です。

切り替えのためにどんな工夫をしておられますか。

コメント(9)

広汎性発達障害で短大の講師をしています。
「こだわり=呪縛」だと私は思っています。

工夫と周囲の理解があれば「こだわり」も社会に適応させることは可能だとは思います。
>>[1]

こだわりは呪縛という表現、よく分かります。
もともと、カナーは脅迫的同一性保持と表現したと聞いたことがあります。
日本語でそれを「こだわり」としたのは、こだわりそれ自体は悪いこととも言えないので、良い表現なのかもしれませんね。

どういう支援や配慮が呪縛に陥らないために有効なのでしょうか。
前記の例のように、Aという基本に対して、A'(ダッシュ)というような位置付けにしないで、全く別のもののようにしたほうが早く身につくのでしょうか。
伝票の様式や色を全く異なったものにして、Aを思い出さないようにするとか。
Vent Liberte さま

詳しいアドバイスありがとうございます。
今回の場合は大学卒レベルの方です。
企業で勤めた経験もあります。
だから、そうとう苦労されたのだと思います。

この前、ご本人から「来月からはAですかA'ですか」と質問されました。
私は、慣れるまでと考えて、A'ばかりをお願いしていたからです。
「これからは両方あり得ます」と答えたら、困った様子でした。それで、「まだしばらくはA'ですよ」と答えたら、「安心しました。両方だと混乱するのです」と返事されました。

Aには十分慣れたのだから、A'も憶えてもらって、AとA'の両方ができるようになると判断していたのですが、まだ、両方は混乱するようなのです。

伝票処理とはまったく異なるコピーの仕事を増やしたときにはそんな混乱はありませんでした。切り替えは出来ています。

似ているけど違うというようなことが困るようなのです。

仕事の憶え方が独特なのかも知れません。
内容や意味を理解して仕事をしていただいているのではなく、たんに手順で憶えているせいかも知れません。
時間をかければ必ず身につくとは思っています。


Vent Liberte さま

すいません。説明不足でした。
なぜAとA'が存在しているのか、なぜA処理だけではダメなのかは十分に理解しておられます。

Aの方式で処理をしているときに、CPU上処理できないので、はじき出した伝票の山がA'処理の対象です。
そのはじく作業をその方はしておられます。
つまり、Aで処理できなかったという現実の認識は持っておられます。
これまでは、そのA'はほかの方がしていました。
慣れてきたので「A'もしませんか」という提案をしたら、ご本人も意気に感じて「やってみたい」「そこまで自分もできそうだ」という気持ちがあるのです。
AとA'の違いは、ほとんど同じで、記入項目が一部少ないだけなのです。これが困るらしいのです。

伝票そのものを加工して、記入不要のところを黒で塗りつぶせばきっと間違わないと思います。
ただ、会社としてその人のためだけに伝票を用意するのはなかなか通りません。

ご本人の出来なさを問題にしているのではありません。
ちょっとした工夫で頭の切り替えがしやすいようにしてあげたいのです。
Vent Liberteさま

ご経験、参考になります。
ありがとうございます。

> AとA'を、同時進行でやったりはしてないですよね?

はい、この方の場合には少なくとも一日のなかで両方をやることにはしていません。

> AとA'をキチンと山に分けて

はい、棚を分けて表示してあります。

A'をするという認識は確かだと思います。起動するソフトが違います。今のところ、間違っていません。だから、スタート時点での勘違いはないと思います。

A'をしていながら、いつの間にか似ているA方式に移ってしまう、そして、また、A'に無意識に戻っていうという感じです。

なぜ、無意識だと思ったかというと、通常の方なら、間違ってA'からAに移って、つぎに正しいA'にまた戻ったのなら、そこで「あっ、間違ってた」と気がついて、見返すと思うのです。
それがそのままA'に戻っただけで、途中の間違いに気がつかないのです。
これは、お仕事を任せるには非常に困ります。

外見的にはAに「こだわっている」と見えます。でも、白うさぎさんの「呪縛」の表現に近いです。
ご本人もA'をしているのにAが出てきてしまうことに困っているようです。
両方が出来るようになるには時間がかかりそうです。

仰るようにAをする机とA'をする机を変えると良いかも知れませんね。でも、場所の余裕がない。

障害者枠の雇用ではなく、通常の一般雇用を考えていたのですが、ここまでの配慮が必要となるとやはり障害者枠を考えざるを得ないです。ご自分で切り替えが出来たり、間違いに気付いて訂正をしてもらえれば任せられるのですが。

ご指摘の過覚醒・過集中、それによる自己の客観視の低下の問題なのかも知れません。

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