整体のルーツ、高橋迪雄の正体術コミュの最強の左右重心移動法！

ある整体のビデオを見ていたら
施術中のうつ伏せから仰向けに変わる際にいつもの軸足を使って回転するだけでまた歪んでしまい
それを患者に説明していつもと反対の脚を軸足にして寝起きすれば修正できますよ・・・といって反対に回転させて・・・
「ほーら、左右の膝がそろったでしょう！」と見せつける！

そして「普段の生活習慣が体を歪めるのですよー」と説明。

まあ確かにそうなのでしょうが・・・
普段の生活に逆重心の動きを入れるのも一法とは思うのですが

そんな簡単に矯正が解けてしまって
保ちがないのでは・・・
ちょっと情けないですね

磯谷療法などでも上記と同様に軸足について指導していますが

生体術では何も普段の生活について自然にしていればいい
正しい姿勢をとろうとかではなく
（意識的な動きはかえって元の木阿弥になりやすいと言われています）
自然に生体になっていくのが生体術ということでしょうね

で、１番簡単で１番強力な左右重心の移動法は！

１、仰向けでASISで骨盤の開きを見て開いた側を重心側とする

２、うつ伏せになり重心と反対側の脚の膝曲げてを外側に開き
踵は重心側の脚の膝あたりにつける

３、重心の反対側の膝（曲げた方）を吸気で数センチ上げる
　（膝から上げること。腰から上げないこと）

４、５秒間保持する

５、ストンと膝を床に落として全身脱力（自然に落とす事！
強く落とすとよく効くと思わないこと。絶対に叩きつけない）

６、自然呼吸になるまで２０～３０秒間静かにしておく
　　（アーアと溜息をつくと早く自然呼吸になる）

１日１回のみ（多くても朝夜各１回まで）
就寝前が１番効果的です

患者に施術に使用時には
左右重心がその場で変わってしまい
怪我などしやすくなるのでしばらく（４０分くらい）大人しく
しておく方がよい
体操後の過ごし方が効果を上げる！
怪我に注意するようにも注意するよう指導すること

まずはあなた自身やってみましょう！