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プロ野球記録研究会コミュの2ラン以上の振り逃げ

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昨日(2012年7月3日)、広島が対阪神戦で2ラン振り逃げを記録しました。
これってレア度はどんなもんでしょうか。

コメント(2)

満塁振り逃げというのが過去にあるはずです。

ちなみにサヨナラ振り逃げが過去に一度あります。
==============【引用はじめ】==============

三振目の球を捕手が捕球できなかった場合

(A) 無死か1死で走者一塁・一、二塁・一、三塁・満塁のとき →
  打者は自動的にアウトとなる。

(B) 無走者のとき、または2死で走者があると → 打者にタッチするか、
  一塁へ送球しなければ打者はアウトにならない。

昭和35年7月19日夜、駒沢球場の東映‐大毎戦は前代未聞の珍事で1時間余り
の大モメとなった。

満塁振り逃げ(正確には見逃しだが)で一挙4点がはいったこのプレーはうだ
るような暑さ、一打逆転という緊迫した背景のなかで、両チームが前記、三振
目の球を捕手が捕球できなかった場合の(A)、(B)を混同した錯覚から起こった
真夏の珍事だった。

1-3とリードされた大毎は8回、2死満塁で打者山内和弘。カウント2-3から土橋
正幸投手が投じた内角への鋭いシュートに山内のバットはピクリと動いただけ
で止まった。井野川球審は「ストライク」のゼスチュア。しかしサインの手違
いか外角よりに構えていた安藤順三捕手はこの球を捕えきれず、ボールはバッ
クネット前に転がった。

スタートを切っていた三塁、二塁の走者が相次いでホームを駆け抜ける。安藤
が土橋にいわれ、ボールを拾いにむかったとき、ベンチの保井浩一代理監督
(岩本義行監督は休養中)はおそらく勘違いしたのだろう、ベンチ前に飛び出
し「チェンジだ、みんな戻ってこい」と大声で叫んだ。

ボールをつかみかけた半信半疑の安藤や土橋をはじめ東映ナインは指示に従
い、走者に構わず皆ベンチに戻ってきてしまった。そしてつられたように打者
の山内もアウトになったと勘違いしたのか三塁側ベンチに戻ってくる。おどろ
いたのはベンチの大毎ナイン。山内を押しやるように一塁へ走らせた。東映ナ
インが引き揚げて無人のダイアモンドを一度は止まっていた一塁走者榎本喜八
が走り、そのあとを山内が走ってつぎつぎとホームベースを踏んだ。このころ
になって東映側も山内も、ルールの勘違いに気づいたのかもしれない。

東映の抗議がはじまったが、もちろんルールを誤ったのは東映側。通るはずが
なく、こんどは抗議の矛先を別の方向へ持っていった。例の山内がいったんベ
ンチへ帰りかけた事実である。規則では第3ストライクを宣告されただけでまだ
アウトになっていない打者が、ベンチまたはダッグアウトに達したあとは、一
塁に再度向かうことはできないとある。しかしこれも審判員の判断の問題。
「山内の走塁は規則にふれるほどのものではない」と突っぱねたため東映は納
得せず、長い中断が続いた。

困った審判団は「ルール上は4点を認めるべきだが、守備位置に誰もいなかっ
たことだし、2走者の生還だけを認め3-3の走者一、三塁に戻して試合を再開
したい」という妥協案を出す始末。無論大毎の西本幸雄監督にはねつけられ、
58分の中断の後、ルール通り4点を認めることで東映を引き下がらせ、試合再
開となった。

==============【引用おわり】==============
『プロ野球記録大鑑』 より

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