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 『神奈川新聞』(9月7日号)

●合う?合わない? 米飯給食と牛乳/神奈川

 「麦ご飯 牛乳」「ひじきご飯 牛乳」…。学校給食の献立表には、食堂のメニューや家庭の食卓ではあまり見られない取り合わせが登場する。紙パック入りの牛乳は、ほぼ毎日。パンが主食だった全国の学校給食で少しずつ米飯給食に移行していくなか、ご飯と牛乳という異色な取り合わせに疑問の声も出ているが-。
■違和感と慣れと
 8月31日の川崎市立久末小学校(高津区)の給食の時間。この日は市の統一献立ではなく、学校独自の献立。麦ご飯、チンジャオロース、ワンタンスープ、ラ・フランスヨーグルト、そして、足柄茶を使った紙パック入りの緑茶だった。
3年生のクラス。ある男子(9)は満足そうだ。「家でご飯を食べるときはいつも麦茶」といい、いつもの牛乳とご飯の給食には「イマイチ」と首をかしげた。別の男子(8)は「ご飯にはやっぱりお茶」と言い切った。
「お茶の渋みが好き。朝はいつもご飯とみそ汁とお茶」という女子(9)は、取り合わせの違和感を解消するため「食べ終わった後に牛乳を飲む」。
一方で、「お茶は苦いから苦手」という女子(8)も。家庭ではご飯を食べるときはお茶を飲む子どもがほとんどだが、「給食はいつも牛乳だから、ご飯と牛乳(の組み合わせ)に慣れた」との声も出る。
 同校の女性栄養士は子どもの大半が「ご飯と牛乳の組み合わせは当たり前になっている」とみる。給食主任の女性教諭も「(自分自身も)違和感はない」。
■カルシウムの補充
 食文化の面からは違和感はあっても、栄養面から牛乳が欠かせないとするのは教育行政側の見方だ。横浜市教委健康教育課は「家庭の食事で足りていないカルシウムを補う必要がある。文部科学省の基準のカルシウム摂取量を満たすためには、牛乳が効率がいい」。川崎市教委健康教育課は横浜市教委と同じ理由を挙げるのに加えて、「牛乳に代わるカルシウムを補う食材購入に費用がかかる」と言う。
足柄茶の最大産地、山北町にある小中学校でさえも給食献立にお茶を取り入れにくい事情がある。
同町立小・中学校計4校でことし3月と7月に1回ずつ、米飯給食に足柄茶が登場。3月はインゲン豆や大豆、豆腐を入れたハンバーグや、ヨーグルトなどと一緒に出されたが、「カルシウムは牛乳に比べて3分の2しか補えない」(町立清水小の栄養士)。
 4校は7月の米飯給食時は飲み物を牛乳、コーヒー牛乳、足柄茶から選択できるようにしたが、お茶希望の児童・生徒は3分の1弱にとどまった。茶産地の子も「給食にお茶を」との機運は盛り上がらない。
■伝統の食生活って?
 県学校給食会によると、緑茶や麦茶などの茶系飲料は、1〜7月に県内の小中学校、特別支援学校の計53校で74回出された。低調な注文状況に同給食会の荒畑雅喜事務局長は「(お茶の導入は)週1回でも難しいのでは」との見方を示した。
だが、子どもたちが牛乳に慣れてしまっても「ご飯に牛乳は絶対に合わない」と市民団体「学校給食と子どもの健康を考える会」神奈川支部代表の熊谷千秋さん(40)。「カルシウムは小魚や海藻、野菜類から取るべき。食事のときの飲み物はカロリーや栄養価ではなく水分を取るもの」と訴え、学校給食の置かれた現状を憂えている。
 文科省はことし3月、都道府県などに米飯給食の実施回数を増やすよう求める通知を出し、「日本の伝統的な食生活の根幹である米飯の望ましい食習慣の形成」などを推進の理由に挙げた。同省学校健康教育課は「給食は必ず牛乳という決まりはない」というが、「(牛乳とご飯の組み合わせの良しあしは)市町村教委の判断」としている。
◆米飯給食
 文科省の調査では、2007年度の米飯給食実施回数の全国の週平均は3・0回。文科省は、ことし3月の通知で、「週3回以上」を基本目標とし、実施回数が週3回未満の場合は週3回程度、既に週3回以上の場合は週4回程度と、実施回数の増加を促した。神奈川県は07年度は2・5回と全国最下位だった。08年度は2・6回とわずかに増えた。

※カナロコでアンケートを受け付けています。
詳しくはこちら
https://www.kanaloco.jp/st/enquete/

▼久しぶりに、根性の入った記事です。アンケートをとっています。そして、それを元に再度、記事がでるようですので、皆さん、是非、アンケートに投稿しましょう。それで、日本一ご飯が少ない(パンばかり)の教育委員会が変わるとは思えません。でも、市民の小さな「声」はばかにできません。たとえば、かつて神戸市で講演した際、神戸の教育委員会は「神戸はパンの町と呼ばれている。ご飯を増やすことは無理だ」と言った人間がいた。当時、兵庫は「ご飯を食べよう県民運動」という運動をしていた。これが、行政である!!しかし、市民の「声」に押されて、神戸市は米飯給食を増やした。中学校の中には、完全米飯になったところもある。小さな「声」はばかにできない。いや、小さな声が学校給食を変える。

 私なら、「そんなに子どもの健康にとって牛乳が大事なら。職員の健康のために、県庁、市役所の職員食堂でどんな定食にも、牛乳をつけるべきだ」、「神奈川はパフォーマンス知事が、禁煙運動を熱心にやっているのだから、即刻、実行すべきだ」とでも書きましょうか?

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