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コンツェントゥス・ムジクスコミュのDVDクリオラに涙する

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1981年収録のDVD「クリスマスオラトリオ」を見て感動し、涙しました。

メンバーはもちろん当時のベストですが(モザイク世代が入ってしばらく。古きよき時代の面影は残している)、もう見ることが出来ない顔も。。。

なんと言ってもコンミス健在!オブリガートソロに涙、涙、涙・・・。シェフトラインの勇姿、シュタストニーの指が震えている実演、そしてタヘツィ(父)の指のアップ。チェロは過渡期ということもあって謎のエンド・ピンマン。ミス「ターユ」のマリー・ヴォルフさんがまだ長髪。

ソロ歌手はなんとあのペーター・シュライアー、そしてロベルト・ホルという贅沢。シュタストニーとシュライアーの絡みはしびれます。。

しかし、このDVDの最大の特徴は、テルツ少年合唱団が出演し、上2声のソロを少年が担当していること。シュライアーを除けば、カンタータ大全集そのもの。残念ながら、少年のお名前が記載されていないのですが、どなたかご存知の方は? アルトはめがね君が一人で歌い通し、ソプラノはもうじき声変わりしそうな背の高い少年1人と、もう少し若いのが2人。当時のカンタータ大全集は30巻前後なので、そのあたりのソリストを調べては見たものの、優秀なソリストは声変わりする前に先にまとめて録音ということもあるので、81年当時はわからず。アラン・ベルギウス君の初期か、マルクス・フーバー君の末期か、それ以外の無名(カンタータ大全集では)の誰かか。いくらなんでもヴィードル君ということはないと思いますが。アルトはトーマス・シリング君かもう少しあとの31巻から登場のシュテファン・ランプ君(彼は長期政権)か。確かに聞き覚えのある声のような気はするのですが・・・。

アーノンクールの指揮ぶりも今とはだいぶ違いますね。

さて、もう1つ、2000年12月録音の61番、147番、マニフィカートというカップリングのDVD。これは今回の来日に近いメンバー。オーボエもコントラバスも。しかし、オルガンは健在。合唱はアーノルト・シェーンベルク合唱団。ということで、完全に80年代終わりから今の路線。アーノンクールの風貌、指揮ぶりも20年近くたってだいぶ変わっています。そして、コンマスもへーバルト(息子)に。アリスおばさんは大分疲れた顔して弾いています。それでも、Vnの古参メンバーが控えめながらも健在。2人のヴォルフさんも前作に比べるとずいぶん貫禄が。皆さんさすがにお年を召したな。モザイク世代ですらいまや50代ですから、80年当時の古参メンバー並みの年齢になってきているわけですし、古参メンバーは少々痛々しくもうれしい。人間歳をとっていくのは当然としても、とても悲しいものがあります。

それにしても入団当時から全く雰囲気が変わらないのが、モザイク娘の2人。アンドレア・ビショッフさんに至っては、髪型も弾いている姿も全体的な雰囲気も今日までほとんど変わらず。そして、いかにも紳士という感じのトゥルコビッチ氏。

147番のオブリガート・ヴァイオリンは、へーバルト(息子)。チェロはタヘッツィ(息子)。アリスおばさんのような独特のタメはないものの、なかなかいいです。オーボエは今と同じ。ヴォルフさんのパウルハーン系オブリガートが聴けます。

そんなことで、カンタータ大全集の最晩年のオケの雰囲気は味わえるものの、合唱が大人でソロ歌手も全然違うということで、カンタータ大全集を思わせるものは通奏低音くらいか。

とにかく、カンタータ大全集を懐かしむにはなかなかいいDVDです。

コメント(2)

 深い!
 熟読し理解を深めたいと思います。
 お借りしっぱなしの、テルツ漫画お返ししなくては・・・・。
そう、テルツ漫画。のだめより20年以上古い音楽ものですから価値がありますよね。それ読んで、DVDの少年がわかるかな・・・。

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