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宇宙物理学コミュの事業仕分け

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事業仕分けで国立大学運営費交付金のうち特別教育研究経費は、
予算要求の「縮減」と結論が出されました。
この特別教育研究経費はプロジェクト経費と呼ばれ
大型基礎科学実験の大部分を占める経費になります。

この縮減と結論された特別教育研究経費についての
行政刷新会議の事業仕分けワーキンググループでの議論は
事業仕分け委員から
「これがどのような経費であるのか」という質問と、
「すばる望遠鏡やスーパーカミオカンデのような研究経費です」
との文科省の答弁のみになっています。
議論が無かったにもかかわらず、委員の採点結果で「縮減」が
決定された経緯があります。

これに関し、
国立天文台のホームページで
すばる望遠鏡などの運営経費削減の危機に対するアピール
https://pr-naoj.jp/200912/index.html

及び、
高エネルギー加速器研究機の
行政刷新会議による事業仕分けの影響についてのご意見募集
http://www.kek.jp/shiwake/index.html

署名簿: ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明
http://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dEhoSnhEQUZtMnNpd0tJQkFXUm9CZFE6MA

として上記のホームページから皆様の御意見を投稿できるようになっております。
御意見お聞かせ下さい。そして上記への御意見投稿お願いします。

コメント(80)

> 犬男さん

科学分野を取り上げ判断する方も人間になります。

関心の低さが根底にあるように思います。
> よしろーさん

科学の重要性がわかる人が判断すべきの考え方に賛同できません。

素人うんぬんのコメントについて、例えば学んでいる素人を含め科学の必要性について意見をするのはおかしいと言うことでしょうか?
今の内閣を見ていると竹下内閣と似ている部分があるのかなと?

要は TRON は諦めてでも自動車を守る。
最先端は米国譲りでよいから、地道に土方の商売をする。

今日何とはなしにはですけれど、その様に感じた次第です。
研究内容について解らない方が悪い,ただ金だけくれという態度は,税金使っている人間の感覚としては愚か。自覚がないんでしょう。
税金を使うということは出資者は国民全員なのだから,その全員に対する説明責任はあって,それらを碌にしてきていないということが改めて示されたんじゃないかな。何かよく分からんことのためにお金をよこせと言っているから削減なんだろうし。
企業からの出資で研究していたら当然その企業に対しては報告している。それが税金なら国民になりますよ。

そういうのが面倒なら自分で稼いでください,と思います。
>あやせさん

>研究内容について解らない方が悪い,ただ金だけくれという態度は,税金使っている人間の感覚としては愚か。自覚がないんでしょう。
>税金を使うということは出資者は国民全員なのだから,その全員に対する説明責任はあって,
>それらを碌にしてきていないということが改めて示されたんじゃないかな。
>何かよく分からんことのためにお金をよこせと言っているから削減なんだろうし。

説明責任があるということに勿論同意します。
ただ、このトピックに貼りましたリンク先(天文台、高エネ研、ノーベル賞受賞者…)で
共通に指摘されているのが
今回の縮減の判断は議論がないのに縮減と判断されていることです。
「縮減」という結果だけを見れば、議論が尽くされた上での結論であろうと思われる方が
多いかと思いますが、実際には議論が無かったことに問題があります。
ハードル高いね…

カミオカンデなんか私は書籍で知り、科学未来館で縮小模型に触れてようやく実感できましたから
科学好きは魅力を知っているので積極的に学びますが、全く科学に興味ない人はカミオカンデがあることさえ知らないでしょうね

科学未来館が有料なのが残念ではある。
もうちょっと言わせて頂きますと
今回、議論されず縮減とされた特別教育研究経費は大型プロジェクト経費となっていて
以下の実験などの運転経費となっています。
・スーパーカミオカンデ(ニュートリノに質量があることを示した=>ノーベル賞級)
・すばる望遠鏡(銀河の最遠記録を持ち、最近は広視野高分解能を生かして暗黒エネルギーや暗黒物質の間接観測で成果)
・Belle実験(小林・益川理論の実験検証に成功し、昨年のノーベル賞授与に大きな貢献)

もし大幅縮減にでもなったら、これらの「第一級の結果を出している施設」が稼働できなくなります。
国民に税金の使い道について説明しないといけないのは研究者じゃなくて
国ですね。
国は本当は国益のために税金から研究費用を出しているのですが、
今回の仕分けでは国益になるということを知らない人が決定して
しまったのではないか?という気がします。
今は本当は説明をするべき国に対して研究者や国民が研究は国益に
なるんだよということを逆に説明しているというおかしな状況ですね。
重大な懸念があります

すべての国民
または政府
官僚であれ議員であれ
その専門家であれ

どの分野の科学や学問でもいい
その先端や全容を把握できますか

否です

もちろんその研究する側が
国民への還元や説明をないがしろにしてもいいというのではありません

また企業や軍などの利権が絡むと
発表の自由がなくなり
結果科学の発展に大きな障害となります

学問の自由は国家はそれを補償し
それを担うものは直接国民に責任を負うべきです

具体的には接点として大学での研究と教育があると思います

そういった意味で
一部の人たちが騒いで一部に実在している
教育と研究の分離は無責任なあり方であると思います

本来学問研究は自由でなければならず
国家や企業や軍などの干渉を排すべきであると思います

この国は曲りなりもそういう体制を持っていた
これを崩してしまえば
科学や学問自体が崩壊してしまうでしょう

もちろん大学や研究者は
その責務を心に仕事に励んでほしいし
国民にも還元してほしい

だが
現時点で
もう現場は予算的にも条件的にも
とても疲弊しているのをまず知るべきだと思う

プロジェクト重視の時点で国家が認めるかどうかで
かなりの差が出ると議論があった

それでも少なくとも予算がつくならと
確保に奔走した努力も否定するには忍びない

結果が今さらにここをたたく

日本の未来は
大学や研究機関に大きくかかっていると私は思う

この国がどこへ行くのか
どこへ行こうと思うか
結構重大な岐路の1つだとおもわざるを得ない
>本来学問研究は自由でなければならず
国家や企業や軍などの干渉を排すべきであると思います

理想論ですね。いまどきそんなものがあるとは思えないなあ。万葉集とか研究している人たちなら、そうかもだけど。

民主党だってバカじゃないから、ああゆうパフォーマンスでもして、直接的・間接的に国民に危機感を持たせようとしているんだと思いますよ。
この国の財政実情では、いずれ大きくカネの流れを変えなければいけないですからね。
これだけ話題になれば、やった価値はあります。

>なぜ、科学が「必要」なのか、聞かせてください。(というかまず、「何をするために」必要なのかハッキリさせないと、不毛かと思います)

何をするためにも必要だと思うのですが、私の考えが浅いのでしょうか。


>その科学の重要性がわかる人が判断すべきの考え方に賛同できません。
>素人うんぬんのコメントについて、例えば学んでいる素人を含め科学の必要性について意見をするのはおかしいと言うことでしょうか?

すいません、言葉が足りませんでした。
これは事業仕分けに対する私の考えです。
すばる望遠鏡やスーパーカミオカンデのような研究に精通する人が「無駄が多いから縮減すべきだ」と判断を下したなら、私は文句を言いませんし、皆さんも納得するのではないでしょうか。


>この国がどこへ行くのか
>どこへ行こうと思うか

世界一になる必要はなく、2位狙いだそうです。
これからは子供達にそのように教育していくのでしょうか。
> sigさん

複素数に関する考察が始まった時代には、それが現在の電子情報社会を成り立たせる基礎理論になることを予想できた人は、研究者自身も含めてほとんどいなかったでしょう。最先端の宇宙論や素粒子理論なども200〜300年後には、現実の産業に応用されている可能性はあると思います。

要は、200〜300年後の社会のための長期スパンでの投資を行う余裕が、残念ながら今この国にはないということなのでしょう。
何百億と注ぎ込まれているのは理論そのものではなく、主に実験です。

では実験に注ぎ込んだお金がそのまま無駄になるのかと言えばそうではありません。

まず最初に、我々は何者なのか、の答えに近づくことができます。
こういうことを書くと揶揄されるのがオチですが、これが一番の成果であると
面と向かって納税者に言えないようなプロいないと信じています。
理論家の数だけある理論を実験が一つ一つ潰して自然が採用している理論に
近づいているわけです。

次に、そのへんに売られているモノを寄せ集めて実験できるほど要求される
テクノロジーは簡単ではありません。まず企業探しから始まり、一から共同開発するのが常です。
実験で必要になるが、そんな技術どこにもない、ということが頻繁に起こります。
こうして新しく作られた沢山の技術は、少なくとも共同開発した企業にとっては他社には
真似できない強みです。更に芽をだして産業となる事例も沢山あります。
これは後付け的な言い分ですが、無視できないほど重要な成果です。

理論そのものが応用できるようになるにはぬけちくさんの言うとおり100年経っても
難しいかもしれません。けれども前世期初頭の人が今を予想できなかったように、
現代人が100年後を予想できるとはとても思えません。意外と実用も早かったりして。
>まず最初に、我々は何者なのか、の答えに近づくことができます。

我々はこの問いに薄々気付き始めているのだと思います。

現代と200年前を比べ異なる点は、地球の環境そのものを崩壊させるテクノロジーを持ったことです。

今必要とするものは何か?
改めて発見するタイミングなのでしょう。
>52 特異点さん
理想とはまた素敵な誉め言葉ありがとうございます。

現実はおっしゃるとおりです

科学技術ですばらしい成果があったとしても
だれかが製品化しないことには
誰も使えないのも事実です

軍事関係はそんな楽観的なものではないと思いますが
民間企業等との共同は単純に否定するつもりはありません

発展に有害でないあり方ならいいんじゃないですか

日本の教育・研究の予算はもともと貧弱であるとおもいます
それが今までの政策で
そこから充実する方へ舵をきるのか
さらに切り捨てるのかは注視しなければならないでしょう
こんにちは、はっきりしているのはこういった議論が出来ると
言うことは多分良いことでしょうね。

予算は限りがありますね
削減を決められた方は、それを元に戻すまで何時間掛けても
話をし続けようとすると思いますがどんなもんでしょう
勝つまでやめない人ばかりでは、終わらないかもです

もし予算を要求する人同士が、話し合って総額を枠内に
納める事ができたら・・・多分それは無理でしょうね

そこに携わっている人はそれが一番と思っていませんでしょうか
ノーベル賞と障害者福祉や交通事故防止、天秤に掛けられるでしょうか

ここは、次の選挙で意思を表明して、一段上位の判断(政治)で
決めるべき事でしょうか

それと情報ですが、予めほとんど議論がないということですが
いろんな段階で判断がされていると思いますが、本当に議論が
無かったのでしょうか?
情報とは恐ろしいもので誘導性がありますのでその流れに乗ると
決められた結論に導かれてしまいますが、大丈夫でしょうか
議論がないにもかかわらず削減されたという情報が広がると
誰が得をするのか考えてみたいと思います。
> ほしのうみさん

公開仕分けの対象になったのは全事業ではありません。仕分けされる案件がどのようなプロセスで選定されたのかが分かりにくい状況にあるのが問題なのですが、おそらく財務省サイドで削減しても良いと判断した事業が出てきたというのが妥当な見方だと思っています。
そういう意味では仕分けの議論は公開仕分けの前にすでに終わっていたと言っても良いのではないでしょうか。
公開仕分けはパフォーマンス、もっと言うと一種のデキレースだったように見えます。一部予算が復活したスパコンなどは、レンホウ議員の愚かな質問がマスコミに注目されたために生き返った番狂わせのケースだったのだと思います。
私は事業仕分けには、国民が自らの税金の使い道を理解すると言う点では賛成です。(ここでそんな事を論じていないのはわかっていますが。)
しかしこんかいの一番の問題は、仕分けを行う仕分け人も国民も、仕分けを行っている事業についてちゃんと理解しているのか(もしくは理解する意思があるのか)、ということだと思います。
今後こういった事例は増えると思います。その上で国会議員や国民の意識のあり方次第で、今後の科学技術の発展やそれによる国際社会での日本の立ち居地も大きく変わると私は考えています。

今でこそ、日本は科学技術や産業の基礎的分野では世界でも有数の実力を持っています。しかしその根底にあるのは、今回の議論に上がっているような大規模実験によって培われた技術でもあるのです(Spring-8によって得られた研究結果は半導体や車のバンパーに利用されている等、ずいぶん身近にあります)。
それらを少しでも知っていれば、只削減する等といったことは起こらないと思います(科学技術にビジネス性のみを求めれば別ですが)。

また科学にかかわる者も、広く理解してもらうよう努力するべき時だと思います。そういった意味でも、今科学は変わるべき時にあるのではないかと思います。

駄文、長々とすみませんでした。
こんばんは、なんでもそうなのかもしれませんが
はじめてやることはどうしても抜けもありますし
議員も勉強不足や知識不足の露呈は止む無しかも
しれませんね。
少しづつでも良くなって行けばよいと思います

なんでもオープンも時間や労力がかかるかもしれませんが
今まで、内々で進めたいた事が、表面化されただけでも
初回は良しと思っても良いかもしれません。

あまりPR上手でもいけないかもしれませんが、国民への
PRも予算がほしい人は頑張って頂いたほうが良いでしょうね

何でも予算が大いに越したことは無いでしょうが、金のなる木が
あるわけではありませんし、難しいところですね。
わが国も明治以降科学技術の習得は富国強兵の一環で国策として
割合優遇されていましたが、常に要求した分が得られていないのも
現状ですので、ここは、お金ではない部分で、知恵や創意工夫で
お金も必要だけどそれだけじゃないという頑張りが欲しいなぁと
思います。
私は、学者を予算と言うことで呼ぶことには反対です。

何故と言って、もともとディベートをする人達ではないからなのですけれど。
それを国会という公の場に呼んですることは晒し者にしているのに
近いと考えています。

そも、成果自体が知りたいのであれば論文なりを読めばすむ話ですし。

ちょっと前にノーベル賞を受賞した水の解析にしても、
脳の分析に役立てられないかとかありますし。

それに第一に何でもかんでも今すぐにでもの応用というか
「役に立つ」みたいなことを言っているわけで。

かつてファインマン先生も確か人生に行き詰まっているときに
学生達が皿を投げ合っている皿の動きに興味を持ったと仰っていますし。

大分昔ですけれど、私が頭がぼけていなければ、確か東大のチームが
「ゴキブリ」の研究をしていると言って、社会党(当時)がけちをつけたこともありましたし。

芸術家何ってもっと凄いのであって、今では何十億円という値の付くゴッホの油絵ですが、
私が大家なら貸したくありません。
だって、耳そぎ落とされたりしたら、の様な感じでしょう。

いつ何時何が起こるやも知れませんから、
自分のできる研究をする以外に何をせよというのでしょうか?

それならば大学なんか全部無くしてしまって、産業界が受け皿になるべきだと思いますけど。
日本天文学会が声明を出しています

▼事業仕分けと科学研究の将来について(pdf)
http://www.asj.or.jp/news/091203

ここでかかれているより
危機はもう少し広範に渡るようです
こんにちは、予算が少なくて1位が良いです。
単年度の予算で、大きく順位(あるのかどうかわかりませんが)が
かわるのかもわかりませんが、アピールについては、次回の布石で
これからはもっと先を見てアピールしてもらえれば良いと思います
他の予算と比較するとどうなんでしょうね、例えば土木、建設、医療
交通、福祉、などと比べて信じられないくらい圧縮がかかっているんで
しょうか?政治家はどこまで行っても予算の配分が仕事になりますので
全体を見ながら決めてほしいですね。
今回削られた予算の要求額の明細が知りたいですね。意外と天下りの
法人の給料とかもいっぱいあったりして。。。。しかし減額されても
そういった部分は予算が回り、本当にいるところはなくなるというので
あれば、もっと構造を改革しないといけませんね。長年に渡って出来た
事ですから、すぐには変わりそうに無いですが、政権交代で、こういった
議論が出ることは、大変良いことかなと思います。今までだったら
どうなんでしょう。だれだれを引き受けていくらとか、何かを引き合いに
して、あきらめてもらうとか、結構寝技があったかもしれませんね

日本が技術大国であり続ける事が、目標の1つだとして、それを達成するために一番効率的な方法が、基礎科学の研究にお金を使う事なのか。(お金が無限大あれば、それは使った方が使わないより良いです。ただ実際問題として、お金が有限である以上、効率的な方法を探らなくてはなりません)

「科学→技術→Good」という単純な図式だけではダメで、もう少し気をつけて考えないと分からないことだと思います。
>G.G.さん

情報提供ありがとうございます。

69のリンクについて事業仕分けのやりとりをみると、
文科省の認識とずれがあるんですよね。

下にリンク先の声明について、事業仕分けでの内容になりますが、
関連するところのやりとりをまとめてみました。


1.大学・研究機関の運営費交付金

毎年1%の削減をしているが、大学の収入自体は全体では増えている。
*補助金、寄付金、競争的経費を獲得できるところは資金が潤沢となり
 大学全体で見ると収入は増えているらしい。

仕分け人は、資金の分配について科研費などを得られない文系や
資金が少ない大学へのフォローが出来ていないことを指摘。
*仕分け人は交付金を減らそうとは言っていないんです。


2.若手研究者の養成

定員割れの大学、大学院があることを指摘。
文科省は各大学の独自性を重視し、定員割れをどうにかしようとする案は無し。
仕分け人は大学を機能分別化を提案しているが、文科省は難色を示す。
結果、改善案が無しで現状維持。

3.競争的な研究資金

文科省は競争的研究資金(科研費など)が少ないとは考えていない模様。
仕分け人は芸術・文学・哲学に科研費がないことも指摘。あわせて、
運営費交付金を毎年1%と根拠のない数字を毎年削減していることの
危険性を指摘。むしろ心配されてますね。


4.大型プロジェクト

仕分けの場では議論無し。


>19にも事業仕分けのやりとりを貼ってしまいましたが、
仕分け人はけして「国立大学運営費交付金」を積極的に減らすべき、
とは言ってないんですね。税収が減っている現状を踏まえて、
資金効率化・重点化を行ってくださいとの見解を示しているだけ、
なんです。分配する分母がへっているのですから、結果的に
仕分けの対象となり、削減されたみたいですけど。
実際は、そんなに大事(おおごと)だったのでしょうか?

末端の研究機関にとっては瀬戸際だったのかもしれませんが、
だった文科省との足並みをもう少しそろえてみたら?と思ってしまいます。

もっとも、かなり頼りがいのない文科省でありましたけど。
ちゅうさん

この事業仕分けで
減額を余儀なくされるかも知れない 
いくつかの分野で
とても悠長な発言に出会います

貴方の大学は十分な予算があり
いろいろな研究に積極的にチャレンジできましたか?
既にどこもぎりぎりで生きているのではないですか?

私はこれ以上減らすどころか本来増やすべき分野ではないと思っています

そして決まってしまえば
覆ることは困難です

文部省はもともと政府の一員です
政府の決定に逆らうことはありえないでしょう。

政治の言葉はある意味で難しいです
それはそう解釈してくれればという期待も込められています
科学とは別の政治の言葉としてみる必要があると思います

学部等の違いはあれ
大学研究機関は私は未来への希望だと思うし
本来投資を惜しむところではないと思っています

科研費などは本来、コストではなく投資と考えられてしかるべきだと思います。無駄=削減ではなく、なぜ無駄になってしまっているのか、というプロセスが抜けているのは問題ではないかと思います。例えば、今回のように研究成果が分かりにくいのであれば、プロジェクト単位での成果をより明確に表すことのできる指標なりシステムなりを構築するために、逆に予算をつぎ込み組織の合理化を図る、という選択肢も検討段階では上がってもよかったのではないでしょうか。
部屋が散らかっているからとりあえず使えなさそうなものはどんどん捨ててしまえばいい、そういう安易な決定プロセスに危うさを感じます。
>G.G.さん

>文部省はもともと政府の一員です
>政府の決定に逆らうことはありえないでしょう。

そうですね、政府の決定に逆らう機関ではないはずです。
ですが政府に対して判断材料を提出しなければならないはずです。

巨大なシステムになればなるほど、その全容を把握することは難しくなります。
それは常人のキャパシティを容易に超えるものであると思います。
しかし全てを理解していなくても、方針・政策を検討・決定すべきとき
必要な情報を提供することが責務であるのではないでしょうか?

私も理系の大学出身でありますので、個人的な意見でいえば
研究の現場は疲弊しているとの見解に同意なのですが、これはあくまで
一個人としての視点で見た場合であります。

文科省は運営費を提供している大学などの研究機関の財務や活動実績、
社会的な必要性、そうしたものを把握しているべきであり、
そうした情報を統括した上での公式見解が事業仕分けの場での発言です。

先のコメントは、文科省が正しいとしているのではないく、
日本の科学振興を背負って立つべき政府機関が、あの程度の見識・見解しか
示せないのかと、嘆いている次第です。
>SIBAさん
天下りを無くすことに同意です。
そして議員定数について仕分けされなかったのが
腑に落ちません。
これで今よりももっとスリムになるのではないでしょうか。

平成22年度予算政府案
が出ました。
http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan.htm
http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan009.pdf
これによると国立大学法人運営費交付金が1%弱縮減されました。
この中にプロジェクト経費が入るものと思われます。

減ったのであれば、従来の天下りポストを削減、公募化し、
研究予算を年度を越えて持ちこしできるようにするなど効率的
な運営ができるように制度を改革して欲しいです。
トピずれですがお詫び申し上げます。

6と9について

再度メールして2週間後ようやく国立天文台より回答が頂きました。質問内容が難しい様子だったようで?どうやら上に(研究員?)にあげての回答のようです。

書籍や専門書にのっていない貴重な回答だと思いますのでご紹介いたします。

質問内容 1、ハッブル距離より遠方の天体が観測されるのは何故でしょうか?鮭が上流に向かい泳ぐ例えを連想しますが間違いでしょうか?2、光速を超える空間領域の境目は(ハッブル距離)、赤方偏移の値はいくつでしょうか?

国立天文台回答

遠方の天体の速度を考えるとき、座標をどのようにとるかによって、いくつかの見方が可能になります。どれが正しくどれが誤っているというわけではありません。以下では、2つの見方について説明します。

----------------------------------------
前回の回答に書きましたように、遠方の天体の赤方偏移は宇宙の膨張によって生ずるもので、空間内での天体の運動によって生ずるものではありません。ただ、これを天体の運動によって生ずると見なすと、特殊相対性理論によって以下の式が成り立ちます(国立天文台が編纂している「理科年表」というデータブックの「銀河団」の項目にも書かれていますので、ご参照ください)。

v/c = {(1+z)^2-1}/{(1+z)^2+1}
(v は天体の速さ、c は光の速さ、z は赤方偏移、" ^2 "は二乗)

この式から分かるのは、天体の赤方偏移 z が大きくなると天体の速度が光の速さに近づきますが、決して光の速さには到達しないということです。これがひとつの見方です。

----------------------------------------
もう一つの見方として、宇宙を外側から神様の目で見たような見方があります。この見方では、遠くの天体もハッブルの法則に従って、距離に比例した速さで遠ざかっていると見ます。「宇宙図」(*1) に描かれているのがこの見方で見たときの宇宙です。

この場合、z = 1.4 あたりから先の天体は、光の速さを超えて我々から遠ざかっていることになります。宇宙図では、現在の地球に届いている光の経路が「しずく型」として描かれています。光の速さを超える天体は、この「しずく型」の、一番太い部分より下側の部分に当たります。この部分の天体から地球に向かって発せられた光は、最初、宇宙膨張が光速を超えているため、地球からは遠ざかっていきます。

しかし、光はやがて宇宙膨張が光の速さを下回る部分に到達し、地球に向かって進み始めます。鮭が川の上流に向かう例えでいえば、上流に泳ぐにしたがって川の流れが緩やかになるような川に例えられます。ただ、鮭の例では、最初に鮭の泳ぐ速さより川の流れのほうが速いと鮭は決して上流にたどり着くことができませんが、宇宙の場合には、ゴムひもの上を鮭が泳いでいるようなもので、進めば進んだだけ、宇宙膨張が遅い空間に到達しますので、宇宙が加速膨張していないとすると、光はいつか地球にたどり着くことになります。

(*1) 宇宙図
http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu/index.html

私にも理解できる回答でした。6と9についてコメント致しましたが訂正いたします。

>素人の質問に回答できない質問窓口は無駄だと思います。研究者は研究だけしてれば良いのでしょうか?

>相談窓口を開設している訳で、質問する素人に回答するのが筋です。忙しく面倒なら相談窓口を開設しなければ良いのです。

上に質問をあげて頂き回答下さいましたので、上記は正しくありません。大変失礼いたしました。

>onuさん

>これによると国立大学法人運営費交付金が1%弱縮減されました。
>この中にプロジェクト経費が入るものと思われます。

この予算は毎年1%削減していくことが慣例となっているようで
H20〜22年度の予算案をみると下のようになります。

仕分けの際の答弁で、毎年1%削減しているという話が出ています。
1%の削減は事業仕分けの結果、というわけではないようです。



H20年度予算案 1,181,333,283千円

H21年度予算案 1,169,519,950千円

H22年度予算案 1,158,500,000千円

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