『HAWAII'S SONG BIRD』SOUTH SEAS SS-1000 ('74 )、SONG BIRD RECORDS LPM-1000 ('63)
しゅにんの日記にLena Machadoのことが書いてあったのでまずジャケットの紹介。左はしゅにんも持っているものでNoはSOUTH SEAS SS-1000。74年にリイシューされたものです。実はこの年の1月22日に70歳で亡くなっています。おそらくこの後、Lenaのハワイアンミュージックに対する大きな業績を讃えるとともに、追悼の意を込めて再発されたのでしょう。前後しますが真ん中がオリジナルです。去年オアフのあるレコード屋で見つけました。ジャケットはテープをはがした後があるし、底抜けをホッチキスで止めてるし、当然盤もキズだらけ。コレクターなら手を出さないレベルのものでしたが、山内雄喜さんがハワイに住んでいたころ(70年頃)レコード屋に非売品として飾られていたこのレコードを譲ってもらうために何度も何度も足を運び、ご主人の病気のため閉店の覚悟をしたおばあちゃんがついに譲ってくださったという感動的な話を知っていたのでこんな状態でも「うおー、やったあ!」と買い求めました。帰って盤をきれいにしてあげて聴いてみたらチリが少しあるものの静かに聴く程度なら問題なくて「よかった〜!」です。右はオリジナルの裏面です。右上にはSONG BIRD RECORDS LPM M-1000、右下にはHAWAII'S SONG BIRD RECORDSとあります。タイトルと同じ会社名ということはこのアルバムを出すためにつくられたのかも。もっと推察するとある熱狂的なファン、もしくは後援者が後押しして出した自主制作盤の可能性もあるかも。左下にクレジットされているLOU HERSCHERという方が鍵を握ってそうですね。 いまもレコードを聴きながら仕事もせずにトピック作りに励んでしまいました。いいですね…。いかんいかん。
これは59年8月にリリースされた『SONGBIRD OF HAWAII』(HARMONY 7182 / COLUNBIA) 。30年代のデッカ時代はしゅにんの日記にあるようにソル・ホオピイやディック・マッキンタイヤのバンドがバックをつとめましたが、戦後コロンビアに移籍してからはアンディ・カミングス率いるハワイアンセレネイダースが演奏したと前述の右のCDの解説にもあるとおりこのアルバムにもWITH ANDY CUMMINGS AND HAWAIIAN SERENADAERSとクレジットがあります。アンディは「WAIKIKI」などの作曲者としても有名です。そしてななんと彼のバンドにはギャビーが十数年在籍もしていました。ということはこのレコードにもしかするとギャビーの音が入っているかも、とあらためて聴いてみるとA面の3曲めの「HOLOWAAPA」のイントロはスラッキーのヴァンプで始まっていました。むむむ。どうなんでしょ?これはまたの機会に。このアルバム、残念ながらどちらのCDにも収録されてませんでした。これは「レコード鑑賞会」のリスト入りですね。
aloha! 鎌兄さん
lene machadoも好きです、現在songbird of hawaii. hawaiian songbird.
と改訂版とELODIA KANEのtributeを持っています。他にお薦めなCD
有りますか?
私、moana ke ala ona pua makahikina 好きで練習しています。
mahalo
Lena Machadoの最近のリイッシューでは「Songbird Of Hawaii」(このトピックの#4ンおボクの書き込みで紹介したレコードのCD版)の紙ジャケ仕様だと思います。http://www.amazon.co.jp/ソングバード・オブ・ハワイ-レナ・マシャード/dp/B0009J8GTO/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1199686885&sr=1-4
でもこちらもお持ちのようですね。お好きなのが「Moani Keala Ona Pua Makahilina」とはこりゃまた通ですね。