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パピヨン藤岡の自動車研究所コミュの実際のバネレート

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通りすがりのパピヨンです。
あるところからバネレートが高いのに乗心地がよいと
いう話がありましたので、関連して実際のバネレート
について考察してみます。

よくバネが12kとか20kとかいいますが、これはあくまで
バネ単品の数値です。そして車で走るとき使うのは
タイヤが実際に動くときのレートです。これをよく
ホイール端〜と言います。

ストラットのサスペンションはアクスル(ナックル)に
取り付けていますので、バネ、ショックともにレバー比は
1にかなり近くなり、単品バネ定数≒ホイール端バネ定数
単品減衰力≒ホイール端減衰力となります。

ただダブルウィッシュボーンやマルチリンクのサスは
レバー比をきちんと考えなくてはいけません。
レバー比が0.8の車があったとします。そのときは
ホイール端ではバネは0.8倍されたレートになります。
さらにホイール(タイヤ)が上下するストロークも
バネに伝わるのは0.8倍されたものになるので
ホイール端のバネ定数は0.64倍になってしまいます。
なので例えば20kという高いバネレートの車でも
レバー比が0.8ならば実際のバネレートは12.8kと
なってしまうわけです。

とくに同じ車に乗り続けていてモデルチェンジで
サスペンション形式が変わった場合は要注意です。

もう一つ注意しなければいけないのがワイドトレッド
です。スペーサーやホイールのリム幅拡大で太いタイヤ
を履く等いろいろありますが、基本的にタイヤが外に
出るほどレバー比が悪くなります。

最近の車はバネとショックを同軸配置しないものが多い
ので(スペース上有利)その場合はバネとショックの
レバー比が異なることも注意です。

レバー比は1に近ければ近いほどよく、特にショック
等はレバー比が悪いと仕事をしません。ショックは
ストロークして初めて減衰力を発生するので、動かない
ショックはチューニングが極めて困難です。
特に低ピストン領域(ハンドリング領域)の動き出しで
レバー比が悪いと単筒式のような応答性の高いショックを
使うか、そもそも減衰力を大幅に上げるかしないと
ショックが仕事をしません。減衰力は低速側を上げると
高速側はさらに上がってしまうので乗心地が悪くなるのは
避けられないでしょう。


コメント(3)

なるほど
S2000のレバー比は1.4です。
フロントは33.6k
リアは28k
ですな(笑)
上のレバー比はショックを1として考えたときです。
タイヤを1として考えたときは、0.7です。
タイヤを1と考えると
F:16.8k
R:14k
ですねぇ

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