臨床検査技師さん集まれ～！コミュのウイルス抗体の検査について

４月からウイルス抗体の検査をする分野につきます。

風疹、トキソプラズマなどですが、
例えば前回より抗体価が下がっていた、または上がっていたときの原因の考え方など、ウイルス検査をするにあたって気をつけていることなど教えて下さい!!

あと、風疹の罹患の診断の仕方がよく理解できません。
教科書に「急性期と回復期のペア血清でＨＩ抗体価が４倍以上の上昇が認められたら最近の感染。」と書かれているのですが、

これは
急性期のＨＩ抗体価が８倍で、１～２週間後にきた回復期の血清が３２倍だったら最近感染していた。ということなんですか？

妊婦さんが多いんですが抗体価が高すぎるということは抗体がない、ということですよね？
そうなった場合って病院側ではどのような対応をとっているんでしょう。

今まであまり深く勉強してこなかった分野なのでよくわかりません。
教科書にも余り深く書いてないのでよくわかりません

教えてください！！

コメント(7)

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[4] mixiユーザー 04月09日 03:14

以前、センターでウイルス検査をしていました。あっつさんの「抗体価が高すぎるので抗体がない」というのは、誤解があるように思われます。抗体価が高すぎるというのいは、抗体があるから高いということなので抗体はあります。エミさんの、ご質問ですが風疹のHIで64倍であれば防御抗体としては十分だと思います。風疹のHI抗体価の結果ですが、抗体価が低い場合には過去にワクチン接種をしている可能性もあるので確認された方が良いと思います。たまにですが、前回値に比べ４倍以上差がある時にはワクチン接種をしたか確認を取りワクチン接種をしていない場合は羊水で風疹ウイルスのPCRを勧めていました。ただ、風疹のPCRは保険では認められていないのと検査できる施設が少ないので国立感染症研究所で検査を実施してもらいました。
ウイルス抗体の検査でのCFやHI法の抗体結果のみで感染時期を推察するのは、難しいと思います。例えばヘルペスなどは、多くの人が子供の頃に感染した後は何度も感染を受けていると思うので抗体価は高いと思います。検査の感度はHI>CF
ですが、保険点数が安くスクリーニング的な検査ができるCFの方が依頼が多いと思います。ただし、CFは交差反応が多くIgMを検出できないので直近の感染ではなかなか抗体の上昇は見られません。風疹や麻疹などはHIの方が感度も良くIgG.Mを検出できるので良いと思います。

[7] mixiユーザー 04月10日 12:31

マサタケさんきよさんありがとうございます。

抗体価が高いと抗体があるで繋がりました