森田たまコミュの「石狩少女」復刊にむけて。

突然のトピック作成、失礼いたします。

森田たまさんが昭和15年に発表された少女小説、「石狩少女」（少女と書いて“をとめ”と読みます）。
小説が好きで自尊心と感受性の強い少女・悠紀子がヒロインの、傑作少女小説です。
「女の子が小説なんか読んでいると不良になってしまう」といわれていた時代、周囲から偏屈な子だと思われながらも自分の矜持を捨てない少女の物語は、今読んでも全く色褪せていません。

偶々三一書房の『少年小説体系第２４巻　少女小説名作編（一）』に収録されていた「石狩少女」を読んで以来、この小説にすっかり魅せられ、悠紀子のような少女達に読んでもらいたいと思うようになりました（勿論、少女以外の方たちにも読んでもらいたい）。
しかし、今この小説を読もうと思えば前述の『少年小説体系』の他、ニ、三の全集で読むしかないようです。原本も大変高価な値段がつけられているようで、とても少女達の手には届きません。

復刊して、悠紀子の物語を出来る限りたくさんの方たちに読んでもらいたい…。そう思って、僭越ながら「復刊ドットコム」に復刊リクエストの登録をしました。
もし「そんな小説があるなら読んでみたい」と思われた方がいらっしゃれば、投票していただけると本当にありがたいです。よろしくお願いします（できれば、「石狩少女」もご一読ください。本当にいい素敵な小説なのです）。

以下リンクです。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=38775

管理人さん、それからコミュ参加者のみなさん。長々と失礼しました。