『航空ファン』コミュの航空ファン2016年３月号

『航空ファン』2016年３月号は、ついに名古屋に設置したFACO（Final Assembly & CheckOut）施設での最終組み立てが始まった航空自衛隊向けのF-35Aを含めた、ライトニングⅡの最新情報を特集。現時点で航空自衛隊は42機のF-35Aを導入予定で、最初の１～４号機はテキサス州フォートワースのFACOですでに組み立てが始まっており、続く38機は名古屋で生産されることになっていますが、このほかにもフォートワース、イタリアのカーメリでは各国向けF-35の最終組み立てが続々と行なわれており、今月号ではここにいたるまでにどのような流れがあったのか、今後どのように配備や開発が進んでいくのかを細かく解説、あわせて三菱重工小牧南工場内に設置されたFACOとはどういう施設なのかを、入手した外観イラストやフォートワース、カーメリの状況とともに紹介していきます。
　さらに緊急トピックスとして旅客機の話題をふたつ紹介、MRJの量産初号機の引き渡しが１年程度延期される件と、年始早々に報道されたANAがA380を導入か、とのニュースについても開設します。このほかにも、今月は表紙と巻頭でフランス空軍のラファールディスプレイチーム“モンスタータイガー”をフィーチャー、空自も導入するE-2Dとホークアイファミリーの海軍機の最新空撮、NASAで健在のWB-57F ３機による編隊飛行、飛行点検隊のYS-11FC初の用廃、BAPに初参加したハンガリーのグリペン、プレーンズ・オブ・フェイムの零戦52型いまだ飛べず、ハリウッドスターを乗せLAとロンドンを飛んだR2-D2 ANA JET、ホンダジェット顧客への納入開始、米海軍NASファロンの捜索救難ヘリMH-60S、シリアでのロシア軍航空作戦続報、P-1初参加の海自第４航空群、20周年の空自ブルーインパルス、LR-1が最後の陸自第１ヘリ団など、注目の2016年自衛隊初訓練の模様もお届けします。（１月21日発売）