『航空ファン』コミュの航空ファン2010年６月号

　今月号は民主党鳩山政権の代替案提示の決定期限とされる５月末が近づいているにもかかわらず、いまだ“迷走”を続ける米海兵隊普天間基地の移転先と、この問題の根本に関する特集です。県内か県外か、またはグアムなど海外か…、このままでは期限内の解決はほぼ不可能な状況に追いやられているこの問題について、報道や世論の注目も大きくなっていますが、沖縄を見続けてきた航空専門誌の立場から『航空ファン』的分析を試みます。そもそも普天間基地の移設問題とはなにか、検討された代替案にはどんなものがあり、どのようなメリット・デメリットがあるのか、過去から現在までの普天間基地駐留部隊解説、飛行機ファンから見た普天間基地の現状などを紹介、またカラーではMAG-36にもUDP展開されるHMLA-367の最新リポートや普天間の現状が一目瞭然の普天間基地鳥瞰折り込み写真（宜野湾市提供）も掲載します。
　第２特集はブルーインパルス。今年50周年を迎える航空自衛隊アクロバットチーム、ブルーインパルスのシーズンイン直前情報として、徳永克彦カメラマンの空撮、今シーズンのメンバー紹介、50年目の年の新課目などをお伝えします。また50周年の今年、航空自衛隊と航空ファン等航空専門誌４誌の協賛でブルーインパルスのフォトコンテストが開催されることが決定！　応募要項が掲載されますので、こちらもぜひご参加下さい！
　その他の記事としては、百里１周年の第302飛行隊に登場した“黒い尾白鷲”、都心に現われたアフガニスタン／イラク戦線で注目の無人偵察機グローバルホーク、ロシア次期戦闘機PAK FA追加考察、XC-2防衛庁納入、地震復興のチリでのトレードショーFIDAE、オバマ大統領が再考を命じた次期米大統領専用ヘリ“マリーン・ワン”選定問題、レッドブル・エアレースの2010シーズン開幕なども注目です。