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アチ銀発・湯路(ゆ〜ろ)情報コミュのアチ銀調査部レポート

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アチ銀レポート 2005.6.18   「泉都(セント)」は泉都を救えるか?

住基ネット、総務省・・おそらく地域通貨を推進している市井の人々には、あまり好感を持って語られない単語であろうかと思う。 このたび、別府市では総務省の事業で住基ネットに接続可能な地域通貨システムの実験が開始される事になった。 (あっさり)

どうも、その単位が「泉都(セント)」になろうとしているらしい。「電子・湯路(ゆ〜ろ)」という意向もあったらしいが、アチ銀初代総裁・栗田氏は即座にこれを断った。

「泉都(セント)」は読んで字の如し、泉都・べっぷの地域通貨として市営温泉の入浴や市営の施設の使用料などにつかえることになるという。 まちづくりなどのボランティア活動の対価として、別府のあらゆるもののよりどころとなる天然資源である温泉を充てる。 つまり「湯本位制」を取るわけだが、これは湯路と同じである。 媒体はスマートにICチップを搭載した住基カード、いや、泉都カードだ。 使用者が希望すれば「公的認証サービス」がつかえることになるだろう。 つまり希望すれば住基ネットにつながるという仕組みだ。 あくまで希望すればという段階を踏んでいるところに好感は持てる (無断でつなげると大問題になるだろうし)。

「湯路」は、もともと市営温泉としての手厚い保護を受けられずに衰退の一途をたどる「町の湯共同体(い〜湯〜!)」そして路地裏エリアの復興という目的を持って作られた。 「泉都」は、市営温泉を中心にして、この別府全体の復興という大きな使命を持って誕生するのであろう。 

これはまるで今の世界の縮図ではないか? 住基システム・電子政府という効率重視・監視・巨大利権を優先するアメリカ的展開(セント?)に対し、連帯・環境・コミュニティを優先するヨーロッパ的、実はどうでもよい展開(ユーロ)という表層的には対立する構図があるが、別に水面下ではどっぷりつながるという、まるでどこかの温泉水脈の世界。 どっちが善でどっちが悪などという無粋な評価はしないほうが楽しいだろう。 
「激しく循環するのは湯路か?泉都か? それとも掛け流しに終わるのか?」

ひとまず、アチ銀もよりよい別府を創造するという一点において共通の使命を感じ、最大限の協力をしたいと思っている。 市役所の職員さんも熱い思いで上層部を説得し、地域づくりに寄与できる活動を始めようと思っているのは事実だし、確実にうれしい。 

「これでますます別府の地域通貨シーンは面白くなる。   間違い ない!」

文責:野上@2代目総裁





コメント(2)

ありやとうございます
湯路ホームページにもさりげなくアップしました。

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