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Frank Sinatra シナトラコミュのこういう映画みました。

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三人の狙撃者 (Suddenly !) (1954)

監督 : Lewis Allen
脚本: Richard Sale
音楽:David Raksin


出演:
Frank Sinatra - John Baron
Sterling Hayden - Sheriff Tod Shaw
James Gleason - Pop Benson
Nancy Gates - Ellen Benson
Kim Charney - Peter Benson
Willis Bouchey - Dan Carney
Paul Frees - Benny Conklin
Christopher Dark - Bart Wheeler
James Lilburn - Jud Kelly
Ken Dibbs - Wilson
Clark Howat - Haggerty
Charles Smith - Bebop
Paul Wexler - Slim Adams

シナトラの映画は特に意識して観た事はないが自分の好きな歌手でもあるので今日BBCの深夜映画として放映されるとテレビガイドに出ていたからオランダジャズコンテストという若手のバンドが4組出る準決勝コンサートに出かける前にヴィデオのタイマーをセットし家を出たはずだが、夜中に帰って来て見るともう30分近く映画の開始時間が過ぎているのに驚き、これは何としたことか、この駄目ヴィデオレコーダーは作動していないじゃないか、と気落ちした。 仕方がないからすぐに手動にしてうんざりしながらも残りの1時間ほどを見た。 つまり、初めの3分の1ほどを見過ごして話のつじつまを想像しながらという見方なのだが、話は今の映画の作り方ほど複雑ではなくて助かった。

大抵どの作品でも初めの1秒から最後のエンドクレジットが終わるまで、まあ、今は昔と違い終わりの方はヴィデオの遅送り(早送りがあるのだからこの言葉も在っていいはずだ)でしか読み取れないほど細かいものになっているものの、初めの数分で後で謎の鍵となる映像や科白、印象深い映像などが現れることもあるのだから、それだったらヴィデオ撮るのやめようかな、と思ったのだった。

とはいえ、この映画の1年後の製作になるシナトラ主演「黄金の腕 (The Man with The Golden Arm、1955)」は以前にヴィデオに撮ってあったけれど初めの10分ほど見ただけでそれもそのままになっているのだが、この「黄金の腕」はシナトラがジャズ?ドラマーとして黄金の腕をもつ男として活躍する軽快なタッチの音楽入りの楽天的な話だと予断を持っていて全部は観ていないので実際はどのようなものかそのうち確かめてみようかと思うのだが、それもいつのことになるのやら怪しいものだ、それは兎も角、、、

映画の2/3だけ観てここに書くのは気が引けるのだが、ただこの種の話は現代でも作られているサスペンスドラマと種類を同じくする半世紀まえのものだし、特に、大統領狙撃テーマと言えば、フランス・ドゴール大統領狙撃未遂の傑作「ジャッカルの日」、その最近のリメイク、元とは似て非なる凡作「ジャッカル、、、?」であり、O・ストーンのJFKあり、イーストウッドが狙撃手マルコビッチのハイテク弾から大統領を防ぐ護衛のシークレットサービスの話までいくつもあり、この1954年当時の大統領狙撃の話の主役、シナトラの演技、に加えてストーリーに興味が向き、この映画の覚書として残しておこうと思ったのだ。 

失った初めの30分はなくても筋は一応つじつまがつくので問題はないものの、戦争で26人か27人狙撃して戦功をたて、銀十字勲章をもらった今はクールな殺し屋のシナトラに誰が殺人依頼をしたのかが知りたかっただけだ。 おまけに人質の保安官からヨーロッパ戦線での病的な理由で本国に戻された理由が人を殺すことに快楽をもつという異常心理だからと詰問されて自分の生い立ちを語るあたりは見ていてにやにやするほど面白いパターンである。

一番興味があったのはケネデイー暗殺の場合と同じく、誰が依頼主なのかということなのだが、ここでは全編の2/3だけを見る限り、では報奨金の半金はシナトラの手にもう入っているといわれるものの、人質になったシェリフの口から出たのは、何時間か後にはおまえ(シナトラ)は国外に逃亡して逃げおおせると思っているかもしれないけど、後の半金は依頼主がとっくに持ち逃げしていることだよという言葉で、シナトラは内心ビクビクしているのだろうけどそれは賢い警察官の心理戦の科白で内心はいらいらしながらも軽くいなしてしまい、そこからは我々には依頼主は分かりようもない。 なかなか感心したのは39歳のシナトラが人質として閉じ込めた人々に冷静に脅しをかけて対応する件である。 シナリオはよくできているし、伝え聞く後年の灰色も混ざった実生活でも効果的に使えそうな科白回しでもあるなと面白く聴いた。 


54年当時の警官の姿、パトカーのずんぐりむっくりの丸くて重そうな形状、悪もの達のしぐさと服装、小物、ロケーションの街の佇まいにそういえば子供の頃、自宅の白黒テレビで見たアメリカ映画、連続シリーズの佇まいであるのに甚く懐かしい想いをもったのもそのまま見続けた理由かもしれない。 他の脇役は殆ど見たことがない名前が連なるが、唯一の女性は当時のテレビシリーズか白黒映画で見た事はあるのかもしれない。 当時の時代の顔を持つ女優でこのごろにはあまりお目にかからない顔つきである。 それにしても警官、捜査官、悪人たちは一概に歳をとって見えるのは興味深いことである。 いかにもどっしりとした大人然と見えるからだ。 今の人にはまったく「ダサい」と見えるに違いない。 

考えてみればハンフリー・ボガード、ジャッキー・グリーソン、スペンサー・トレーシーなどの主役俳優にしても相対的にいえることであり、白黒映画の世界である。それでは、今の映画は50年後になるとその時の未来の若者からはどう見えるのだろうか興味深いことである。

コメント(14)

どうちぇさんへ

 シナトラ=サスペンス=大領領暗殺(この場合は大領領候補暗殺ですが)=モノクロというキーワードの映画がもう1本あります。

 1962年の『影なき狙撃者 The Manchurian Candidate』(監督ジョン・フランケンハイマー)です。公開後しばらくしてケネディ大統領が暗殺されたので、シナトラがオクラにしてしまったといういわくつきの映画です。共演はローレンス・ハーヴェイ、ジャネット・リー、アンジェラ・ランズベリー。東西冷戦を扱った秀作です。

 10年ちょっと前に再公開になりましたし、現在はDVDでやすく出ています。未見なら是非どうぞ。
トトプーさんへ

 迷ったようでご苦労様でした。それでも諦めず最後にたどり着く粘り強さがあれば、ヴォーカルの高い峰にもいつかはつくでしょう。まだお若いのですから、楽しみです。
 私は今日は家を出られず、失礼いたしました。7月29日(土)に四谷のいーぐるでお会いしましょう。


 さて、ご質問の映画は1953年の『地上より永遠に』だと思います。『チジョウよりエイエンに』と読まないでくださいね。「ココよりトワに」です。シナトラはこの映画の演技でアカデミー助演男優賞を獲得して、数年間にわたって続いていた停滞期を脱しました。

 シナトラの映画は50本ほどありますが、そのうち半分ぐらいは兵士の役です。水兵に扮した楽しいミュージカルもありましたが、戦場でのドラマとか軍隊の不条理とかといった設定に、演技欲をかき立てられたのでしょうか???

 
トトプーさん
 
 『地上より永遠に』は、デボラ・カーとドナ・リードです。シナトラがナタリー・ウッドと共演したのは『最後の接吻(Kings Go Forth)』(1958年)です。
 どちらかというと、シナトラよりトニー・カーティスが主役です。
 まだ日本ではDVD化されておりませんが、レッド・ノーヴォ楽団が演奏するシーンがあったりして、結構楽しめます。

 ナタリー・ウッドがお好きのようですが、彼女は1950年代後半にABCテレビで放映された『ザ・フランク・シナトラ・ショウ』にゲスト出演して、歌を披露したこともあります。『最後の接吻』で共演した縁でしょう。
トトプーさんへ

フランク・シナトラが1915生まれ(1998年死去)、ナタリー・ウッドが1938生まれ(1981年死去)ということから、想像してみてください。
さすがに「夏の甲子園」ベスト16になると、序盤の大味な試合と違い、熱戦が続きます、ナ!

ところで海の向こうニューヨークの「ヤンキースタジアム」では、イニングの合い間に、いまだにフランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」が鳴り響きます。

張りのある声、リズム感抜群、高域・低域で変わらない声量、まさに「キック」する歌声である。そのシナトラに会うべくNHK・BS放映の「夜の豹」を観た。

この映画のもとは、ブロードウェーのヒット・ミュージカル「パル・ジョーイ」。サンフランシスコにやってきた、ヤクザなクラブ歌手「ジョーイ(フランク・シナトラ)」。そこで出会ったのは美しいコーラス・ガール「リンダ(キム・ノヴァク)」と、元踊り子で金持ちの未亡人「ヴァネッカ(リタ・ヘイワース)」。

かつてのなじみの未亡人を利用して自分の「クラブ」建設をたくらむジョーイだが、一方で美しくお堅いコーラス・ガールにも強引に近づいてゆく・・・。
ラストでは「クラブ」を捨ててリンダと結ばれるジョーイだが、この辺がいかにも図式的で舞台ならともかく、映画だから「もう一工夫」欲しいところ。

しかしシナトラの歌唱力は完璧で、ロジャース&ハートの曲を白人でこれだけジャージィに唄えるのは、さすが「シナトラ」。ノヴァクが“マイ・ファニー・ヴァレンタイン”を唄う場面も素晴らしい。

『原作舞台で主役を演じたというジーン・ケリーにも出せる味ではない』との評価まである。リンダとの恋の「かすがい」となるテリア犬も大活躍の特別助演賞もの。

映画として観ると大したことはないが、先ず「音楽」が素晴らしい。誰もが知ってる“マイ・ファニー・ヴァレンタイン”をはじめ、“ザ・レディ・イズ・ア・トランプ”や“ビーウィッチト”などスタンダード曲の「オン・パレード」である。

ロジャーズ&ハートの名コンビが最も「油の乗りきった」頃の作品である。このコンビは他にも『王様と私』(56)や『サウンド・オブ・ミュージック』(65)を手がけていて、当時のヒットメーカーである。この映画の主題歌集を多くのアーティストが「アルバム」化している。

次にキム・ノヴァクの「銀髪」の美しいこと。女優として大成しなかった彼女だが、やはり「油の乗りきった」頃の作品である。

そして、二人の「大柄・グラマー女優」を手玉に取ろうとする「シナトラ」が小柄なだけに、この「コントラスト」がなんとも楽しい。「シナトラ」が酔ったノヴァクを何とかベッドへ運ぶシーンは、思わず吹き出してしまった。


リタ・ヘイワース(Rita Hayworth,1918年10月17日 - 1987年5月14日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン出身の女優。1940年代にセックス・シンボルとして一世を風靡した。

キム・ノヴァク(Kim Novak、1933年2月13日- 、イリノイ州シカゴ生まれ)は、アメリカ合衆国の映画女優。その妖艶な美貌で人気を集め、1950年代に多くの映画に主演したが、その後ギャラをめぐる対立から専属だったコロムビア映画を去った後は人気が低迷した。

(原題:PAL JOEY)1957年・アメリカ
〔製作〕フレッド・コールマー
〔監督〕ジョージ・シドニー
〔原作〕ジョン・オハラ
〔脚本〕ドロシー・キングスレー
〔撮影〕ハロルド・リップスタイン
〔音楽〕モリス・ストロフ、リチャード・ロジャース
〔出演〕フランク・シナトラ、リタ・ヘイワース、キム・ノヴァク、バーバラ・ニコルス ほか
〔曲目〕
1.ビーウィッチト
2.ドゥ・イット・ザ・ハード・ウェイ
3.時さえ忘れて
4.ハッピー・ハンティング・ホーン
5.アイ・クッド・ライト・ア・ブック
6.ホワット・イズ・ア・マン?
7.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
8.ザ・レディ・イズ・ア・トランプ
はじめまして。
シナトラ大好きJudyです。
ミュージカルも大好きです。

僭越ながら、
「サウンド・オブ・ミュージック」や「王様と私」は
ロレンツ・ハート亡き後、
リチャード・ロジャースが
オスカー・ハマーシュタイン・?と組んで
作ったミュージカルだと思いますが・・・
Judyさん!
 僕の「記憶」ちがいかな? あんがと、さん!
 『夜の豹』ですが、キム・ノヴァクの歌はトゥルーディ・アーウィン、リタ・ヘイワースはジョウ・アン・グリアの吹き替えです。夢を壊してゴメンナサイ。でも事実は事実として知っていたほうがいいと思います。

 リタ・ヘイワーズはフレッド・アステアとの2本をはじめ、コロンビアでかなりの数のミュージカル映画に出ていますし、歌もちゃんと歌えるはず。ダビングしなくてもよかったのに。

 そういえば、シナトラの二人目の妻となったエヴァ・ガードナーが『ショウボート』(MGM)中の歌をやはり吹き替えさせられましたが、彼女の歌もなかなか色気があって聞き物でした。
 地の歌はミュージカル映画アンソロジーの『ザッツ・エンターテインメント』に入っています。また、ジェームス・メイスンと共演した『パンドラ』では自分の声で歌っています。
Pal Joey 好きですね〜

この'57年には、
・The Pride And Passion/誇りと情熱
・The Joker Is Wild/抱擁
と、3本も有りますね。

もっとも、'55年には、
・The Man With The Golden Arm/黄金の腕
・Gays And Dolls/野郎どもと女たち
・Young At Heart
・Not As A Stranger/見知らぬ人でなく
と、4本も有りますし・・・

'58年にも
・Some Came Running/走り来る人
・Kings Go Forth/最後の接吻
・A Hole In The Head/波も涙も温かい
と、3本有りました。

'65年にも4本有りました。
年、4本とは、凄いですね〜
 シナトラはなんせワン・テークがお好きですから。

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