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南京大虐殺・議論の広場コミュの南京事件とガザ侵攻における道徳的退廃の相似性

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以下の文章は、イギリス在住のパレスチナ人がイスラエル紙ハーレツの記事を引用したものです。

「日本語で読む中東メディア」
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
「ガザ攻撃中のイスラエル兵の行為に関する軍内部からの証言」
2009年03月20日付 al-Quds al-Arabi紙
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20090320_134118.html

その中に、
「パレスチナ人の生命は自軍の兵員の生命ほど重くないというムードが兵士たちの間で支配的であり、そのように思うことで何とか事態を乗り切っているのだとも同指揮官は言う。」
という一節があります。これは、70数年前のわが国の中支那派遣軍として従軍した将兵のモラル感覚と相通じるものがあります。

どちらの場合も、従軍将兵は決して「鬼畜」ではありません。マイホームに戻れば「良き父、良き兄、良き息子」であることは間違いありません。また、彼ら兵士を国民がこぞって好意的に送り出した、という共通点もあります。

『戦争の狂気だ』と一言ですますことは簡単ですが、21世紀になって、世界でも飛びぬけた近代国家だと自認し、国内では民主主義を徹底させていることを誇る国家イスラエルでこのようなことが起こるのは、どこか深いところに原因があり、私たち日本人にとっても他人事では済ませられない何かがあるような気がします。誰も反対しないような「海賊退治派遣」、こうしたものの中で「狂気=鬼」が顔を出すことは十分考えられる、という人もいます。

南京事件を研究する諸兄からみて、これはどのようなことに起因するとお考えでしょうか? ご意見を拝聴したいと思います。

====(一部引用)
そして今、兵員たちが自身の罪を自白し始めた。彼らの証言は、ガザ戦争中行われたパレスチナ民間人の殺戮、見境のない放火、パレスチナ側の所有物に対する意図的な破壊等を明確に示している。

これに先立ち「ハアレツ」紙は、先月、2月の13日に北イスラエルのキリヤット・オラニムにあるラビンという軍事教練学校で開かれた会議中の兵員たちによって行われた証言を報道していた。彼らは、同校卒業生であり、イスラエル軍戦闘部隊に所属し実際にガザ作戦に参加している。同紙によれば、戦場からの兵員による証言は、全ての戦線において高度な戦闘時のモラルが維持されたとするイスラエル軍報道官の主張とは数千光年もの開きがある。問題の会議要旨は、今週発行された同軍事教練校卒業生たちによる刊行物に掲載されている。

会議中行われた証言では、パレスチナ人女性とその子供二人に機関銃砲火を浴びせた一件が、ある歩兵部隊指揮官によって述べられる。家族が住む一軒家を彼らは占拠し、その住人たちを一部屋に閉じ込めた後、別の一隊がそこを拠点とするため入った。数日後、家の住人を退去させよとの指令が来たため、そのようにして、住人たちには家を出たら右へ向かえと命じた。ところが彼らの内一人の女性とその子供二人は左方向へ向かった。一方彼ら(イスラエル軍)は、その家屋の屋上に機関銃とともに配備されていた兵員に、住人を退去させよとの指令を伝えるのを忘れていた。

指揮官の発言によれば、この兵士は指令に忠実に対応した。つまり、警戒ラインを超えて女性と子供が接近してくるのを認め、即座に引き金を引いた。指揮官は、指令に則し任務を実行したその兵士に良心の呵責があったとは思えないと述べた。パレスチナ人の生命は自軍の兵員の生命ほど重くないというムードが兵士たちの間で支配的であり、そのように思うことで何とか事態を乗り切っているのだとも同指揮官は言う。

ハアレツ紙が掲載する別の部隊指揮官の証言によれば、ある小隊指揮官は、占拠した家屋から100メートルほどの道路を歩いていた高齢のパレスチナ人女性への発砲を命じた。(中略)ガザ中心部に存在するのはすべてテロリストであるので殺害せよとの指令があった。また、アラブに死を、などと壁に落書きする、パレスチナ人家族の写真を撮り、彼らに唾を吐きかけたり、彼らが存在したことを想起させるものを全て燃やす等の行為が行われたとも述べている。証言者の指揮官は、彼らは単にそのような行為が可能であったからしたまでで、イスラエル軍がモラルの面で堕落していることが問題の中心にあると述べた。

同紙が伝える上述の軍事教練校での会議中、ある指揮官は、自軍から離れた所にいた高齢のパレスチナ人女性を殺害せよとの指令に従ったと証言した。ここで教練校の校長が証言者に質問している。「なぜその人物に発砲したのか?」指揮官が答えたところによれば、「それがガザではすばらしい点です。ある特定の道を通りかかるなら誰でも、武装していなくても、発砲して良いのです。我々の場合それがその高齢の女性であった。指令を受けた時点で彼女が武装しているとは認められなかったが、常に自殺攻撃者に警戒せよと言われていました。」

更にある将校は、イスラエル軍がガザ市へ入る攻撃の最終段階について証言している。自軍を防衛するため可能な限り数多く発砲し住民を殺害せよとの指令があった。また、作戦の開始段階で彼らが受けた指令は、家屋に侵入せよというもので、その際は装甲車により門の下部を破壊し、内部に入ってから発砲を開始し階ごとに確認の上、屋上に到達しなければならない。

屋上へ至るには階ごとに出会う人間に発砲しなければならず、この指令は論理的でないと思ったが、上層部がガザに残る者は全てテロリストとみなしていたのでこのようなことが許されたのだろう、自分にはよく分からないがと、証言者は述べた。
====

おそらく、翻訳作業の中でニューアンスの違いが出てきているかと思います。
3月20日付英インディペンデント紙掲載の関連記事も併せてご参照ください。

http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/israels-dirty-secrets-in-gaza-1649527.html
ハアレツ紙の記事は捜索中です。





コメント(1)

イスラエル紙ハアレツは、停戦2ヶ月後の報道特集を組んだ模様です。

-初報 March 19, 2009
--IDF killed civilians in Gaza under loose rules of engagement http://www.haaretz.com/hasen/spages/1072230.html
--ANALYSIS / Can Israel dismiss its own troops' stories from Gaza? http://www.haaretz.com/hasen/spages/1072228.html

-Week end 特集 March 20, 2009 http://www.haaretz.com/hasen/pages/LiArt.jhtml?contrassID=2&subContrassID=15&sbSubContrassID=0
--'Shooting and crying' http://www.haaretz.com/hasen/spages/1072475.html
--How many Palestinians were killed? http://www.haaretz.com/hasen/spages/1072470.html
--The IDF response http://www.haaretz.com/hasen/spages/1072469.html

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