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協調的ユニバーサルデザイン研究コミュの協調的ユニバーサルデザイン?

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 あんまし厳密な定義は考えていないのですが、

  「人や物事の歩み寄りで、広く継続的なUD活動を推進しましょう」

程度でしょうか。

 私はアメリカの旗付きポストがとても好きでした。

 アメリカは庭が広いから、日本のように玄関先に郵便受けを置いておくと、配達人が一軒一軒庭に入って郵便をとどけなくちゃいけない。これは大変。

 そこで、門に郵便受けを設置すると、こんどは住人がいちいち門まで見にいかなくちゃならない。これも大変。

 ところが、住人と郵便屋さんが「郵便受けは通りに面して設置しますわ」「じゃあ入れたときは旗立てときますね」と1歩ずつ歩み寄ると、郵便屋さんは庭に入って玄関まで届けなくてもよくなり、住人は入ってもいない郵便をいちいち見にいかなくてもよくなります。お互いの1歩ずつの歩み寄りで、合計では50歩くらいトクする仕掛け。

 こんなふうに、お互いの歩み寄りで、もしかしたら広く継続的なUDが実現できないかなという提案です。

 後日談ですが、アメリカのポストの旗は、実は「持ってってほしい郵便があります」というサインのようでした。残念。

 街にもポストはありますが、「街まで出なくても、配達のついでに集めて行きますよ」「じゃあ、旗立てて目立たせておきますわ」という、これもお互いの歩み寄り。

 こんなことが、福祉の分野でもいろいろ実現できないか、みなさんと知恵を出し合いたいと思います。

コメント(1)

 私の本業は、機器間の連携によるアクセシビリティーの向上です。

 たとえば、私の妻は目が不自由なのですが、音声テンキーみたいな端末 (らくらくホンとか) で世の中のATMや自販機を操作できたらいいなと考え、そんな仕掛けを試作しています。

 いままでは、機器とリモコンが1対1の関係でしたが、人とリモコンを1対1にするモデル (PI: Personal Interface と呼んでいますが) に置き換えるわけですね。

 これ、実は障碍のある人に歩み寄ってもらうモデルなんですよね。自分の端末を持ち歩いてもらう。

 ATMなどの公共性の高いものは別として、スイッチ1個のコストでしのぎを削る家電製品、たとえば洗濯機やエアコンやオーブンレンジにひとつひとつ合成音声がつくとは、にわかには考えられないです。あるとしても、マスが極端に大きくなってからでないと。

 音声合成モジュールを、必要な人だけ買って後付けするという方法もありますね。洗濯機とかだと、スロットの防水が面倒かな。

 ですから、規則音声合成が必要ならそのような端末を持ち歩き、あるいは家に設置し、連携させるわけですね。

 いろいろなケースを考えると、タッチパネルが見えないのでテンキーしか使えないとか、呼気での操作なので [次候補] と [決定] の指示しかできないとか、いろいろあると思うんです。それは PI が吸収する。うまい方法があります。

 たまたま、ITE のコンシューマエレクトロニクス研究会の幹事を拝命しており、端末メーカさんとは、こんなことを手がけていきたいです。

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