中野坂上治療院　整体・美容鍼灸コミュの『アルブミン』について・・・

昨日、朝のTV番組で俳優の今井雅之さんが、昨年、腸閉塞の病を患った際に医師から、
「アルブミンの数値が死体より少なかった」と言われたと語っていました。

生きてるのに『死体より少ない』って・・・それだけ聞いてもスゴイ事かも。

その時の余命も３日（！）とも言われていたとか。

よくなって本当によかったですね。

さて、その『アルブミン』ですが、概要としては、『肝臓で生成されるタンパク質』
のことです。

特徴として、このアルブミンは、浸透圧が非常に高く、簡単にいうと高性能のスポンジのように（余分な）水分を吸収し、いろいろなものをくっつけてしまいます。

この特徴によって、カルシウムやビタミン、ホルモン等の栄養素を積んで体のすみずみを巡り、各細胞にそれらを届けるとともに、今度は細胞から出た不要なものを受け取って、
リンパ管を通り再び静脈へと運ぶ、いわゆる『運搬屋』としての重要な仕事をしているのです。（血液やリンパの成分である血漿内のタンパク質の多くの割合を占めている）

なので、アルブミンの働きが落ちたり数値が下がれば体に必要な栄養が行き届かないばかりか、同時に老廃物や不要物質も回収されないので細胞の働きも免疫力も低下するという訳です。

さて、このアルブミンは、肉や魚、卵・豆等々のタンパク質を肝臓で分解・合成して作られる物質で、常に作り続けなければなりません。（点滴で補うことも可能ですが、アレルギー反応をおこすことも・・・）

なので、当たり前のことですが、毎日のバランスのよい食事を摂ることと、免疫力を低下させないよう、常日頃の不摂生な生活を控えるように心がけることが大切になってくるのです。

心当たりのある人は、もう一度自分の生活習慣を見直しましょう。

　　　・・・・・・・・編集後記・・・・・・・・・・・

スーパーの肉売り場で、『ホエー豚』のラベルに目が釘づけに・・・。

ホエー豚・・・チーズを作るときなどに残る液体（乳清＝ホエー）を与えて育てた豚のことで、味はジューシー、栄養的にも低カロリーで高タンパクらしく、前からずーっと気になっていた一品。

ちなみに、ホエー自体にも『ホエー（ホエイ）タンパク質』なるものがあり、低カロリー・低脂肪、さらに体内での吸収率が良く、丈夫な筋肉をつくる、「理想のタンパク質」とも呼ばれているそうです。

・・・で、ホエー豚肉、迷った末に買いました。（近日中に食べます。楽しみです。(^Q^)　）

という訳での、今回のタンパク質のテーマでした。

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