中野坂上治療院　整体・美容鍼灸コミュの中森明菜を聴きながら・・・（帯状疱疹について）

歌手の中森明菜さんのニュースをきいて、昔聴いてたアルバムのMD（・・って、CDじゃないのが古い！）を部屋の隅からひっぱり出してきました。
『あきな』っていえば今の時代は南明奈さんのアッキーナなんだろうけど、自分の時代はやっぱり中森明菜なんだな～と年齢を痛感する今日この頃です。

ところで、ニュースでも出ていた帯状疱疹、うちに来院のお客様にも一人いらっしゃって、この方も入院して疱疹自体はなくなったが、その後、体の各所に痛みが出るようになってしまって辛そうです（このような状態を帯状疱疹後神経痛などともいいますが、症状を放っておいたり、こじらせたり、免疫力が下がっていたりすると、このような後遺症が出てしまうそうです）。

そもそも帯状疱疹は体の皮膚（特に側胸部に多い）が赤く腫れて、ブツブツの水泡ができ、ときにその水泡は、衣服が触れてだけでも飛び上がるほどの痛みを伴って体も衰弱
します。
帯状疱疹は、皮膚病である『ヘルペス』の一種ですが（大きく分けて、帯状ヘルペスと単純ヘルペスの二種があり、いずれもヘルペスウィルスの感染が原因）、帯状ヘルペスの方の原因ウィルスは、子供のときにかかった水痘（みずぼうそう）のウィルスで、そのまま人体に何年も何十年も潜んでいて、体の免疫力が低下しているときに突然復帰して暴れ出します。

一方、単純ヘルペスも風邪をひいたときなどに、顔や口の周りに赤い水膨れが出来たり、他にも性器付近に水膨れが出来たりして帯状ヘルペスよりも症状は軽いものの、疲れると何度でも出てくるのが特徴です。

どちらのヘルペスも、ウィルスを完全除去できればいいのですが、これらは生物の体に入り込むと、なんと細胞のDNAと合体する能力ももっています。

そして、普段は強い免疫力でおとなしくしていても、体が弱ると途端に活動を活発化するのです（このように生物のDNAに感染したウィルスを『プロウィルス』という）。

プロウィルスを完全に除去するのは現代医学でもまだ難しいのが現状で、そのためにも帯状疱疹には免疫力を落とさないよう注意するのが一番の対策なのです。

帯状疱疹の症状が出たら早く病院に行って、さらに免疫力が下がらないように安静にすることが大切です。

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第３弾　キレイになる小冊子　『美容鍼灸のすべて』

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