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保健所・センター心理発達相談コミュの場面緘黙・選択性緘黙

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去年から某私立保育園で心理発達相談員として働いています。

これまでは、自閉症や軽度の知的発達の遅れがある幼児さん、行動問題のある幼児さんへの支援をしてきたんですが、最近は、場面緘黙の幼児さんへの支援をはじめました。

これまで、緘黙の子どもたちのとるコミュニケーションは、無理に話をさせる必要はなく、子どもたちがそれでいいと思っているのだから、積極的な介入はしないのだと教わっていました。

しかし。

K-net という緘黙に関する充実したサイトがあるのですが、その内容と、サイトで紹介されていた本を読んだところ、むしろ積極的に支援を入れていく方が、新しい支援の考え方だと知りました。
参考)http://kanmoku.org/
勉強をするきっかけは、親御さんからの相談だったのですが、ずっと、何かできないかと考えていたこともあって、支援を開始しました。

基本は、
1)不安を減らす
2)自信を伸ばす
3)社会的なかかわりを広げる

最も効果があがるのは、行動療法的な対応のようです。
不安階層表を作成して、ちっちゃい不安から慣れていくということみたいですね。
お母さんも、園も協力してくれるので、これから徐々に支援体制の構築と具体的な支援を進めていきたいと思います。

みなさんは、緘黙のお子さんに対応されたことはありますか??
こんなことはあったよーとか、ありましたら、個人情報が出ない範囲で(一般的なお話として)教えてください。



コメント(4)

初めてコメント書きます。私は地域の保健センターで発達支援教室の指導員・相談員をしています。私のような立場の人が少ないのでこのコミュニティをみつけました。なかなか専門性が高く、読むだけで、精いっぱいです。ミクシィも始めたはかりですが、日記のなかで、発達支援教室にもふれていますので、よかったら私の日記にもコメントください。私は就園前の幼児の関わりが多いですが、最近、場面緊張の高い子、母は「人見知りが強い」と思っている子のなかに、広汎性?を疑う時があります。昔、療育指導員してた頃、場面かんもく?といわれていた女の子は成人後、アスペと診断されました。幼児期からの支援の大切さ実感します。
・見通しが立たないことへの恐怖
・判断結果が白と黒という、二極でとらえがちなので、失敗が許されないという恐怖

が背景にあるのかもと、大まかにとらえています。
なので、集団行動の際には、事前に予告してあげるなどの配慮は必要だと思います。

心理検査場面だと、
いきなり年齢相応の課題を提示していくよりは、
1年、それ以上幼い課題から提示し、ステップアップしていく方が、年齢相応の課題も取り組みやすいみたいですね。
あと、ことばで質問に答えていく課題でも、いきなり検査者に応答を求めていくのではなく、傍らにいる保護者に応答してもらうと、答えやすいみたいですね。

場面緘黙で、応答がないから、「理解していない」ととらえるのではなく、
かかわり方、導入の方法によって、自信をつけさせてあげたいですね
わーい(嬉しい顔)

ちなみに、上記のことは、
実際に僕がかかわったケースで目の当たりにした出来事です。
ももちゃんさん

コメントありがとうございました。
地域の発達支援教室で働かれているんですねexclamation
お仕事、お疲れさまです。この領域は、一人仕事が多いですし、特化した専門家がいるわけでもないのに、やらないといけないこと、知らないといけないことがとても多いなと思います。お仲間として今後もよろしくお願いします。

確かに、かんもくの子どもたちの中には、発達障害を持っている子どもたちも多いと、僕も感じます。
その中で、背景によって不安のあり方が、少しずつ違うかなと思っています。
例えば、広汎性の子どもたちの緊張は、「状況がわからない」ことからくる緊張であるように思っています。

ももちゃんさんの言われるように、かんもくの子どもたちに対しても早期からの介入が大切なんですね。
僕は、かんもく状態そのものがまずいのではなくて、かんもく状態であるために、得られるはずの学習体験が得られないことによって、子どもたちが不利益をこうむることが問題なのだと、今のところは理解しています。

今みているお子さんは、ASDや知的障害の兆候はみられません。もちろん、知能検査などは実施していないので、はっきりとはいえませんが。

また、ももちゃんさんの日記、読ませていただきます。
コメントありがとうございました。また、ぜひお願いします。
ごろりんくまさん

・見通しが立たないことへの恐怖
・判断結果が白と黒という、二極でとらえがちなので、失敗が許されないという恐怖

僕も近い理解をしていましたexclamation

前者については、先のももちゃんさんへのコメントでも書かせてもらったのですが、ASDタイプもしくは、軽度知的障害のタイプのお子さんに多いような気がします(年齢によるかもしれませんが)。
後者のほうが、そういった発達障害の見当たらないお子さん(純粋なかんもく?)にあるような気がします。
白黒の二極という意味の方、僕は「先生の指示に対する過大尊守」という捉え方をしていました。先生の指示に従えなかったらいけないんだという強い思いが、失敗の恐れにつながっていると考えていました。
でも、確かに支持に「従う」「従わない」という二極化された判断という見方も成り立つかもしれません!

今、僕の方で考えている支援は、保育の場面で、「多分」不安を高めているだろうとう場面を取り上げて、本人にとって不安が減るような試みを考え、お母さん→本人の経路で提案をし、同意を得ながら導入すること。

生活場面で、本人の自信をつけるために、必ず賞賛を言語化してフィードバックすること。

を考えています。
しばらく、この対応で進めたあとで、コミュニケーション場面をスモールステップで広げていけたらと考えています。

ちょっと、僕の見通しがたたないのは、時間です。
もちろん、個々のケースで進展は異なることは承知のうえでの質問ですが、
ごろりんくまさんのケースでは、どのくらいのペースで進んでいきましたか??

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