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デザイン戦略室コミュのデザイナー的な視点って何でしょう?【堅め】

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『イノベーションのジレンマ』を読んでますます、革新的な製品を生み出し果ては大きな新市場を創りだすのに適した人間は、マーケターではなく、デザイナー(または彼らのような観点を持った人)だろうという気持ちが強くなってきました。ディスクドライブ市場や掘削機市場なんかを調べまくっているこの本の著者の言葉にもありましたが、新しい発見は「人びとの声に耳を傾けることによってではなく、人々がどのように製品を使うかを見る」ことによって得られる事があるそうです。

でも、こんな淡白な言葉じゃなにも納得出来ませんぜ!
もっと深いところを追求したいです。

僕のビジョンは、デザイナーをうまくマネジメントすることで新製品開発、新市場開拓を定期的に行えるような「回路」をつくれないだろうかというものです。

けれど自分がデザイナーじゃないもんですから、デザイナー的な視点って実際なんだろうな〜、もっと具体的に掘り起こして自分も真似したいな(友人と新しい入力デバイスのデザインなんかしたりして努力中です・・)と思っています。

まだまだあいまいなのは、
・新しいモノの価値軸ってどうやって生まれているのか?
Ex.)ひたすら観察、マーケティング?、アンケート?
・デザイナーってどんな能力を持った人?
Ex.)高度な観察能力、高度なプロトタイピング能力
・デザイナー的な視点がわかったとして、それで足りるのか?
といった点です。

ご意見ありましたらお願いします〜。

コメント(22)

はじめまして。インテリアの仕事をしております。
デザインとマーケット・・・。難しい課題ですね。
そもそも「デザイン」とは人の価値観だと思いますが、
いくらデザインが良くても市場でヒット商品となり得ない製品もあります。やはり+αマーケティングも重要な要素なのかなぁと勘ぐります。
しかし私もデザイナーではないので、管理人さんのビジョンと同じですが、先日うちの仕事でデザイナーさんと打ち合わせした際に、こちらの発信する言葉の意図が「デザインを断定するものだ」と批判されました。デザイナーの見解や視点も理解できますが、その商品をいかに消費者に喰いつかせるかという施策も必要なのではないでしょうか?まさにジレンマです。【堅め】

あ、消されないように頑張りましょう!^ ^
>Mariさん
どうもはじめまして!
打ち合わせではどんな内容で批判されたんですか?

僕もWEB制作会社で企画・サイト設計(インフォメーションアーキテクトというそうです)のアシスタント業務をバイトでやってますが、デザイナーさんはひたすらこちらの意図するものを可視化するという下請けに従事させられているようです。

現在WEB制作ではマーケティング的思考とデザイン的思考の舵取りをしているのは、実はインフォメーションアーキテクトという設計屋さんだったりするようです。

僕が目指しているのはまさにそういうポジションなのかもしれません。

設計としてのデザイン。まさに建築家みたいな。。

僕の言ってるデザイナー像がちょっとぶれてきた今日この頃です。
>tmaedaさん

どうでしょう。私の場合は、「こういう風にして欲しい」という理想構成があり、それを具現化してくれるのがデザイナーだと思っていますが、先日の内容はある企画展の課題でフライヤー構成を頼みました。そこで私が考えたコピー「美しいデザイン〜」の「美しい」の部分で問題視されました。ただ、それを批判されても納得のいく回答が得られれば良いんです。こうだから、これはダメなんじゃないか。という回答。
でもデザイナーさんも色々ですね。クライアントの言っていることを素直に具現化するデザイナーさんと、コピーまで考えマーケットをよく理解した上で提案してくるデザイナーと。私は後者のほうが残っていくのだろうと感じます。だから例の批判も良い感覚だなとは思います。
しかしデザイナー側としてはどうなんでしょうか。
「お任せします」なクライアントと「こうしろああしろ」なクライアント。。。はぁ〜難しいですね;
tmaedaさんの言うデザイナー像とはどういうものですか?

設計屋さん。WEB制作にも中間職のような部門があったのですね。建築家でもあり広告代理店のようなものでもある・・・
デザインも知らないといけないし、マーケティングもしらなければならないし、WEBの技術面も理解しないといけない。すごい能力が必要なんですね。
お久しぶり、就活はどう?僕はデザイナーとして、こき使われています。環境的にはとても恵まれていて、一流の仕事ができる、つまり、いわれただけのことをビジュアル化するのではなく、提案のできるポジションにいる。

具体的にはVIロゴ、建築のサインデザインに携わっています。あとは、広告が少し。
業界がどうできているのか、その中でどう動けばいいのか、日々観察しています。それにしても、働き過ぎで外部の情報を得る機会がない。東京のデザイナーの労働環境は最悪だと思う。

アイディアとかいい仕事って労働時間に比例するとは思えないので、ハッピーに働ける環境作りというのはもしかしたら、君のいうイノベーションには必須なのかも、です。

今度一杯やりながら情報交換、戦略立案しませう。仕事仲間はみんな手で考える人たちで、右脳が発達していて、元々論文書きだった僕としては、ちょっと左脳的会話にうえております。
>Mariさん
簡単に言うと、僕のデザイナーのイメージは、
・ものの観察力が鋭い
・1000人のアンケートよりも1人の人間の観察から普遍性を抽出する
・とにもかくにも素早く形におこせる
・リソースを幅広く知ってる(素材、技術、人間、時代・・)
・演出家
・いい意味の遊び感覚を保ちながら仕事出来る
・非論理的にユーザーを動かせる
ものごとを解釈する際の軸が斬新で、かつ太めに引ける、ビジョンクリエーターのようなイメージを勝手にもっています。
変な憧れもありますが、こういう人たちがたくさん集まったら、面白い軸がどんどん生まれてくる回路ができるような気がしてワクワクするなあ、というのが根っこにあります。

>rYuさん
おひさしぶりで〜す!相変わらず無茶苦茶忙しそうですね〜。
就職は(左脳よりな)ユーザビリティコンサルティングを行う企業に内定しています。俺もかなりストイックな日々を送ることになると思います。。
是非バリバリ現場なrYuさんの意見が聞きたいです。一杯やりましょう!
デザイナーのイメージ。同じです!
+人間味かな。人を惹き付ける力を持っているのも重要です。
これはデザイナーに限らずですが。
そういうワクワクする人が増えて欲しいですね。

もちろん、そういうデザイナーが育つよう「ハッピーに働ける環境」も考慮せねば。私の場合、料理の出来ないレストランのオーナーですからw食材を形に出来る人から色々と教わって、ユーザーに伝えていき、マーケットを育てるという意味でも頑張っていきたいと思ってます。
じゃあ、近くの週末深夜、中目集合ね。いずれお誘いのメール差し上げます。ついでにMariさんという人もお誘いします。暇だったらきてください。暇じゃなかったら無理してきてください。どうしてもむりというなら、まあしょうがないです。

僕は本来現場ばりばりの人間じゃなくて、コンサルとかやって、「きみこれやってー」という立場がすごく向いてる気がするんですが、いろいろ考えるとやっぱり事件は現場で起きてるんだ!という結論から、現場にいます。理由はめんどくさいので省きます。最終的には、そういうのを抜きにして鵺のように自由に動けるポジションに行きたいのです。デジタルとか紙媒体とかプロダクトとか右脳とか左脳とか、デザインとかアートとかビジネスとかスローライフとか、そういうのを抜きにした自由な場所。

君のあげたデザイナー像というのは、たぶんあこがれというか偏見というかが少しはいってる気がしますが、おおむね楽しそうなのでオッケーです。

僕はクライアント→中間にいる何やってるかよくわかんない人→デザイナーという構造がどうにもしっくりこないので、提案型デザイナーというものを目指します。自分で作品を作ったりアイディアを考えたりして、出資者を捜すというか、まあ、このアイディア使いたかったらお金出せば?やだったらいいや、的な、なんだかえらそうなやり方。つまり商品としての作品、もしくはデザインを提供していく。人に命令されるの嫌いだし。無理ですかね?理想的すぎる?
どうも。暇じゃなくても無理して行きましょう!
・・・と言いたいところ、中目は遠いなぁ;
はぁ〜羨ましいです。デザイン会議。。。

そうそう、「事件は現場で起きてる」んですね。有名なコンサルタントの人も言ってました。まさにこの項目のデザイナー的な視点ですね。デザイナーがガンガン前に出てきて欲しいというのはtmaedaさんも同じ考えだと思うのですが・・・。
ただ、商品としてのデザインは「売る人」がいるということ。商品の良さをきちんと伝えてくれて、悪いところも伝えてくれて、かつ売れる流れも作ってくれると売る側としては理想です。よくいるんですが、作品を持って来て「じゃあこれで。」ってなデザイナーさんは困ります。これではやり逃げです。
えらそうな提案型デザイナー、ある意味理想ですよ。
確かに困りますね。頼む側としては。
あと、日本ではデザイナーが職人の流れにいるから
教育も頭を使ったり視野を広げたりするようなカリキュラムが
盛り込まれてないから、全体を見通せる人が
育たないのではないかと思います。

だからデザイナーという枠組みにこだわらず、いろんなバックグラウンド持った人の集合体としてのデザインワークができれば楽しいんだけど。マーケティングとか、社会学者とか認知心理学者とかも混じって。そういえば、Bruce Mauの新しい本はそういうプロジェクトから生まれたみたいで、すごく刺激的です。
週末デザイン会議はいかがでしたか?

>日本ではデザイナーが職人の流れにいるから
ですね。
スペクタクルなプロジェクトにもっと若者を取り込むべきなんですよ。

Bruce Mauのは気になってるけどまだ読んでません;
What is OMAも良かったですよ。
理論的過ぎる感もありますが。
>rYuさん
Bruce Mauの新しい本て名前なんですか?

>Mariさん
ガンガン全面に出て来てほしいですね。社長になるべきだと思います。デザイナーの発想方法と言うか、彼らのモノづくりのプロセスがいいなあと思っています。
http://www.fastcompany.com/magazine/95/design-strategy.html
でIDEOのTim Brownの記事を読みましたが、とにかくプロトタイピング・可視化しまくってアイディアの精度をあげていくんだというようなことを行ってました。専門領域がありつつ分野横断的に知識をもつ(+学んで行ける)T字型人間の考え方も賛同です。
単純にユーザー中心のモノづくりをするってことにも興味があるんですけどね。

まだ会議は行われておりませ〜ん。いい会議室知りませんか(笑)?
Bruce Mauの新刊、Massive Change?
その前に英語を勉強しなきゃw

>ユーザー中心のモノづくり
何でもある時代ですから難しい環境にはなってきましたね。
トピどおり、機能性能よりデザインでどれだけ心に響かせるかが重要視されてきて、良い傾向だと思います。

お〜っと、会議室はコミュ画像の場所なんてのは無理ですか??
Massive Change

Tim Brownの英語、今は読む気力ありませんが、maedaくんの文章によれば、がんがん作っていくということですか?

最近思うのは、うちの事務所のチーフと僕との差は手を動かすスピード、とにかく素早く、ある程度のクオリティのある物、現実性のある物を仕上げる能力にあるのではないか。センス、アイディアというところもスピードでカバーするというか。とにかく手で思考する。というか。とにかく、がんがん作ってく。

昨日は洗濯機のインターフェースのデザインをしましたが、僕が勉強してきたようなリサーチプロセスやユーザビリティ、情報デザインなんて、うちのチーフは全く興味がないのに、なんだか素敵なインターフェースができあがったのです。なんなんだ?

君の考えるデザイナー的視点っていうのは、一体どういうことを指しているのですか?
>Mariさん
コミュ画像は"閣議"とかでGoogle検索して拾ったので、首相官邸になりそうです。。。

>rYuさん
チーフさん素敵です。やっぱプロトタイピングなんですねえ〜。そういやWEB制作でも単純にいかせますね(やっぱIAがやるのがメリット大きいでしょうか)。来週から実践してみよう。コストを意識させないぐらい高度なプロトタイピング能力あれば、強そうですね。

価値の話をすると、
D.Normanの"Emotional Design"からの抜粋ですが、
1)本能レベルー>美しさなどの外観
2)行動レベルー>使うことの喜びと効用
3)内省レベルー>自己イメージ、個人的満足感、思い出
において価値を提供しようとする人、価値の軸がそれらに特化している人がデザイナー的視点を持つ人間だと思います。

個人的には、まだ「効用」の点で評価・説明も可能そうな
2)行動レベルー>使うことの喜びと効用
に特化して就職しそうなんですが、やはり理系人間の域を脱しきれてない感があります。正直、1)、3)に関しては全く訓練できていましぇん。もっと普段からアブノーマルに観察を試みないといけませんね。。
スタンフォードにこんな組織があったんすね。。
http://www.stanford.edu/group/dschool/

http://www.whynotnotice.com/blog/yoshi/archives/000796.htmlによると、
「異領域が協業しながら、グローバル規模の問題を解決したり、イノベーションを生み出したりすることを狙いに設立された」経営者志望の学生のためのデザイン教育施設。なんと、創立メンバーにはIDEOの創業者、デビッド・ケリーも参画!

だそうです。真剣に行きたいかも。。
始めまして、whynotnotice.com の兼松と申します。
リンクありがとうございます。

MASSIVE CHANGE とか IDEO とか、興味深いコミュニティ!と、思わず参加させていただきました。情報デザイン、ワークプレースや経験価値、リーダーシップ、、いろんなキーワードの周辺でデザインがちらついて来ているのを感じます。

ちなみに僕自身は、デザイナーとライターをしているので、「デザイナー的」視点から、コミットできたらと思います。

d.schoolに関して、飯島ツトムさん曰く「日本のクリエイティビティの輸出」なんておもしろそうなことが近々おこるようです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=24059472&owner_id=9331

アジルな情報交換ができれば最高です。
今後ともどうぞ、宜しくお願いします。

<トピ違い失礼しました>
YOSHさんのサイト、デザインの論議だけではなく人間のイデオロギーを感じさせますね。

「日本のクリエイティビティの輸出」
面白そうですね。
海外に行くとかなり日本人のデザインに興味を持ってくれます。
軽い気持ちでは見抜かれますが、海外で認められ、逆輸入で成功しているデザイナーは巧い事やってるなと思います。

>tmaedaさん
首相官邸・・・。目指しましょうw
YOSHさん初めまして!
どうやらビジネス界でもデザインをキーワードにもったフレームワークの論議がけっこう出て来てるんですね〜。HBRでもそういった特集とかあったんですか?
「日本のクリエイティビティの輸出」なんて何だかホットな匂いがしますね。電子立国->文化立国JAPANをもっと加速させたいです。
僕は現在某SIPS企業でIAのバイトをしつつ、大学院で情報インタフェース系の地味〜な研究をしております。昨年、週一のビジネススクールで企業のデザイン戦略に関してさらりと勉強して以来、デザインというある種のフレームワークに直感的に惹かれちゃってます。どうぞよろしく御願いします。
取り急ぎ、お題に挑戦してみようと思います。


【新しいモノの価値軸ってどうやって生まれているのか?】
とても難しいですね。。時代の気分というバイオリズムの中にあって、価値軸が生まれるまさに瞬間なんてものはないでしょうし、思想や歴史は繰り返されて、ゼロから生まれるものでもない。

例えば最近のLOHAS的志向も、20世紀型近代合理主義では無理があることにやっと大衆がなびいた画期的なパラダイムシフトだと思ってますが、思想の根底は60年代と重なってたりしてビックリします。そのサイクルこそ、人間の生来備わったバランス感覚で興味深いのですが。

ただ、当時から技術は確実に変わっているので、マクルーハン(60年代!)じゃないですけど、技術が新しいスタイルのメディアを生み、メッセージとなって価値軸を生み出していくのかなぁ。ひたすら観察するのもアンケートも、「あ、ちょっと世の中おかしい方向にいってるかも」とか変わるべきサインを共有するためにすぎないのかも。時代の暗黙知。竹村真一さんなんかは、インターネット(的考え方)の登場はグーテンベルク以来の500年来の転回だと本気で仰ってました。あながち、、と。


【デザイナーってどんな能力を持った人? 】
一言で言うと、、ある(モノやヒト)と(モノやヒト)のコミュニケーションの成立条件に直感的に気付き、コミュニケーションを分析的に実現できる人かな。


【デザイナー的な視点がわかったとして、それで足りるのか? 】
デザインが世の中にアフォーダンスを与えるという潜在力を信じ、そのクリエイティブな視点とプロセスを(そして心理を)理解してくれる方が、協働したくなる理想的なプロジェクトマネージャーかと。基本、分業はある中で、もちろんデザイナ側も、マーケッタ的視点を理解し、同じ語彙を話すよう歩み寄るべきだと思いますが、そんな感じで高度にハイブリッドな個々が、それぞれの専門性を生かしていくことが大切だと思います。

そんな感じで、デザインの可能性は「世界を変えられる」ことだと思ってます。今「ソーシャル・クリエーターズ」というコミュニティをつくり、そのテーマでウェブ専門誌で連載を開始するのですが、デザインに関わる人たちがそれぞれに出来ることで、イノベーションを産んでゆけたら最高ですね!

+ ソーシャルクリエーターズ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=159822


>Mariさん
ありがとうございます!イデオロギーなんて言えるほどのものじゃないですが、思想の無い「まずいデザインは、地球そのものを汚してしまう」(ビクター・パパネック『生きのびるためのデザイン』これも60年代!)ので、少しでも自分のつくるものは何なのか、そしてどこにいくのか、クリエーターの社会的責任としてのCSRが問われていると感じ、そのような啓蒙する名言を集めたりしている感じです。


>tmaedaさん
こんにちは!『創造経営の戦略』の紺野登さんが僕のヒーローなのなのですが、先日の「戦略思考のプロフェッショナル」特集に、「ポシビリズムの戦略論」という興味深い論文が載っています。そこにd.schoolがあった感じ。

IAいいですね。僕もIAのつもりでデザインしてますが、(ひいてデザインに関わる全てにおいて)つくる側のおもてなしの心意気次第だなぁ、とつくづく感じてます。なので、結局のところ問われるのは、『人間力』なんだなと。

そういう意味で、デザインやクリエイティビティのプロセスは、経営にも、恋愛にさえもいろいろ関わってきて、応用できるよなぁ、と感じてます。多分そこらへんが「日本のクリエイティビティ」の神髄かも。

+ なぜ、知識社会では『人間力』が求められるのか
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=27523684&owner_id=9331


ふぅ、長くなってしまった。。
>YOSHさん
問題の一つはやはりマネジメントですね。日産のデザインセンターの中村史郎さんの講演を聞いたときに、少なくともメーカーのトップはデザイナーと同じ言葉で話せる必要があるとおっしゃってましたね。ゴーンさんはその点優れているそうです。しかもデザインの最終意思決定もゴーンさんがやってるみたいで。

ところでd.schoolですが、IT界のご意見番・梅田望夫さんのブログにも登場してました。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050724
あのGEの幹部らがIDEOにトレーニング受けてるというのは驚きです。アメリカでは動きがあるんですね〜。価値の軸が「人間的なもの(David Kelly)」にシフトしていることをひしひしと感じます。
さらにそのトラックバックでOutlogicさん。
http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=275

「スーツとアートを融合させるマネジメント」なんてシンプルで分かり易い問題意識でした。個人的には「スーツでアートな」人間を目指しております。

こういったデザイン〜ビジネスのことを語る状況の背景として、以下のようにまとめられていました。
・第一段階: 技術と情報がコモディティ化とグローバル化を引き起こす段階
・第二段階: コモディティ化に伴う空洞化、アウトソーシングの段階
・第三段階: 「Design Strategy」が「Six Sigma」を代替し始める段階
・第四段階: 創造的イノベーションが成長をドライブする段階
・第五段階: 新しい「Innovation DNA」を持つ創造的企業が勃興する段階

結局、従来の産業がもってる価値創出エンジンは中国でもどこでも持てるようになってきちゃったもんだから、新しいエンジンの一つのアイディアとしてデザインのメソッドを利用するものはどうかというものですね。
もちろん日本的なエンジンもあり得るのでしょう。
理解するのに時間がかかりました。最近、情報吸収能力が低下しているようです。

まず、YOSHIさんのソーシャルクリエーターズはとても面白そう。時間ができたときに参加します。デザインはデザインという領域から出て、社会と関わっていくべきだと思います。
モダンといわれる時代にデザインは資本主義と密接に関わっていたけれど、その資本主義がいきづまったところに、そろそろパラダイム転換が起きようとしているのかもしれません。

それは「新しいモノの価値軸ってどうやって生まれているのか?」というお題の答えにもなっています。安定したシステムの中に反証が生まれ、それをしっかりと取り入れた次のシステムを生み出そうとする視点がInnovationであり、今はデザインという考え方に、その期待が寄せられている気がします。

そう考えた上でいくつか違和感を感じます。
まずいままでの議論では、「デザインという視点で何か新しい価値を作る」という論点と
「ビジネスという領域でデザインという新奇な道具を取り入れて成功する」という論点二つがある。その辺でずれてる。
どちらがどうということをいうわけではありませんが
根本的に何をしたいのかを明確にしないと、ここで語られている「デザイナー的視点」というのが、ただ新しい商品として消費されて終わってしまうような気がします。

何でも商品化されてしまうこと、それは避けたい。イノベーションもUDもIAもただの流行の一つかもしれない。何を目標としてデザインというツールを使うのか、そのために具体的にどのような行動をするのか、その先に何があるのか、を明確にした方がいいように思います。

と偉そうなことをいったけど、それが一番難しいんだよ。
興味深い記事をみつけましたのでまだ読み込んでませんがクリップ。。「デザイン思考ってのはプロトタイピングだよ」というIDEOのティム・ブラウンのエッセイ。

+ Strategy of Design by Tim Brown (from IDEO)
http://www.ideo.com/pdf/FastCo-StrategyByDesign(TimBrown).pdf

In order to do a better job of developing, communication. and pursuing a strategy, the head of Ideo says, you need to learn to think like a designer. Here's his five-point plan for how to make tyhe leap.

"Design thinking is inherently a prototyping process. Once you spot a promising idea, you build it. In a sense, we bulid to think."

1. Hit the Streets「街に出る」
2. Recruit T-Shaped People「T型(視野が深く広い探究心のある人)人間を雇う」
3. Build to think「考えるためにつくる」
4. The Prototype Tells a Story「プロトタイプがストーリーを語る」
5. Design Is Never Done「デザインに終わりはない」

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