- 007 James Bond -コミュのシボレー･カマロ

私がいままでに最も愛した車､三代目ソアラ｡

当時､斬新すぎるデザインで人気が無かったのですが､走りや快適性は抜群で､内装には本物の木(私のツインターボは低グレードのプラスチックで､木に付け替えました)を使っていて豪華なものでした｡
ソアラの生みの親である岡田氏は､トヨタ初のデザイナー出身の開発主任になります｡
アメリカにデザイン留学した後に､｢００７は二度死ぬ｣のトヨタ･２０００ＧＴオープントップをデザインしたのはイギリスの車雑誌で知っていたので､ボンド好きな私は､三代目ソアラに大満足しました｡

ソアラの生みの親にしてトヨタ･２０００ＧＴボンドカーをデザインした岡田氏の講演会によると､｢００７は二度死ぬ｣のボンドカーは元々､トヨタ･２０００ＧＴではなく､シボレー･カマロに決定していたとの事

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プリンス･Ｒ３８０や､いすゞワークスからトヨタワークスに移った福沢幸雄のコネクションといった噂がありましたが､｢００７は二度死ぬ｣の舞台が日本ならボンドカーも日本車にすべきだと岡田氏は､シボレー･カマロで決定していたボンドカーをトヨタ･２０００ＧＴのオープントップにデザインして､プロデューサーからボンドカーとして了解を得たそうです｡

それまでボンド映画ではフォードが車両提供していたので､｢００７は二度死ぬ｣のボンドカーがライバルのシボレー･カマロだったとは驚きました｡

高額でも採算があわなかったといわれるトヨタ･２０００ＧＴ｡
しかし｢００７は二度死ぬ｣でボンドカーに選ばれて､トヨタのみならず､日本車が海外でのイメージアップにつながったと思います｡