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遠藤周作を読むコミュのしとこと。

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やっと!完成しました。
あー、こんなにも膨大な著作があったとは・・・。
そして、これでも完全網羅ではありません。

著作の方のコメントは、それぞれ読んだ時点で書いていただければよいかなと思います。

レスポンスも含め。でないと、なんか書いてくれているのに、
なんか書かないと、と思い、非常に罪悪感がでます。(僕は)

それで、自分が書いたときになんか反応がないと、気になっちゃったりしちゃったり!するので、そういう瑣末なことを
すっ飛ばすために、読んだ時点で書いていけば、すっきりするかなと思います。

 では、では、ゆるりゆるりと

 このトピックは、自由に使ってくださいませ。

コメント(68)

昔〜。「切支丹の里」を読んで、長崎の町を旅しました。
遠藤周作を心に携えて。
十六番館でみたあの踏絵の衝撃が忘れられません。
大浦天主堂へと向かう左側の坂道もこの本を読んでいなければきっと、知らずに過ごしてしまったと思うのです。
又、行きたくなっちゃったな。
始めまして、こんにちわ★
僕も今『女の一生・第一部』読んでるところです^^
オカンの薦めで読み始めたのですが‥
おもしろいっ!
〜遠藤さんとの出会い〜

わたしが始めてゴスペルにであったのは、大学生の頃だ。
その日は、講義をさぼりでもしたのだろう。昼間から街で一人ぷらぷらしていた。
映画でも観ようと、映画館に入った。
そこで「天使にラブソングを」を観た。
なんや、えらい楽しそうやなぁ、いつか私もこんな風にいきいきと喜びに溢れて歌ってみたいものだ
そういうような事を感じた。
はじめて、ゴスペルを聞いたのは、この日だった。キリスト教のキの字にも関心がない頃のことだ。

その頃の私といえば、学費を納めてもらっている事に感謝もせず、講義もろくに受けず
何も大切にできず、何を欲しているのかも分からず、どこに向えばいいのかも分からず
今さえ楽しければそれでいいと、毎晩飲み歩き、なんとなく胸にある不安や焦りを見ないように暮らしていた。
恋人に依存し、自分の足で歩くことをせず、あらゆる事を人のせいにし、わがままし放題、
湯水のようにお金を使い、思いやりのかけらもなく、ひとでなしそのもの。

あらゆる事に無気力で、かろうじて卒業できる範囲で大学に通い、その他は酩酊しているか
恋人に精神的にしがみついているかのどちらかだった。

傲慢で無知でエゴの塊で馬鹿丸出しで書いていて恥ずかしい限りだ。

私が、道を探し始めたのは25歳の時だった。

きっとその出来事は、これまで多くの人が乗り越えてきた出来事であろう。
なにも私一人が抱えた特別の悲しみではなかったのだろう。
それでも私にとっては、なにもかも、なにもかもの光を失う出来事だった。

私は、水の中で溺れもがいたが、手には藁一本つかむことが出来なかった。
突き上げてくる怒りのような激しい悲しみをどうしたらいいのか分からなかった。
私はすがるものも、怒りをぶつけるものも持たなかった。
私は神を知らなかった。
私は光の届かない海の底へ沈んでいくのだと思った。それでもよかった。
もう、腕を動かして水をかく力もなかった。
その時、潮の流れが何かを運んできた。
流木。
私は手に触れたその流木を掴んだ。
その流木に掴まり私ははじめて息をした。生きていけるかもしれない。
その流木が遠藤周作だった。

遠藤周作。この名をつぶやくだけで私は深い慰めを感じ、涙がこみ上げる。

以来8年間、私は遠藤周作を読み続け、「何か」を求め続けた。
そしてこれからの人生も私は彼の後姿を追いながら、「何か」を求め続けるだろう。


土曜日、教会でゴスペルを仲間と歌います。
大切なもの全てに祈りを込めて歌います。
こうして、賛美歌を歌える喜びの日を控えて、遠藤さんとの出会いを綴りました。

私的な事で、しかも長くてすみませんでした。
己から出ていると錯誤していた光が、
実は照らされていたのだと、瞬間的に知る瞬間
とでもいいましょうか。

一方で、己から出ているという思いを
持ち続けた人生も、人によってはあるのかもしれません。
その強さ、傲慢さを持ち合わせていれば、
もしかしたら楽なのでは?なんても思うのですが、

多くの間違い、取り返しのつかない過ちを犯した
自分の人生、それは鼻をポキリポキリと折っていく
ようなものでしょうが、そこを通る事で、
初めて世界と出会えた、いや、おそらく知った
程度でしょうが、わずかに垣間見ることが
出来たようにも思います。

でも、そう思うと無数の苦しみは、
もはや以前の苦しみではなく、
ちょっとちがうものに変化しているから不思議です。

氏が笑いを誘うようなエッセイを書いているときも
その背後になんだかそういう悲哀を感じます。
「温度」が高い。

と、ちょっとわたくしも私的に返答してみました。
眠れる獅子様。

やっとコメントできます。ただいま読み終わりました。
とても、重たい。
とても、考えさせられたました。
遅くなりました。すみませぬ。
女の一生 第二部はいかがなのでしょうか?
読んだ方はいらっしゃいますか?

たいこ様
あそこのシーンはそこに立ち会っているかのような
錯覚を覚えるほどでしたね。

マリア様も泣いていましたね。
キクの語りかけが、すごく真実味があったように
思います。
第二部も読みたいのですが、古本にはなかなかない。
透明感と神秘的。参考に読んでみます。

「あったかい」ですよね。
ご存命なら、話してみたかった。
いえいえ!こちらこそ。言葉がたりんかった。

第一部の方が透明で神秘的ということを参考して

という意味でした。
早速明日本屋さんです。
初めまして愚人さん☆大変な力作のコミュに感動しています。

私は無教養なため全く先生のことは存じ上げず、妹が大学時代(かれこれ7〜8年前)に「深い河」を読んだあと、私に本をくれたので(今まで読まずにいます)、それで先生の名前を知っているだけでした。
何年か前に何となく、「眠れない夜に読む本」を購入していた(これも読まずに放置)のを、最近読んですっかり先生の本にはまりました。といっても、狐裡庵シリーズなのですが。
もっと若い頃に先生の本を読んでいれば、きっと私の人間性にも多少深みが出たのではと悔やみつつ読んでいる日々です。
最近、ミクシィデビューしてこのコミュ見つけました。これから少しずつ参考にさせて頂きながら読んでいこうと思います。

こんなに著作があったことにびっくりしているんですが、やはり最近の書店には有名な本、数冊しか置いていないんですよね。少し寂しさを感じつつ、これからちょくちょく寄らせていただきますね☆
どうもありがとうございます。
あーあれから何冊か読んでいますが、未アップです。

ちょいと時間がなく・・・。
というわけで、お返事が遅れました。

僕はもうちょっと若いときに読んだ時は、どうもぴんと来なかったのです。
 同じように最近ぴんと来たのです。
面白いですよね。
 狐狸庵シリーズ。電車で読むと、笑いたくても笑えないので
お家で読むことにしています。

 本屋さんには、確かに、冊数が少ない。
古本屋の方が、今は多い気がしますね。
 本屋さんには、歴史物はわりとあるのですが、すっとは手が伸びないのです。そうなると、冊数が余計に少なくて。

4月よりバリバリまた読みたい。

こちらこそ、よろしくお願いします。
そうなんです!

電車の中で読んでいると、つい笑いたくなってしまって、すごくにやにやしているんじゃないかと思います。あー、あの人面白そうな本読んでいるんだーと思ってもらえればいいんですが。きっとあやしい姿に映っていると思いつつ・・・にやけて読んでいます(*^_^*)。

ぐうたら人間学も面白おかしく読破したんですが、終止「糞」の話が続き、若干閉口しました。私も、まだレディとしての感覚が残っているなと実感できる読書でありました(笑)。
終始糞とは・・・。

糞だけで一冊書けるとは、ほんに素晴らしい。(のかもしれない。)
一人で笑うと、妖しいですよね。
これえようとすると余計・・・。
咳払いなんかして、誤魔化したり。
はじめまして

今年の元旦より遠藤周作月間を始めて3ヶ月です

学生の頃苦手だった「遠藤周作」ですが年齢というのは
不思議なものですねぇ〜

今朝は「女の一生-サチコの場合」を通勤電車の中で読みながら、修平の最後の手紙を読みながら思わず涙目に…

小説はほとんど読み終えました。あまりエッセイは読まない方なのですが「遠藤周作」に限っては呼んでみようと思っています。

弱さに寄り添ってくれる…心地よさ=癒し…を感じて

もうしばらくどっぷりと浸っていたい「遠藤周作」です
女の一生よいですよね。

秀作の部類ですね。
遠藤はんは、「え?」って思う小説を
たまに書きますね。全部が全部いいわけじゃないけど、
趣旨は変わらない作家だなぁ、と思うわけです。

最近は「スキャンダル」を探しているのです。

アウシュビッツを見て、悪について書こうとしたらしいです。
どんなに批判されても書く、といって。
確か他の作家からはやはり批判されていました。
なんだか売ってないのですよ。

 エッセイなら狐狸庵閑話とか、かなりうまく生きた、愛情セミナーはおすすめですよ。
愚人様 オススメ情報ありがとうございます!!

早速図書館で探してみます
私の通う図書館には、「かなりうまく生きた」「愛情セミナー」はありませんでした。(><)残念!!!

「スキャンダル」、まだ読んでいなかったので借りて読み始めました
女の一生は、非常に面白いですよね。
わたしが・棄てた・女 と僕の場合セットで考えています。
読み終わるのがもったいない感じでした。
2部は2部で、戦争の雰囲気がとてもよく描かれていて、
僕は好きです。

スキャンダル。
読後感を是非教えてください。
捜しているが、ありません 涙
今とても読みたい一冊です。
マイナーですが、「妖女のごとく」という作品があるのですが、読んだことのある方はいらっしゃいますか。
根底にあるテーマは遠藤周作らしいとおもいます。
でもなんというか、遠藤周作にしては異質な作品だと思うのですが。
特に最後の結末は「ちょっとなぁ」と思ってしまいました。
はじめまして。
愚人サン。ちゃまるデス。すごいですね。このコミュ♪
私も遠藤サンの作品大好きです!!!よろしくお願いします。
「スキャンダル」は私好きです。人間の肉の問題について書かれたみたいです。でも、学者サン?には失敗作とか言われてるんですって〜。涙。
リコママさん。「妖女のごとく」という作品は私も始めて聞きました。読んでみますね。
>「スキャンダル」失敗作とか言われてるんですって

そうなんですか

好き嫌いは人それぞれですものね。かく言う私も「好き」の部類では無いかもしれません…

「悪」→誰にでもあるのでしょうが出来ることなら蓋をしたまま向き合いたくない…のが理由かな

ほとんど読み終えたつもりなのですが、覚えていないものが多くて(-"-;)

ひょっとして今年一年、ず〜っと「遠藤周作」かも
ルリさん。
 「蓋をしたまま向き合いたくない…」わかります!
 苦しいですもんね。。。哀しいし。。。

カナさん。
 文学館、行ってみたくて行けれてないんですよね。
 羨ましいデス!
 3冊とも読んだことないものばかりです。私も
 探して読んでみます。
皆様こんにちわ。

『人生自ら楽しむ』遠藤周作エッセイ選集? 光文社
を読みました。
久しぶりに腹筋が痛くなるほど笑いました。

?狐狸庵いたく感動感銘
?小説家たちとの交際
?自楽を持ちたい

からなる本でした。
間違っても?章を電車の中や喫茶店で読んではいけません。
わたくしは喫茶店で読みましたが、えらいことになりました。

あらゆるエッセイからの選りすぐりをまとめた一冊でした。
小さな悩みは確実に吹っ飛びます。
大きな悩みも「まぁええか」と思えるかもしれません。

オススメです!
特に?章が…(笑)
グレープフルーツさん

う”っ!!!!!

そこまで…、面白いのですか…!!!!!

早速明日本屋直行………です!!!!!

毎日、毎日、湧き出る悩みと格闘する私にはうってつけです

ありがとうございます
ルリさん

笑うと心が晴れますね☆
お近くの本屋さんにあるといいですね。(^-^ ) ニコッ
こんにちは。
昨日ピンときた話を聞いてもらおうと思いました。
遠藤作品に心震わせる人なら共感してくれそうな気がして…!
私の本籍は別のところにあるのですが、近所の私大に聴講に行っていて、そこの〈美学〉の講義で聞いた話。

虚構、すなわちフィクションについて。
虚構と情動の間には、3つの両立しない命題がある。
1.虚構とわかっている対象に、私たちは恐れも憐憫も、時には愛情すら感じる。
2.そのような情動を経験するには、それを経験する人が情動の対象の存在を信じていることが必要である。
3.対象が虚構(フィクション)とわかっている読者は、これらの対象が存在すると信じていない。


わたしたちの「虚構」への情動は、擬似感情なのだろうか。
目の前で起こる事柄と隔てた次元でしか、キチジローの苦悶も勝呂の人間らしさも感じられないのだろうか。。


そこで扱ったテキストにあった、消極的且つもっともな結論はこうです。

ただひとつ、確かなことがある。
ひとはなぜ虚構を好むか。
それは、人間本性についての洞察は、虚構によってこそ最も良く示されるからである。


極めて当然のことながら、そういう考えには至っていなかった。
そしてその説明は、他の何よりも遠藤作品の切々たる引力を示しているように思えてならないのです。

王妃として美しく死んでいく覚悟を決めたアントワネットが、最後の手紙の中でフェルセンにだけ垣間見せる一瞬の心残り。

自分が日本に渡った意味を、まずしい農民たちの殉教の意味を、どうにかつなぎとめようとするロザリオの煩悶。

私を惹きつけた遠藤世界は、現実に個人が見得る世界以上に人間らしい。

やっぱりイイですね!(いまさら!!笑)

小説ばかりだったのですが、次はみなさんのおススメに従って、エッセイにも手出してみま〜す♪
サユpiさん、みなさん
こんにちは

事実を超えた真実がある。
文学も絵画も演劇もそれを表現しようという試みではないのでしょうか。
人生経験の少ない、小さな子供が童話を読んだ時でも、そこに人間の本質があれば感動しますもの。

遠藤周作が描く人間の弱さは、自分の中にもあるかもしれないと共感できる、そして作品を読んでいるうちに、彼が求め続けたものを自分も求めているのではないかと気付かされます。

最近「深い河」を読みました。混沌としたインドを舞台に
様々な背景を持った人達が生きている。そして屈辱的で無益、不可解に見える生き方をしている人物に、次第に光が射してくる・・・
それは遠藤周作が生涯追い求めたものなのですね。



こんにちは。

三浦朱門・曽野綾子・遠藤周作が綴るエッセー集”まず微笑”を読みました。三人三様温かく優しくかつ鋭く人生の一こま一こまの想いが記されています。中でもやはり遠藤周作氏のエッセーは私にはひときわ強く響きます。
1964年頃ラジオ放送の原稿として書かれたものだそうですが、小説の下地になっているエッセーが多くあり、周作ファンには見逃せないと思います。

最近、周作氏の対談など小説やエッセーだけではない氏の魅力を探りたくなってきました。私は完全読破に程遠いのに大それた話ですが、お薦め本などありましたら教えて下さい。
kame3さん、こんにちは。

遠藤周作の対談集は楽しく読めますね。
氏が人に温かい関心を持ち、共感する事ができる良い聴き手だからでしょう。

文春文庫の「『深い河』をさぐる」では、色々な分野の人と魂について語り合っています。
(めずらしいところでは、モックン(本木雅弘)とインドについてとか・・・)
興味深く読めました。
Masaさん、

書き込みありがとうございます。
偶然にも先日”深い河をさぐる”を手に入れたところでした。早速読んでみようと思います。楽しみです。

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