ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ドビュッシー 小組曲コミュの【メヌエット】について

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第3曲目の【メヌエット】について語りましょう。解説、音盤、演奏の思い出など何でも結構です。

コメント(2)

わーい(嬉しい顔)
おはようございます。小舟にて、行列に続いてまだどなたの書き込みもないようなので、怖いもの知らずで書いちゃいます。

 今まで私は第1曲のピアノ連弾版への思い入れが強かったため、小組曲はピアノ版に限ると思っていました。でも第3曲を聴いてオーケストラ版もいいなと思うようになりました。

 第3曲のメヌエットですね。第1曲の「小舟にて」の波と光を感じさせる「ゆらめき」、第2曲の「行列」の躍動感ときてこの曲はテンポも抑えられ、ちょっと聴きには地味な感じがするのですが、さんようさんの紹介にもあるようにルイ王朝時代を思い起こさせる古典的な響きをもった曲ではないかと思います。

 この曲の主旋律は年老いているけれども上品で美しい貴婦人が昔のことをとつとつと語るような落ち着きを感じさせます。昔を語るこのおばあさんの表情は柔和で夢見るようです。きっとロマンスも数多くあったのでしょう。でもそれを自慢するのではなく、あえて禁欲的に言葉少なに語っているように感じられるのです。メロディ自体はゆるやかですが、途中に挿入される管の響きが色彩感を感じさせます。華やかだったころの面影が少し古びた貴族の館の調度品の中から感じられるような気がします。

 いろいろ書いてしまいましたがドビュッシーの曲は描写音楽ではありません。第1曲のところで波や光を感じさせる音楽といいましたが、もちろんドビュッシー自身、波や光を描写するつもりはまったくないと思います。でも聴いていると波や光、風景などが浮かんでしまうのはなぜでしょう。いろいろな作曲家のなかでもなぜ自分がドビュッシーに惹かれてしまうのかも含めて謎はまだまだ解けていないのです。
◇ちょこさん
書き込みありがとうございます。「美しい貴婦人が昔のことをとつとつと語るような」というのは、なるほどと思います。確かに地味ですが、落ち着いた安堵感みたいなものがありますね。

中間部の管の色彩感もきれいですよね。「小舟にて」のような波と光のキラキラ感とは一味違う枯れた味わいも感じます。4曲の中ではいちばん玄人好みの曲かもしれませんね。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ドビュッシー 小組曲 更新情報

ドビュッシー 小組曲のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング