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AlfredoコミュのALFREDO インタビュー

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ども。ご無沙汰しております。

年越しイビサ帰りの管理人です。

さて、これでパーティー前の予習もバッチリ!

アルフレド本人のインタビューに成功致しましたので、以下にお届けします。

手前味噌ですが、他では聞けない昔話や、トップ10チャート等、
なにげに貴重な内容になっていると思われます。

それでは、よろしくどうぞ〜。

 ************************************************
 
こんにちは!

これから幾つかの質問をするので、お答え下さい。

Q1.
 あなたは、'80年代半ば、amnesiaでプレイしていた時に、イギリスからやってきた若いDJ達と出会いました。
 そこから始まる素晴らしいストーリーは、現在でも語り継がれ非常に有名なものです。
 ただ、ここ日本にいる若いファンの中にはそういった経緯を知らない人もいると思います。
 
・彼らのために、もう一度簡単に一連の出来事を教えていただけますか?
 
Alfredo(以下、A):
 私は、1976年にイビサに到着し、1982年に「ビーバップ」と呼ばれていたバーでDJを始めた。
 それ以前には故郷のアルゼンチンでジャーナリストとして仕事をしていたんだよ。
 その後、1984年にアムネシアでのレジデントを開始して、1989年まで続けた。
 それは、数人の若いイギリス人のDJ訪問によって、イギリスで私のスタイルが認知された時期でもある。
 当時、私はとても折衷主義的なミックスで音楽をプレイしていた。
 私の最新のコンピレーション盤「The Original Sound Of Ibiza」は、正にそういったタイプの音楽の好例と言えるね。
 
 
Q2.
・イビサに上陸する以前までのあなたのキャリアを教えてください。
 
A:さっき話した通り、私はイビサに来るまでDJをしたことは無かったんだ。
 私と音楽との結びつきは、ジャーナリズム、それから故郷の町、
 ロサリオのローカルなロック・バンドの興行を通じてのものだったんだ。
 
 
Q3.
・あなたが最初にイビサに興味を持ったのは、どの様なキッカケだったのですか?
 
A:私の友達が、島に訪ねて来ないかと招待の手紙をくれたのさ―「ここは地上の楽園になるよ」って言ってね。
 私にとっては、それは現実のものとなったね。
 
・何故、実際にイビサに上陸しようと思ったのですか?
 
A:アルゼンチンでは、当時、政治的、社会的な風潮が非常に弾圧的で暴力的だったんだ。
 私は、平和と自由を求めていたから、この島ではそれを見つけるチャンスがもっとたくさんあるかも知れないと思ったのさ。
 これについても、現実にその通りになったよ。
 
 
Q4.
 昨夏、私はBLUE MARLIN IBIZAであなたのDJを聞きました。
 それは他にはないスペシャルなフィーリングを持っていて、とても印象的でした。
 
・あなたはDJというものに対して、どういった考えを持っていますか?
 
A:「幸せ」に触れるための方法(たとえそれが一瞬だとしても)かな。
 
・また、DJとしてプレイしている間、あなたはどういった事を考えていますか?
 
A:次に掛けるレコードの事の他には、何も考えないよ ― ただ感じるんだ。
 それが、その場のアトモスフェアを捕らえ、自らもその一部となる為の唯一の方法だよ。
 
 
Q5.
・DJとして活動を始める以前にも様々な音楽を聞いてきたと思いますが、
 あなたのベースを形作ったのはどのような音楽経験でしょうか?
 
 下記のリストの作成をお願いできますか?
 また、各項目に対して何かコメントがあれば、付け足してください。
 
 ⇒あなたの人生において、重要な意味を持つレコード10枚を教えてください。
  とても難しいとは思いますが(笑)。
 
 <All time favorite 10 at January 2008>
 
 1:Prince / When doves cry - "Great lirics in a superb groove"
 2:James Brown / Sex machine - "The god father of dance music"
 3:Depeche Mode / Just can't get enough
 4:Gilberto Gil / Toda menhina bahiana - "Samba!! Alegria!!!"
 5:Adamski / Killer
 6:Manuel Gottsching / E2-E4
  - "The original chill out track before chill out music ever exist"
 7:Bob Marley & the Wailers / Could you be loved - "An infectious love groove"
 8:Octave one / Blackwater - "Seminal techno from Detroit"
 9:Frankie Knuckles / Your love (With rev. M.L.King) - "The groove with a meaning"
10:Eurthymics / Sweet dreams - "And never stop dancing!!!"
 
 
 ⇒今年買ったCD・レコードの中から10枚(新譜・旧譜問わず)、
  お気に入りのものを教えてください。
 
 <Favorite of this year 10>
 
 1:Guts / And the living is easy (The Dynamics remix) [wax on]
   - "Happy Jamaican house music"
 2:Andomat 3000 & Jan / Amygdala EP [indigo raw] - "House music at its best"
 3:Clarisse Muvemba / Roses (Bangana remix) [HEYA HIFI]
   - "The minimal percussion"
 4:Tomoyuki Yasuda / Sabit [Wave] - "Japanese latin eclecticism!!!"
 5:Tony Allen / Kilode (Remix by Carl Craig) [Honest Jon's]
   - "Love his production and specially this one"
 6:Kerry Chandler / The dick dikler EP [Max Trax] - "Dirty and funky house music"
 7:Einzelkind / La Fiebre Del Loco EP > Maferefumeco [Kindisch]
   - "Original sound from Switzerland"
 8:Franck Roger / Yeah pretoria [Earthrumental] - "An american pearl"
 9:Juzu a.k.a. Moochy / Lugar precioso RMX
  (Sacred rhythm remixes by Joaquin Joe Claussell) [Sacred Rhythm]
   - "Ethnical storm for the dancefloor"
10:Scott Grooves / Track 1 [Natural Midi]
   - "A dark groove with edge in this promo from the UK"
 
 
Q6.
 昨今では巷に「イビサ」や「バレアリック」という言葉が氾濫していますが、
 それらの指すものは非常に多岐に渡っていて、掴み所がないというのも事実だと思います。
 
・あなたが思う「イビサ」あるいは「バレアリック」の本質とは、
 どのようなものだと思いますか?
 
A:その本質は、制約など無く、多様性に富んでいるという事じゃないかな。
 
・そして、何故「イビサ」は、こんなにも大勢の人を魅了するのでしょうか?
 
A:困難や暴力に満ちた世界で、今でもイビサが70年代にかつての私が感じたのと同じ魅力を持っているからだろうね。
 
 
Q7.
 '80年代、'90年代、そして現在に至るまで、あなたはシーンの最前線で活動してきましたよね。
 
・昔と今を比べて、イビザのシーンはどのように変わりましたか?
 
A:より多くの人々、より少ないゆとり(その他の世界と同じ様に)へ、
 しかし、やはり常にその他の世界とは違う独自のスピリットを保っているね。
 
 
Q8.
・現在のイビサの音楽シーンについてどう思いますか?
 
A:これまでのお祭り騒ぎの様な時期が一段落して、立て直しをする時期に来ていると思う。
 
 
Q9.
 あなたの非常に折衷的でありながら、多様な要素を違和感なくミックスしていくというスタイルは、
 ここ日本の伝統的な文化のあり方とも似ている部分が多くあります。
 そのため私達にとって、あなたのスタイルはとてもリアリティがあるものに聞こえます。
 
・あなたはどのようにしてそのようなユニークな手法に至ったのでしょうか?
 
A:それは、私自身、そして私の音楽的、文化的なバックグラウンドから来ているんだ。
 私はただ、それをより多くの人に届けなければならなかったんだよ。
 
 
Q10.
・最近の若いDJの中で、あなたが特に魅力を感じているDJはいますか?
 
A:私の息子、ハイメ・フィオリート(Jaime Fiorito)だね。

Q11.
・あなたは若いDJ・クリエーター達に何を期待しますか?
 
A:良い音楽。
 
 
Q12.
・あなたは音楽ファンに何を期待しますか?
 
A:良い音楽を見分ける事のできる、良い感性。
 
 
Q13.
・今後のあなたのリリースの予定があれば、聞かせてください。
 
A:次のリリースの予定はあるんだけど、全ての準備が整うまでは、あまり話したくないよ。
 ただ、確かなことは、それが新しいミックスCD、そして新曲のシングル、もしくはEPになるって事かな。
 
 
Q14.
・最後に、あなたの来日を心待ちにしているファンに何か一言お願いします。
 
A:"Be ready for a real party nite, with the original sound of Ibiza.
 I'm looking forward to it. See you all in Tokyo!!!! Much love!!!!"


ムーチャス・グラシアス(どうもありがとうございます)!

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[interview & translation by DISKOMO]


※写真はイビサ・タウン内にある「The Original Sound of Ibiza」のガード・レール広告です。

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