地域団体商標・ブランドコミュの｢餃子の街｣宣言　全文

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、2002年には餃子祭りで宇都宮餃子会はこんな宣言をしています。

～以下餃子の街宣言全文～

今年の宇都宮餃子祭りも無事終了を迎えました。
例年に増して、多数の方々にこのお祭りに参加いただきました。厚く御礼申し上げます。
｢餃子で町興しができないだろうか｣という宇都宮市の呼びかけに応じて、宇都宮餃子会が結成されてから、早くも10年という月日が流れました。
宇都宮に生まれ、宇都宮の人々に育てられた宇都宮餃子は、全国の皆様にも愛していただけるようになりました。
いま、70を超える餃子店が、皆様のご期待にお応えできるよう、味とサービスを競っております。
餃子祭り2002のフィナーレにあたり、宇都宮餃子会は気持ちを新たにして｢餃子の街・宇都宮｣の更なる前進をお約束したいと思います。

■宇都宮餃子は宇都宮のぎょうざです！
宇都宮餃子は宇都宮で生まれました。そして宇都宮の人々に愛され、育てられてきました。宇都宮を離れて宇都宮餃子は存在しません。
■宇都宮餃子は宇都宮です！
そして今、宇都宮餃子は宇都宮を代表する食の文化として、全国の皆様にお認めいただけるようになりました。宇都宮餃子を愛する皆様のご支援のもとに、｢宇都宮餃子｣の商標登録も実現しました。宇都宮餃子会は、皆様のご期待に応え責任を果たしていきます。
■宇都宮餃子はこれからも宇都宮の餃子です！
宇都宮餃子会は、宇都宮の町興しの中からうまれました。これからも宇都宮を全国に発信しつづけたいと思います。そのためにも｢宇都宮の餃子｣であり続けることにこだわっています。宇都宮餃子会はこれからも宇都宮と共に歩いてゆきます。
｢餃子の街・宇都宮｣は飛躍のための出発点に立っています。新たなスタートにあたって、私たちは｢餃子横丁｣の建設を提案します。
宇都宮餃子横丁をつくるにあたっては、私たちは3つのことを大事にしなければならないと思います。
第一に何よりも先ずお客様の利便性です。餃子店が一定の地域に集中することで、食べ歩きがより簡単に楽しめます。餃子だけでなく、宇都宮のお土産を買う楽しみ、宇都宮を歩く楽しみも満足させる横丁にしなけばなりません。
第二に、宇都宮の町興しに貢献できる横丁にしなければならないということです。横丁の実現はこれまで困難だった団体客の受け入れを可能にします。宇都宮により多くのお客様をお迎えできることで、宇都宮を賑わいの街にすることが出来ます。
第三に、宇都宮餃子という食文化を仲立ちにして、より多くの人々と連携できる餃子横丁にしなければならないということです。宇都宮餃子会は、排他的になることはなく、宇都宮餃子を愛する人々と共に歩きつづけます。餃子横丁が、そのための拠点として実現することを願ってやみません。
今年の餃子祭りは、多くの方々の参加と協力で無事フィナーレを迎えることができました。皆様のご支援なくして餃子の街・宇都宮は存在しえません。今後とも、ご協力・ご支援をいただきつつ、｢餃子の街｣としてぜんしんしていくことを宣言いたします。

以上2002年うつのみや餃子祭り閉会フィナーレ｢餃子の街｣宣言全文

つまり宇都宮餃子は宇都宮市民と共にあり、これからもそうあり続けることを約束しています。

地域団体商標は地域活性策であり、そもそも名物たるものは地域に愛され育まれたものいうのです。

街づくりは市民の手によるものであるべきだからだです。

街は街をつくろうとする人によってつくられる。

みなさんはこのことどうおもいます？

コメント(2)

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[2] mixiユーザー 11月15日 12:01

宇都宮餃子は、もはや各餃子のお店のものだけではなく、
宇都宮市を愛する市民の、たくさんの期待が詰まった
全国ブランドになっていますよね。

やはり、地域ブランドにした意義は大きかった。

横丁はまた更に、宇都宮と宇都宮餃子に新しい風を起こす
素晴らしい壮大な企画だと思います。

街づくりにおいて、宇都宮餃子を切り口に大きく発展させる
事で、ジャズやカクテルも素晴らしさも広がってくると
思いますね。

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