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ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)コミュの第三千句 第二百韻『宿直の』の巻

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       百韻『宿直の』の巻 
                   2011.10.1〜10.20
        
発句   宿直の明くるや窓を律の風      秋  氷心 りち
脇      鳥の食ふまゝ鈴なりの柿     秋  私
第三   名残月池の面に漂ひて        秋月 草栞
4      竹伐る音を夢に聞きけり     秋  ね子
5    早起きは運動会のお弁当       秋  風牙
6      子が乗るはずの馬を気に掛く      心
7    雲の峰山はにはかに列できて     夏  私
8      汗を捧げん世界遺産に      夏  禾

9    監督をノリオと呼んでいざ五輪       ね
10     流れの早き川澄めるごと        栞
11   遠い日の淡い約束胸を絞め         牙
12     色の褪せたる病葉われは     夏恋 禾
13   流し目に流し目かへすショットバー  恋  私
14     お持ち帰りの首尾は上々     恋  ね
15   初雪が盛り上げているクリスマス   冬  心
16     ペチカ燃えろよお話しましょ   冬  白秋(栞)
17   紙芝居正義の味方にあこがれて       ね
18     レトロ気分で結ぶスカーフ       牙
19   蝶々の翅も重たげ昼の月       春月 禾
20     特命おびて花の席取り      春花 私
21   久方に長閑な春を惜しみける     春  栞
22     詞まじへず湖のさざなみ        心
二オ
23   よちよちと紙飛行機を追う児をり      牙
24     空から見れば国境はなし        ね
25   井の中の蛙よ世界に飛び出さう       私 かはづ
26     痩せた詩嚢を肥やすためなら      禾
27   酒煙草博打女と秋時雨        秋恋 心
28     心変りをさせぬ玉の緒      秋恋 栞
29   月の夜は別れた人を思ひ出で    秋月恋 ね
30     ロザリオ祭の聖歌聴こえる    秋  牙
31   慈母よりも厳父恋しやちちろ虫    秋  禾
32     われも同じく器用貧乏         私
33   風まかせ旅の一座は何処へ行く       栞
34     松の木の向く方は南          心 みんなみ
35   軍靴の響きやをらに近付きて        牙
36     絶ゆることなきヒトラーの末      ね
二ウ
37   時を経てどんな歴史も美化される      私
38     それはあなたの忘却のせい       禾
39   部屋中の什器備品に紙貼られ        心
40     年を越せるか瀬戸際の身で    冬  栞
41   ギリシャ危機他人事のやうな顔をする    ね ひとごと
42     見出しにつられ買う夕刊紙       牙
43   春きざすパステルカラーのコンコース 春  禾
44     卒業記念にめぐる大和路     春  私
45   宿坊を後にくぐりし花の門      春花 栞
46     千葉道場のさなは鬼なり        心
47   人づてに消息を知る風雲児         牙
48     ブロックすれど覗くつぶやき      ね
49   サマーハウス境は自然の繁りにて   夏  私
50     木のぼり男爵デートも樹上    恋  禾
三オ
51   抱かれれば肩越しにある天の川    秋恋 心
52     月の光に和せる小夜曲     秋月恋 栞
53   茸飯葡萄も添えてお見舞いに     秋  リュウ
54     病室からの海は遠くて         ね
55   息抜きはぬし寝てる間の散歩なり      私
56     濡れた落葉を避けてゆくべし   冬  仝
57   熟年の離婚届は更に増え          心  
58     控除受くなら1月1日      新年 禾
59   手引き書を読めど変わらぬ「ヲタク」をり  牙
60     御託が技にまさる蕎麦打ち       私
60     家電芸人売り上げも良く        ね
60     野に置きてこそ草はうるはし      心
61   微に細に遍く神の在れぞかし        栞 三句に
62     おカミに勝るウチのカミさん      リ
63   白州なら両成敗と裁くらん         私
64     ストレートにて飲むウヰスキー     牙
三ウ
65   お好きでしょ一杯一杯復一杯        禾
66     浴衣の肩をツイとぶつけて    夏恋 ね
67   二人して何処か遠くへ夏休み     夏恋 牙
68     知らない街で出会ふ元カレ    恋  栞
69   KYも地図読めないもそのまんま      禾
70     いまを是として楽しくをあらな     私
71   少年は傷つき光る硝子玉          牙
72     学んだのちに型を破れよ        私
73   お袋の味は総菜店の味           ね
74     残雪分けて蕗の薹の芽      春  私
75   春まだき花の便りに胸躍る      春花 ね
76     俊寛忌にと記す黒楽       春  栞
77   照りゆたか配所の月もかくあらん   春月 禾
78     ほてりし肌に東風ここちよき   春  私
ナオ
79   苛々の募る午後なりサガン読む       ね
80     ハーブの香る庭はお好きと       牙
80     ブラームスなど聴きに行こうか     牙
81   憧れの想ひ隠せる未亡人       恋  栞 両句に
82     額の汗がとても眩しい      夏恋 心
83   こんにちは!微笑み返す山ガール   夏  私
84     十年前はヤマンバなりき        ね
85   能面を是非にと父の形見分け        心
86     ガッツポーズが少し派手だと      牙
87   外来の横綱腹を切らされる         私
88     朱雀門から羅生門へと         栞
89   天平の跡は曠野の空つ風       冬  私 こうや
90     たゞ月ばかり冴えざえとして   冬月 郎女
91   言の葉の伝はらぬ世になりぬべし      ね
92     ゆく人なきや古の道          私
ナウ
93   いつの日か売れると信じ書き続け      牙
94     サインの癖は右肩上がり        心
95   不景気の底を見切つて株を買ふ       私
96     五右衛門風呂は注意要する       牙
97   E難度着地決めれば大喝采         栞
98     ふらここ揺れてゐるばかりなり  春  ね
99   花の下老若貴賎のへだてなく     春花 禾
挙句     甘茶かけたり甘茶飲んだり    春  私

                             定座なし
                           __________
 初折表 12345678       (1〜8)   花一つ、月一〜二つ
 初折裏 12345678901234 (9〜22) __________
 二折表 12345678901234 (23〜36) 花一つ、月一〜二つ
 二折裏 12345678901234 (37〜50)__________
 三折表 12345678901234 (51〜64) 花一つ、月一〜二つ
 三折裏 12345678901234 (65〜78)__________
 名残表 12345678901234 (79〜92) 花一つ、月一つ
 名残裏 12345678       (93〜100)_________

<a href="http://is.gd/bmgQn"> 式目</a>  
<a href="http://is.gd/cZMY8"> 正風芭蕉流準拠十カ条</a>
<a href="http://renga.heroku.com/"> 投稿用</a> 
<a href="http://zrenga.ya-gasuri.com/"> 転記用</a>  

写真提供は<a href="http://photozou.jp/photo/top">フォト蔵さん</a>

コメント(65)

38     それはあなたの忘却のせい       禾 
39   部屋中の什器備品に紙貼られ        心
40     年を越せるか瀬戸際の身で    冬  栞 
41   ギリシャ危機他人事のやうな顔をする    ね ひとごと
42     見出しにつられ買う夕刊紙       牙
43   春きざすパステルカラーのコンコース 春  禾
44     卒業記念にめぐる大和路     春  私
45   宿坊を後にくぐりし花の門      春花 栞
46     千葉道場のさなは鬼なり        心
47   人づてに消息を知る風雲児         牙
48     ブロックすれど覗くつぶやき      ね
49   サマーハウス境は自然の繁りにて   夏  私
50     木のぼり男爵デートも樹上    恋  禾
三オ
51   抱かれれば肩越しにある天の川    秋恋 心
52     月の光に和せる小夜曲     秋月恋 栞
53   茸飯葡萄も添えてお見舞いに     秋  リュウ
54     病室からの海は遠くて         ね  
55   息抜きはぬし寝てる間の散歩なり      私
56     濡れた落葉を避けてゆくべし   冬  仝
57   熟年の離婚届は更に増え          心  
58     控除受くなら1月1日      新年 禾
59   手引き書を読めど変わらぬ「ヲタク」をり  牙
60     御託が技にまさる蕎麦打ち       私
60     家電芸人売り上げも良く        ね
60     野に置きてこそ草はうるはし      心
61   微に細に遍く神の在れぞかし        栞 三句に
62     オカミに勝るウチのカミさん      リ
63   白州なら両成敗と裁くらん         私
64     ストレートにて飲むウヰスキー     牙
三ウ
65   お好きでしょ一杯一杯復一杯        禾
66     浴衣の肩をツイとぶつけて    夏恋 ね
67   二人して何処か遠くへ夏休み     夏恋 牙
68     知らない街で出会ふ元カレ    恋  栞
69   KYも地図読めないもそのまんま      禾
70     いまを是として楽しくをあらな     私
71   少年は傷つき光る硝子玉          牙
72     学んだのちに型を破れよ        私
73   お袋の味は総菜店の味           ね
74     残雪分けて蕗の薹の芽      春  私
75   春まだき花の便りに胸躍る      春花 ね
76     俊寛忌にと記す黒楽       春  栞
77   照りゆたか配所の月もかくあらん   春月 禾
78     ほてりし肌に東風ここちよき   春  私
ナオ
79   苛々の募る午後なりサガン読        ね
80     ハーブの香る庭はお好きと       牙
80     ブラームスなど聴きに行こうか     牙
81   憧れの想ひ隠せる未亡人       恋  栞 両句に
82     額の汗がとても眩しい      恋  心
83   こんにちは微笑み返す山ガール    夏  私
84     十年前はヤマンバなりき        ね
85   能面を是非にと父の形見分け        心
86     ガッツポーズが少し派手だと      牙
87   外来の横綱腹を切らされる         私
88     朱雀門から羅生門へと         栞
89   天平の跡は曠野の空つ風       冬  私 こうや
90     たゞ月ばかり冴えざえとして   冬月 郎女
91   言の葉の伝はらぬ世になりぬべし      ね
92     ゆく人なきや古の道          私
ナウ
93   いつの日か売れると信じ書き続け      牙
94     サインの癖は右肩上がり        心
95   不景気の底を見切つて株を買ふ       私
96     五右衛門風呂は注意要する       牙
97   E難度着地決めれば大喝采         栞
98     ふらここ揺れてゐるばかりなり  春  ね
99   花の下老若貴賎のへだてなく     春花 禾
挙句     甘茶かけたり甘茶飲んだり    春  私
twitterでのコメント:保存期間が限られているのでここに保存。

満尾です(^^) ご協力ありがとうございました。十一月になったら第三千句第三百韻を始めましょう。次の発句はまだやっていない方から風牙さんにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
watashide

満尾おめでとうございます。今回は途中からスランプで乱吟になり正直助かりましたw。発句承りましたが「この道や〜」ももったいないような...
tsfuge

もう満尾でしたか。飛び入りで結局2句しか付けられなかったのですが、しばらく離れているとツイッター連句のスピードについて行けなかったですね。自分の中に、リズムを作っていくことの難しさを感じました。ともあれおめでとう御座います。感謝! @zrenga リュウ #jrenga
hanada_ryu

満尾、おめでとうございます。久しぶりの発句・百韻で緊張しましたが、楽しく遊ぶことが出来、感謝しております。夜間勤務ですので、皆様と生活のサイクルが逆になることが多く、ご迷惑をおかけするとは思いますが、今後ともよろしくお願いします。 #jrenga
hyousin

皆様,満尾おめでとうございます。今回は最初のうち不調でしたが,中盤から興が乗ってきたような気がします。風牙さん,次も期待していますが「この道やゆく人なしに秋の暮 熟柿一つの残る老木」は素晴らしく,この後を続けたくなりますね♪ #jrenga #jrenga
aki_sino

満尾したばかりの百韻『宿直の』の巻がデイリー shikaruni 紙のトップニュースの一つに採用されました!(^^) http://t.co/HZv8EWyM
watashide

満尾おめでとうございます。ツイッター連歌は初めてなので書き込み方もわからず、ご挨拶もせず失礼しました。今後ともよろしくお願いいたします。禾
honohono60

満尾おめでとうございます!大人数で楽しかったです。リュウさん、禾さん、よろしくお願いしますo(^▽^)o 「この道やゆく人なしに秋の暮れ 熟柿一つの残る老木」おぉ!と感動しました(^-^)/ 私さん、その後目のお具合はいかがですか?
nayaantomo

発句は芭蕉さんの句ですがこれで百韻もいいですね。目の方はすっかりよくなりました。お気遣いありがとうございます。紅葉狩に行けそうですw RT @nayaantomo:「この道やゆく人なしに秋の暮れ 熟柿一つの残る老木」おぉ!と感動/ その後目のお具合はいかがですか?
watashide

ご参考:この道やゆく人なしに秋の暮を発句にした半歌仙があります。元禄七年ですから芭蕉さんの晩年の興行ですね。http://t.co/xQzJZ1UQ

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