ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)コミュの 連句実験劇場〜制作発表の場〜

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
連句をやってみたいけれど仕事に差し支える、連衆に迷惑をかけたくない、推敲
の過程を見られたくないなどの理由でためらっている方はいらっしゃいませんか?

ここは出来上がった連句を発表する場です。
独吟、両吟・・・etc. すでに巻き上がった作品をお寄せください。
また、チームを組みたい方のご相談にも応じます。

発表作品へのみなさまの前向きなコメントもお待ちしています。


コメント(377)

        晩秋興行
     歌仙「Wi-Fiが飛ぶ」の巻
                       2024.11.4〜11.26
発句 Wi-Fiが飛ぶ蓑虫がぶらさがる       秀酔 秋
 脇 猿酒呑めばハルシネーション?       草栞 秋
第三 月の客「あはれ」「エモい」と称え合い  面白 秋月
 4 裾を端折って遊ぶ池端          笑止
 5 近寄れば鯉がパクパク口を開く       苑
 6 手掴みでゆく濃茶金鍔           真
ウ             
 7 近頃はインバウンドに受け過ぎて      栞                
 8 「もうええでしょう」夏のフジヤマ     白 夏                 
 9 徒事に待宵草を摘んでいる         止 夏(恋)                 
10 張り裂けそうな気持ち抑えて        苑 恋                
11 年季明け世帯もとうと約束し        真 恋
12 いっぱいになる欲しいものリスト      白
13 月冴えてミュージカルソング口ずさむ    栞 冬月
14 ロックフェラーでクリスマスイブ      苑 冬
15 精霊を宿す瞳のあたたかさ         止
16 過去と未来を映す蜃楼           栞 春 
17 花吹雪街のかたちも移ろえる        真 春花
18 もろこ佃煮お茶漬けにして         止 春
ナオ
19 眩しきは帽子の徽章三高生         白
20 虚子、碧梧桐仲睦まじく          真   
21 帰り道土手に寝そべり語り合う       苑
22 人の目なんか気にしませんの        白 恋
23 フラッシュで撮られた逢瀬ダメージに    栞 恋
24 議員辞職は覚悟でしょうね         苑
25 朽舟に孤島の月と荒き波          止 秋月
26 秋の色濃く「広重ブルー」         栞 秋
27 いとど鳴く版木の刀研ぎ澄まし       真 秋
28 ねじり鉢巻き蕎麦を水切り         止
29 メッシュよりパンチがいいな俺等には    白 
30 首都高ルーレット内側を攻め        真              
ナウ
31 ハンドルを握るとわかる性格が       苑
32 木枯なんてどこ吹く風と          白 冬
33 関わりが無けりゃ端からスルーして     栞 
34 証券会社のダイレクトメール        真                 
35 ビットコインまさかの当たり花の笑     苑 春花
挙句 屋根の上まで舞えしゃぼん玉        止 春

                        捌き 鉄線

��゚.+。⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒。+.゚��

  猿酒
  伊東若冲 「鯉図」
  歌川広重 「月に兎」
   2024新語・流行語・ネーミング・CAR・漢字 etc.
   七五調ラップ五十韻 「ネット界隈大バズり」の巻
えんぴつ 二花四月 ライム(韻)重視 同字・打越可
                  2024.11.28~【12.2】〜12.18

 1 落葉言の葉掻き寄せてネット界隈大バズり    面白 冬
 2 8番出口は初時雨 闇のバイトに買う目貼    笑止 冬       
 3 カスハラ狸撃退法マニュアル読破冬日向      苑 冬 
 4 〆縄綯えば暮早し50-50ホットティー       白 冬
 5 はいよろこんで関東煮熱燗ついでにもう一本    止 冬
 6 マイナ保険証一本化「要配慮」なら二刀流     白
 7 はて?はて?ハテハテハテハテ雲隠れにし夜半の月   ?式部 月
 8 結果年間大賞は【不適切にもほどがある】hey!   【12.2】 
ウ    ●●●ーー●●   (トントントン ツーツー トントン)  
 9 不倫発覚お粗末な慰謝料だって103万?      苑 恋
10 浮かれ猫でも猫ミームライン既読に宿を取る    止 春恋
11 撮る執る看取る何時しかも歳をとってる春かなし  白 春
12 遙かなる空花曇り蜂に刺されて腫れた鼻      止 春花
13 禅智内供か将またシラノ詩才あるかは知らんけど  白   
14 子細あるはず歯ブラシで蕎麦を食ってるそれガーチャー! 止  
15 ここらで一気にブラッシュアップ! 苑さんどうぞおはいんなさい 白
16  ギリギリダンス! ギリギリダンス!         けんと
17 ギネス記録を意識して自主練励む月の下      苑 秋月 
18 こぼれた皿の剣玉は明日は深山の木守柿      白 秋
19 冬遠からず烏来て唐臼空と鳴いている       止 秋
20 空っ風から「晴れ風」に名前変えたらニ冠王!!    白 冬
21 パーティー気分盛り上げるポインセチアはLサイズ 苑 冬 
22 "オブ・ザ・イヤー”の宴も酣ピーピー指笛鳴らす客  白 
二オ   ●●●ーー●●   (トントントン ツーツー トントン)
23 わらじ履きつつ出番待つ侍タイムスリッパー    止
24 ツイてるね!ほらノッてるね強い目力魅力的    苑 
25 僕にはホンダ・フリードの心地のよさがたまらない 白
26 不意にデコピン仕掛けられ赤いマルハラでこに付き 止
27 ツッコミ担当おいでやすそろそろM-1グランプリ  白
28 高学歴の御曹司下積みなんて似合わない      苑
29 ソフトクリーム苺に餡こ下で支える寒天あはれ   白 夏
30 弓手にワインと洒落ては撃って無課金おじさん更衣 止 夏
31 ライフハックの18選「宛名は最後に打ちましょう!」 白
32 ひと目見てから好きでしたあれはアザラシ幼稚園  止 春恋
33 バレンタインデー意識した初めての人ゆか先生   苑 春恋
34 夢淡々と鷹化して鳩となるやも被団協       白 春
35 ギリハッピーだとはだしのゲンが月に照らされ泣いている 止 夏月
36 気がついたのは今日だった教科書からは消えていた 白
二ウ   ●●●ーー●●   (トントントン ツーツー トントン)
37 どこへ行くにも後ついて通訳なのに有名人     苑
38 オールドメディアの傀儡師「今年の漢字」はまたも「金」 白(新年)
39 ブレイキンなら観衆の中赤ずきんちゃん腹の中   止 冬
40 悪いオオカミ退治する方法けっこう残虐で     苑 冬
41 月夜の晩のギャルメイク唇だけが浮かんでる    白 秋月恋
42 朝露偲ぶ名言が残せなかった土御門        止 秋恋
43「やばい、かっこよすぎる俺」地毛剃られゆく秋の暮 白 秋
44 国民の義務終えたのでBTSが再始動        苑
45 Bling-Bang-Bang-Bornと出てチキチキバンバン走り去る 止
46 ネリリしキルルしハララさせ俊太郎さん再こんど  白また
47 ニッポン思い出インバウン丼コンビニ富士山五重塔 止
48 詰めこみ過ぎたお重箱足りないものは箸と助詞   白
49 志麻さんレシピ美味すぎる花の盃まわし飲み    苑 春花
50 春眠枕を叩いてみれば現代用語の基礎知識
   ユーキャン枕を叩いてみれば通信教育春炬燵
   棒鱈枕を叩いてみたら文明開化の音がした     止 春
 
                           捌き 鉄線
       令和七年 初懐紙
      首尾「安らかな年を」の巻
                      1.3〜1.11

 1 「安らかな年を」と賜ふ巳の参賀    面白 新年
 2 若菜摘ます児美籠を捧げて       笑止 新年
 3 口ずさむ歌にスキップルンルンと     苑
 4 トーナメントを勝ち上がる時      草栞
 5 残り5秒NHK杯テレビ囲碁       止
 6 物の音澄める愛宕界隈          白 秋
 7 待ち出でし弓張月に願を掛け       栞 秋月
 8 コウノトリ待つ新婚夫婦         苑(恋)
ウ
 9 切炬燵バイロンハイネの熱を借る     止 冬恋
10 みだれ髪さへ乾かぬままに        栞 恋
11 目指さうかタオルソムリエ認定証     白
12 今治駅に立つ夏の朝           苑 夏
13 落人の谷に螢は舞ひ降りて        止 夏
14 光のあとはべらばうな闇         白
15 艶やかに花魁道中花吹雪         苑 春花
16 河岸の柳も風に靡いて          栞 春

                      捌き 鉄線
本歌一  秋の田のかりほの庵の苫を荒み
      わがころも手は露に濡れつつ  天智天皇

本歌十五 君がため春の野にいでて若菜摘む
      わがころも手に雪は降りつつ  光孝天皇

秋の田のかりほの庵の歌がるた
  とりぞこなつて雪は降りつつ      四方赤良


    「狂歌百人一首一番冠」
              2025年01月20日 起首
                   02月04日 満尾

発句あ 「ありんす」にやうやく馴染む睦月尽  面白 春
 脇き 木戸の守りが溶かす堅雪        笑止 春
第三の 野火止を流るる風もやはらかく      白 春
 4た 旅に楊枝の関はり無しと         止
 5の のつぴきならぬ用事今宵は良夜      白 秋月
 6か 躱し技から土俵転がる          止 秋
ウ
 7り 林檎飴造る手順を間違へて        止 秋
 8ほ 頬にべつたり甘やかな印         白(恋)
 9の ののさまにおねがひすればかなふかなあ  止 恋
10い 一番星に見つけられたく         白 恋
11ほ 干草の山を数へて夕の月         止 夏月
12の NON STYLEの石田の現在は?       白 イマ
13う ウエストを測りオカンもグラノーラ    止
14た タピオカ飲んで声の花やぐ        白 花
15が がんぐろが駅の階段横並び        止
16る ルミナリエへと揺れる人波        白
ナオ
17た 楽しい国めざしてワンツー休まずに    白 
18と とりかへばやと蒙求を読む        止
19り 理科系のはずの貴方が汗しとど      白 夏恋
20ぞ ぞつこんながらも磯の鮑か        止 夏恋
21こ 恋人の岬に薦を被されて         白(恋)
22な ナザレの母が癒やす冠          止
23つ 「罪作りなお方ね!さゝ月桂冠」     白(秋月)
24て 手酌が似合ふ俺渡り鳥          止 秋
25ゆ 夢十夜囲炉裏の欲しくなることも     白 秋
26き キセルの先は更待をさし         止 秋月
27は 八卦見をしてゐた過去もあるわちき    白
28ふ 冬の河原に石をならべる         止 冬
ナウ
29り リウマチが痛いとバンテリン買ふて    止
30つ 恙なき日を愛しく想ふ          白
31つ つゆだくの牛丼もえあず三十杯      止
32あ 天晴れてふかあはれといふか       白
33か 唐傘に花を散らして名乗り上げ      止 春花
挙句ら 乱離骨灰に春の興醒む          白 春 ラリコッパイ

                  捌 鉄線・笑止
                  於 RENGA【花茣蓙】
〜*〜雪結晶〜*〜ラブレター〜*〜雪結晶〜*〜mail to〜*〜雪結晶〜*〜

         自由律連句
      二十八宿「春の雪ふる」の巻      2025.2.15〜3.1  

発句 うれしいたよりもかなしいたよりも春の雪ふる 山頭火 春
 脇 ズビズビズビズバ春の雪ふる          面白 春
第三 鮒の巣離れに我が子を重ねみる母         苑 春
 4 犬鳴き蒲団叩く音は止み            笑止 冬
 5 道路工事いつまで月嗤ひながら凍つ        白 冬月
 6 日々の生活穴に怯えるなんて           苑 
ウ
 7 熊や蛇や蜥蜴や蟇や地虫も蟻もおはやう      止
 8 羊蹄しぶしぶ土筆つんつん            白 春(恋)             
 9 エイプリルフールだと勘違ひしないで本気なの   苑 春恋
10 花は恋路のさき花街の門             止 春花恋
11 分け入つても分け入つても七五調の囃子      白
12 自由といふ不自由にイズい            苑                 
13 やつとかめのまむしかかさが焼いて        止 夏
14 いいかげんにせんかいぼけ            白
ナオ                 
15 令和にはオンラインカジノとふロマンあり     苑
16 身バレのリスク抱へるのもまた          白                   
17 エヴァンゲリオン見に手をつなぐオタク      止
18 渋谷よりも落ち着く秋葉原            苑
19 惑ひから放たれるときが来るのかなあ       白 
20 筮竹一本折れて四苦八苦             止 
21 満月に本領発揮するはずなのに          苑 秋月 
22 盃交はして獺祭忌は明ける            笑 秋
ナウ
23 六拾俵参千萬円山田錦でグランプリ        白 秋                 
24 ばあちやん知らずに煮物にドバッと        苑
25 お赦し召され天目割つて舐めた毒         止 ぶす
26 いまはのきはにぴいちくぱあちく         白(春)
27 幽体離脱して見下ろせる花の宴          苑 春花
挙句 甍の波よ鐘霞む夕暮よ              止 春

                           捌き 鉄線


アート 江戸名所雪月花の内・隅田川堤雪の眺望  歌川広重筆
<試作品>
     七五調・二十八宿
     「春の雪ふる」の巻

発句 よきたよりかなしきたより春の雪       ? 春
 脇 ズビズビズズバと春の雪ふる        面白 春
第三 鮒の巣離れ吾子と重ねみる母         苑 春
 4 犬鳴き蒲団叩く音やみ           笑止 冬
 5 道路工事いつまで/月呵々と凍つ        白 冬月
 6 日々の生活穴に怯えて            苑 
ウ
 7 熊や蛇、蜥蜴に地虫おはやうさん       止
 8 羊蹄しぶしぶ土筆つんつん          白 春(恋)ママ            
 9 四月馬鹿勘違ひすな本気なし         苑 春恋
10 花はまださき花街の門            止 春花恋
11 分け入つても分け入つても七五調       白
12 自由律とふ不自由にイズい          苑                 
13 やつとかめのまむしかかさが焼いてる     止 夏
14 おらいいかげんにせんかいぼけ        白
ナオ                 
15 令和の世オンラインカジノの浪漫       苑
16 身バレのリスク抱へるもまた         白                   
17 エヴァンゲリオン見に手をつなぐオタク    止 ママ
18 渋谷よりも落ち着く秋葉           苑
19 惑ひから放たれるとき来るのかな       白 
20 筮竹一本折れ四苦八苦            止 
21 満月に本領発揮のはずなのに         苑 秋月 
22 盃交はし獺祭忌明く             止 秋  
ナウ
23 ¥30,000,000!「山田錦」でグランプリ    白 秋                
24 ばあちやん知らずに煮物にドバと       苑
25 赦されよ天目割つて舐めた毒         止 ぶす
26 今際の際にピーチクパーチク         白(春)                 
27 幽体離脱眼下に見ゆる花の宴         苑 春花
挙句 甍に鐘の霞む夕暮              止 春

                         編 鉄線
  歌仙「メザシを嚙みながら」の巻 
                     2025.3.15〜3.31

発句 結婚でもするかメザシを嚙みながら   苑 春恋
 脇 コップに挿したミモザが沁みる    面白 春恋
第三 花粉症今年は薬効き悪く       笑止 春
 4 くさめ連発まんじりともせず     草栞 冬
 5 ダウン何処?思わず月に訊くわたし   白 冬月
 6  クリーニングに出してしまった     苑
ウ             
 7 正体が分からぬままに妄想す      栞                 
 8 午前10時にハチ公の前        止
 9 交差点インバウンドの聖地なり     苑                 
10 俯瞰する癖 君は漂鳥         白 秋                
11 満月の昇る海岸追いかけて       止 秋月                
12 補陀落遥か秋遍路へと         栞 秋
13 オリーブの香に包まれる自由律     白(秋)
14 夏目雅子は輝いていた         苑
15 グラビアに悩殺される男子ども     栞 おのこ
16 野焼に火打石を忘れて         止 春
17 えっ!ホンマ?難を逃れた花の山    苑 春花
18 浸水サインの<どうぶつ>うらら    白 春
ナオ
19 だんだんとジャングルジムになれてきて 止
20 入道雲に見入ってしまう        苑 夏
21 床涼み興に任せて杯重ね        栞 夏
22 聴こえてますか?愛宕百年       白    
23 マイクテストマイクテスト別れたい   苑 恋
24 不義の気配を拾う兄嫁         止 恋 
25 普段より飯遅らせて菜わずか      白
26 米足らずとも腹満たす菓子       栞
27 魚沼の長雨に螢とびちがい       止 夏
28 行ったり来たりよ日々の相場も     白
29 待ち兼ねた玉兎俄に顔を見せ      栞 秋月(吉原俄)
30 皆勤賞で夜学へダッシュ        苑 秋     
ナウ
31 霜降やハイフン記号と混同し      白 秋 
32 袖を繕う八入折の衣          止 やしおり                 
33 誰そ彼に仕舞い忘れた紐があり     栞
34 春場所に合う遠近両用         苑 春 
35 花道を櫻の廻し涙ぐみ         止 春花
挙句 琴の調べにひたる日永よ        栞 春

                      捌き シアラ&鉄線

カメラ
ミモザ(花言葉:秘密の恋)
浸水深サイン どうぶつものさし(大阪市西区・南海トラフ地震に備え)
【春場所】ドラゴン桜の化粧廻し(デヴィ・スカルノ贈)カド番・琴櫻大関残留 
ஐー(長音記号1)ฺ・:*:・✿ฺ ஐー(長音記号1)・:*:・・:*:・✿ฺ ஐー(長音記号1)・:*:・・:*:・✿ฺ ஐー(長音記号1)

      五吟歌仙「花水木」の巻    
                   2025.5.1〜5.17   

発句 青空に映えて悔いなし花水木    草栞 春
 脇 風の微かに戦ぐ弥生野       笑止 春
第三 くつろぎて茶摘の園で野点の和   祐心 春
 4 足の痺れを必死に隠す        苑
 5 月見るとなぜかうるうるしてくるの 面白 秋月
 6 鳴きゆく雁の数は知らねど      栞 秋
ウ             
 7 歌舞伎町キャッチの肩にちちろ虫   止 秋
 8 ぼつたくりから逃げる術とは     栞
 9 毎日の発声練習物を言ふ       苑
10 スポットライトを浴びる私      心
11 月冴えて恋の予感に身を委ね     栞 冬月恋
12 まさかもしやの送り狼        白 冬恋
13 お弁当こしらへ森にピクニック    心 春
14 雲珠桜なる立札の文字        止 春
15 いちやうに火男顔のうららけく    白 春
16 まだかまだかと眺む煙突       苑
17 虎が雨ピエタの像を濡らしつつ    止 夏
18 短夜に見る夢は儚き         栞 夏
ナオ
19 年金を下ろしてまずは宝くじ     苑
20 海老で鯛釣る楽しい老後       心
21 孫たちの笑顔こぼれるおやつ時    栞
22 取説通りフィルムを剥がす      白
23 初任給iPhone16手に入れて      心
24 平原綾香歌ふジュピター       止
25 さりげなく刺さることばが欲しいから 白(恋)
26 あなたがSで私はMよ         苑 恋
27 荒縄が巻き付くほどの恋心      止 恋
28 行き着く先は「死のバレエ」にて   栞(恋) 
29 夏の霜光の中を漕ぎいづる      心 夏月
30 田沢湖に浮く銀色の舟        苑
ナウ
31 無為無策ええぢやないかとおらが春  白 新年  
32 めでたくもありめでたくもなし    栞(新年)
33 霞立つ人のゆくへの知れぬまま    心 春                 
34 焼蛤を啜る街道           止 春                
35 花埃まで美しい生まれ月       苑 春花
挙句 畑鋤き返すワークマン女子      白 春

                     捌き 秋篠&鉄線
晴れ野球 走る人 波★★★野球電球夜三日月手(パー)野球とっくり(おちょこ付き)霧 虹

    六月興行(その一)
   長嶋茂雄さん「追悼」三つ物
 
発句 (あ)朝虹や笑顔で渡る昭和スター    苑 夏
 脇 (さ)サヨナラに沸く夏怒涛また    面白 夏
第三 (に)匂い立つ花橘の丘に出で     笑止 夏


発句 (あ)朝虹や笑顔で渡る昭和スター    苑 夏
 脇 (さ)サヨナラに沸く夏怒涛また    面白 夏
第三 (に)新潮の寄する浜辺に佇みて    草栞


発句 (ひ)向日葵や伸びる白球追いし日々  祐心 夏
 脇 (ま)舞螺にもメイクドラマが     面白 夏
第三 (わ)忘れ路を回り損ねてまた還り   笑止

    
発句 (ひ)向日葵や伸びる白球追いし日々  祐心 夏
 脇 (ま)舞螺にもメイクドラマが     面白 夏
第三 (わ)沸き上がる歓声遠くなりにけり  草栞

    
発句 (ひ)向日葵や伸びる白球追いし日々  祐心 夏
 脇 (ま)まるい氷に注ぐウイスキー     苑 夏
第三 (わ)渡し場に船頭二人昼寝して    笑止 夏

リボン 
発句 (え)栄光の男と生きた昭和 夏    面白 夏
 脇 (い)いなさにサードライナーが来る  笑止 夏
第三 (こ)米唄を拡散したくなるわけだ    苑

    
発句 (え)栄光の男と生きた昭和 夏    面白 夏
 脇 (い)偉大な片脚打とともに炎ゆ    草栞 夏
第三 (こ)高々度軌跡のスコアボード越え  笑止

 
発句 (ほ)蛍火の悼み捧げむ巨星墜つ       草栞 夏
 脇 (た)球打つ音が響く冷酒          笑止 夏
第三 (る)ルーティンをこなしやうやくしみじみと 面白

 
発句 (ほ)蛍火の悼み捧げむ巨星墜つ      草栞 夏
 脇 (た)球打つ音が響く冷酒         笑止 夏
第三 (る)ルビを読みキラキラネーム声に出し  祐心

     
発句 (ほ)蛍火の悼み捧げむ巨星墜つ    草栞 夏
 脇 (た)たゝずむ背にさす夏の月     祐心 夏月
第三 (る)瑠璃色は海の色だと声にして   笑止
      六月興行(その二)
   長嶋茂雄さん追悼歌仙「栄光の男」の巻
                     2025.6.12〜6.23

発句 (え)栄光の男と生きた昭和 夏    面白 夏
 脇 (い)いなさにサードライナーが来る  笑止 夏
第三 (こ)米唄を拡散したくなるわけだ    苑
 4 (う)うたかたごとに心ゆらいで    祐心
 5 (の)のっと出る月は何でもお見通し  草栞 秋月
 6 (お)落し物した真葛原にも       白 秋
ウ
 7 (と)ととさんの名は十郎兵衛秋遍路   止 秋
 8 (こ)恋しき母の面影もとめ       白
 9 (と)とおざかる背に手を振り追いかける 心
10 (い)いつまた会える新婚の妻      苑 恋
11 (き)キリル文字やっと任地に馴れ初めて 白 恋
12 (た)他人の空似頭巾目深に       栞 冬
13(しょ)諸行無常はかなき一生月も凍つ   苑 冬月
14 (う)薄美濃越しの夜の静けさ      止
15 (わ)和の心琴弾鳥が呼び覚まし     栞 春
16 (な)なごりの雪はまだ消えやらず    心 春
17 (つ)つくも髪浮世の果ての花朧     止 春花(恋)
18 (い)いまひとたびの春シャンゼリゼ   白 春恋
ナオ
19 (な)長旅を個性全開ファッションで   苑
20 (さ)匙投げられてもう自暴自棄     心
21 (に)認識の相違といえばそれまでよ   白
22 (さ)参考人を招致するべき       栞
23 (あ)アナログの世代が今も牛耳って   苑
24 (ど)ドラえもんから借りてきたドア   止
25 (ら)ラビリンス時空の谷を飛び越えて  心 
26 (い)韋駄天メロス振り絞る汗      栞 夏
27 (な)茄子漬と水飯ご馳走様でした    止 夏
28 (あ)秋ヶ瀬にまだ蛍飛ぶとは      心(夏)
29 (が)学窓を偲ぶ彼の日のブルームーン  白 秋月
30 (く)句集開けば萩の押し花       苑 秋
ナウ
31 (る)ルイボスのカクテル愛でる夜長へと 栞 秋
32 (り)リベンジ最高!色味違えて     白
33 (べ)鼈甲の眼鏡をかけて商談に     苑
34 (む)無病息災むずいトリセツ      止
35 (じ)自分でも花の盛りを見過ごして   心 春花
挙句 (京)京終からの雨の小町忌       栞 春きょうばて

                      捌き 鉄線
 長嶋茂雄さん追悼興行(その三)
 かたつむり文音冠字歌仙「向日葵や」の巻

                     2025.6.27〜7.8

発句 (ひ)向日葵や伸びる白球追いし日々  祐心 夏
 脇 (ま)舞螺にもメイクドラマが     面白 夏
第三 (わ)忘れ路を回り損ねてまた還り   笑止
 4 (り)律の調べに誘われてより     草栞 秋
 5 (や)焼豚に透かした月が出る屋台    止 秋月
 6 (の)残る蚊がチクッ!耳を刺されて   苑 秋
ウ
 7 (び)美容室ボブにしたけど気づくかな  白(恋)
 8 (る)ルンルン気分恋のはじまり     心 恋
 9 (は)薄荷糖ふふみて木々は静かなり   止 恋
10 (つ)罪の深さを噛みしめる時      栞(恋)
11(きゅ)休日の月はとがめず春の闇     心 春月
12 (う)うつくしく飛ぶ蒲公英の絮     苑 春
13 (お)御嶽の雪解に向かい手を合わせ   止 春
14 (い)いのちとは何?ねえプラテーロ   白
15 (し)仕事場にペットのロバを連れて行く 苑
16 (ひ)暇な人たち覗き見をして      栞
17 (び)ビブリアの書肆は詞の花埋み    白 花
18 (ま)まどろみの中彷徨い続け      心
ナオ
19 (い)凍てるまま立ち往生の行軍に    栞 冬
20 (つ)尽きぬ話と茶をもう一杯      止
21 (ぶ)武骨者つどい撫松の座を囲む    心
22 (り)理数系にはついていけない     苑
23 (に)二四八の鳴き声動画にアップして  止 夏ニシハツ
24 (も)もはや忍び音ならぬ真夏日     白 夏
25 (め)迷惑を承知の上で憂さ晴らし    栞
26 (い)いらんこと言ってどつぼにはまる  心
27 (く)くどくなる自虐のネタのつい佳境  白
28 (ど)銅鑼が鳴るまで続く告白      苑 恋
29 (ら)ラノベなる愛の青本月冴えて    栞 冬月恋
30 (ま)丸窓開ける指のしなやか      止(恋)
ナウ
31 (が)学内で1、2を競うピアニスト    苑
32 (は)はるかなる峰狙うライバル     心
33 (な)中入を過ぎていよいよ興が乗り   栞
34 (ご)ごっつぁんですと広ぐ弁当     白
35 (ざ)ザーザーの雨でも決行花の宴    苑 春花
挙句 (京)京の雀に種蒔を訊く        止 春

                       執筆 鉄線
   短歌行☆★賦オンリーサマー★☆
     『歳時記を愛して』の巻
              2025.07.16 首
                   07.24 尾   
                    
発句 歳時記を愛して夏に入りゆけり    誓子 初夏
 脇 打水はしゃぐ子らの歓声        苑 三夏
第三 金魚売路地の向こうで足をとめ    面白 三夏
 4 ちまきの笹をほどく指先       笑止 初夏
ウ
 5 月涼しそろそろ遠近両用か       苑 三夏月
 6 いずこより来るロンサールの香     白 初夏
 7 菅笠を外して早乙女は吐息       止 仲夏恋
 8 つつしみなんて泥田のうなぎ      白 三夏恋
 9 蒲焼きと白焼きにして見る花火     苑 晩夏花
10 ビオレUV顔に塗り込む        止 三夏
11 北極点和泉雅子は美々しかり      白 初夏&三夏
12 サンドレス着たレアプロマイド     苑 晩夏
ナオ
13 ベゴニアの浜に夕陽が射してきて    止 三夏
14 熱風やんでマジックアワー       苑 晩夏
15 ナイアガラ瀑布脱出イリュージョン   白 三夏
16 梅雨明け空に参政が勝つ        止 晩夏
17 日本人ファーストですよ夏季手当    苑 晩夏
18「とりあえず」なら幣より麦酒      白 三夏
19 短夜の月が草鞋を照らしつつ      止 三夏月
20 土用三郎豊年満作 (だとイイネ)     白 晩夏
ナウ
21 五月闇出番まだまだ日和坊       苑 仲夏
22 御手洗団子のお姿に泣く        止 晩夏
23 丹に映えて糺の森の余花眩し      白 初夏花
挙句 金髪碧眼海浜草履           苑 晩夏

                    捌 笑止春秋子
                      鉄線

注1 句には夏の季語を入れて下さい。
注2 去嫌・式目は歌仙に準じますが、ゆるりとどうぞ。
       大暑興行
   文音四吟歌仙「間違うて」の巻
                 2025.8.2〜8.11
                   
発句 間違うてよい風の来る大暑哉    紅葉 夏
 脇 柳川鍋で気合入れれば       面白 夏
第三 政界の泥沼少し脱せるか      草栞
 4 自覚をしなよ世代交代        苑
 5 来年は何処でこの月見るのだらう   白 秋月
 6 苅田に続く小径真つ直ぐ      笑止 秋
 ウ             
 7 手を繋ぎオンマと帰る秋の暮     苑 秋               
 8 頂き物をおすそ分けして       栞
 9 寮生の噂は全部メモの中       止
10 マントの裾に縋るをみな子      白 冬恋 
11 DVを見ぬふりできぬお月さま    栞 冬月恋
12 どつぼにハマる自己肯定感      苑
13 ちりとてちん喰へぬ奴だとどの口が  白
14 直木賞にも何か足りない       止
15 ルンルンを買つてお家に帰つても   苑
16 猫の子だけがパンチ一喝       栞 春
17 花軍戯らせば噛んでくる小指     止 春花
18 春愁といふ疼く悦び         白 春
ナオ
19 メンヘラのたはごとなれど捨て置けず 栞
20 SNSにアピールしがち        苑
21 立秋の朝はトランプ笑ひ顔      止 秋
22 いざよひながらお髭そりそり     白 秋月
23 鈴虫の音色BGMにして        苑 秋
24 説法済んで茶会始まる        栞
25 葦手めく廊下の雑巾がけのあと    白
26 しの字が跳ねて昇竜に雲       止
27 ラーメンの屋号あれこれ考えて    栞
28 愛する妻の名を入れやうか      苑 恋
29 みだれ髪まろきかひなにうち掛り   止 恋
30 しらじら明けまでかはす睦言     白 恋 
ナウ 
31 すげ替への鼻緒はこはし京鹿の子   止 夏(恋)
32 石清水まで道険しくて        栞 夏
33 あらためて深く呼吸する二度三度   白いき
34 判決理由の後の静けさ        止
35 報われることを信じて花を待つ    苑 春花   
挙句 祝杯挙げて遅日過ぎ行く       栞 春
 
                     捌き 鉄線
   手馴し歌仙式自由連句
   「九月の甘納豆」の巻
              2025.09.03起首
              2025.09.15満尾

発句 ほろほろと生きる九月の甘納豆   稔典
 脇 旅の夜風に泣いた三五夜      笑止
第三 もう無理と季寄せほかせば地虫なき 面白
 4 メガネなくしてつむに手をやる    止
 5 小道具のスケッチブックとベレー帽  白
 6 モンマルトルは私の舞台       苑
ウ
 7 地底までマントル対流見に行って   止
 8 熱湯かきまぜ味玉つくる       白
 9 和洋中クックパッドがお師匠さん   苑
10 AIなれば恋知り尽くし       止
11 ひまわりの迷路もネットの破れ目も  白
12 傘寿の陰に千の熊蝉         止
13 潮来笠やれ一場の夢と消え      白
14 パーマネントたぁなんぞねあぐり   仝
15 朝月に浅葱酢味噌和えと粥      止
16 弥生の空に皆既食また        白
17 いと妖し赤味帯びたる宵の花     仝
18 淀のほとりを蝙蝠が飛ぶ       止
ナオ
19 デロリアンどこから来るか分からない 仝
20 不適切かも未だわからない      白
21 阿部定の位牌片手に名乗り出て    止
22 壺のなかにはあんぱんの種      白
23 胸元がドキン耳たぶ熱くなる     止
24 筑波キャンパス蜻蛉王子と      白
25 3H借りて描いてた二日月      止
26 ロゴへと花王秋惜しむ我       白
27 カルピスは体にピース信じつつ    止
28 綾部の帰りを待つしかないか     白
29 親指を立てて沈んだ溶鉱炉      止
30 警戒アラート響り止まぬまま     白
ナウ
31 学童にファン付きベスト支給する   仝
32 ハトヤの夏も過ぎ風あざみ      止
33 除籍者か?集合写真右上に      白
34 極秘と印を内調が押す        止
35 何事もなかったごとく花の宴     白
挙句 畦塗済んでお茶を一口        止
  月見ればちぢにものこそ悲しけれ
   わが身一つの秋にはあらねど   大江千里

   足馴し与太らぬ歌仙式冠自由連句
      『月見れば』の巻
               2025.09.24起首
               2025.10.05満尾

発句 つ つづれさせメルカリ見ては更けるかな 笑止
 脇 き 際物多き二十日亥中よ        面白
第三 み 味噌和の葉唐辛子でさあ一杯      止
 4 れ 連山影を椀に泛べて          白
 5 ば 倍率の高い望遠鏡を買ふ        止
 6 ち 千尋の海原あれ弟が          白
ウ
 7 ぢ ぢりぢりと妬心プラチナファミリーに  白
 8 に 煮凝ばかり並ぶ卓袱台         止
 9 も 申し開きすることもなし小夜時雨    白
10 の 乗つてかないかと助手席の窓      止
11 こ これまでも知らぬ仲でもなかつたし   白
12 そ そぞろに亀の看経を聞く        止
13 か 鐘おぼろ足は高輪ゲ−トウェイ     白
14 な 涙に主従三世なる月          止
15 し 潮時をはかりかねてる花の席      白
16 け ケビン・コスナー新作の夏       止
ナオ
17 れ レアチーズケーキにトワイニング添へ  止
18 わ 和のテイストがお似合なのに      白
19 が 学校の階段軋む夕間暮れ        止
20 み ミニスカートの森高千里        白
21 ひ 肘鉄を食はせ背中の隙を見せ      止
22 と とどめは悩殺笑止の至り        白
23 つ 津軽には三味の音ひびく檜葉が家    止
24 の 残んの月にわが身を重ぬ        白
25 あ 秋場所の千穐楽は突き続け       止
26 き きのふのけふでもう肌寒し       白
ナウ
27 に 荷を解けば鳰の畔の陽のにほひ     止
28 は ハミングしながら指折り数ふ      白
29 あ 吾子の目が閉ぢてわたしも眠り初め   止
30 ら ラティスの向かふ爛漫の春       白
31 ね 猫カフェの花の扉を押し開けて     止
挙句 ど どの仔も夢中エッグハントに      白
       もみじ晩秋興行
    七十二候「コスモス」の巻 
                   2025.10.12〜11.4
発句 風の無き時もコスモスなりしかな  松彩子 秋 
 脇 月の光を總身に浴び         面白 秋月
第三 蟋蟀の和する音楽コンクール     草栞 秋 
 4 枯葉の券を握る野兎         笑止 冬
 5 どうする連ミャクミャク担ぎこの冬を  白 冬
 6 血圧計のトリセツを読み        栞 
 7 晦日はてんてこ舞の忙しさ       止
 8 わてほんまによう言はんは♪    (買物ブギー)
ウ             
 9 知らんけど何故か気になるスキャンダル 栞                   
10 海なし県で鱚が値崩れ         止 夏
11 意味もなく芋蟲叩いてしまふ癖     白 秋(はた)
12 嫦娥妖しく雲間に消えて        栞 秋月
13 露霜の結ぶ衣の残る松         止 秋(恋)
14 むつむこゑらしとぎれとぎれに     白 恋                 
15 ハニトラの現場覗かれ大騒ぎ      栞 恋
16 ボクは知らないMOFの構造      止             
17「この先は有料です」で引返す      白 
18 慌てて避ける対向車たち        栞                 
19 "Abbey Road" 関取衆がポーズとり   白 秋                
20 万聖節へ心躍らせ           栞 秋
21 花灯籠揺れる楼門シン・ゴジラ     止 秋花                
22 カウントダウンの一時停止を!     白 
二オ                
23 斜め右向いて黒髪掻き上げる      止               
24 世界で一番美しいのは?        栞
25 なりきりのつもりがなんと国宝に    白
26 千代萩を活ける小座敷         止 春
27 炉の名残唐物茶入飾りつけ       栞 春
28 かすむ鐘の音スマホはミュート     白 春                
29 つぼ汁に田螺が鳴いて宵の月      止 春月      
30 影を慕いて身を焦がしつつ       栞 恋
31 早苗饗やいい人誰でも連れて来い    白 夏恋
32 煙草吹かせば憎き梅雨空        止 夏(恋)
33 禁令に背かぬやうに戯けたし      栞
34 あまりのジェネギャに呆然とする    白
35 矢場とんがみそ無しかつの新メニュー  止  
36 栄えあれかし老舗の亭主        栞
二ウ 
37『永遠の一瞬』ずつと本棚に       白
38 ピタッと嵌るジグソーピース      栞
39 沼名河の畔ちひさな富士薊       止 秋
40 摘むことなかれ冬は隣ぞ        白 秋(恋)
41 後の月待ち侘びてよりめぐり逢ひ    栞 秋月恋
42 褄をあはせる指のあけぼの       止(恋)
43 墨染の尼僧は言葉少なかり       白
44 深草までの道は寂しき         栞
45 往路五区熊も登れぬ九十九折      止 冬
46 ボンタンアメか金太郎飴か       白 冬
47 クリソツななりすましには気をつけよ  栞
48 喜見城にはオアシスがあり       止 春
49 碧眼の客にあふるる花の国       白 春花 
50 春の夜に聴く百物語          栞 春

                    
。
ナオ 
51 水飯に蜆佃煮振りかけて        止 夏
52 お口直しに甘酒いかが?        栞 夏
53 江戸市中うはさの看板娘キター!!     白(恋)
54 錢に糸目を付けぬ簪          止 恋
55 放蕩の果に情死を企てぬ        栞 恋
56 明日の読売興味津々          白
57 メモ帳に天声人語書き写し       止
58 模擬面接はAI頼み          栞
59 何をして生きてゆくのが幸せか     白
60 妻籠の月に偲ぶ大宮          止 秋月
61 秋冷の峠を後に振り向かず       栞 秋
62 握りしめたる椎の実三粒        白 秋
63 クリスマスキャロル流れる街角を    止 冬
64 これでもいいかと思つたり♪    (笑ったり転んだり) 
ナウ
65 七転び八起き伝家の二刀流       栞
66 ライスカレーを煮込んでるナウ     止
67 伊勢神宮へと襷をつなぐ若人よ     白
68 棟梁からの教へ守りて         栞
69 御寝所の杢目は虎か龍の髭       止
70 シンドロームの名さえも朧       白 春
71 夢かともデジャブの如き花吹雪     栞 春花
挙句 鳩琴幽か春の小径に          止 春

                      捌き 鉄線

                    
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
【註】
 3 ショパンコンクール2025 一次10/2〜10/7⇒⇒ファイナル10/18〜10/20
 5 大阪万博閉幕 10/13 
   「どうする連」明治20年代〜大正初期、娘義太夫をひいきにして通った連中。
   触りが語られるところで「どうするどうする」と声をかけたところからいう。
16 MOF 北川進氏にノーベル化学賞 多孔性材料を開発 10/5
19 阿炎ィロード(10/17地元紙)大相撲ロンドン公演 2025/10/15〜19 
25 映画『国宝』興行収入150億円、観客動員数1,066万人を突破。10/6現在。
31 高市早苗・自民党総裁、第104代首相に選出 憲政史上初の女性宰相 10/21
34 generation gapの略 
37 『歌仙 永遠の一瞬』大岡信・(丸谷才一)を偲んで
   長谷川櫂/三浦雅士/岡野弘彦/谷川俊太郎/小島ゆかり/蜂飼耳/三角みづ紀
39 ぬなかわ 魚川市周辺の古い地名。松本清張『万葉翡翠』の富士薊
   「沼名河の底なる玉 求めて得し玉かも 拾ひて得し玉かも 
   あたらしき君が 老ゆらく惜しも」(万葉集) 玉はヒスイ。
46 ボンタンアメは〇意を抑える効果アリ?
47 クリソツ=そっくりの逆さ言葉。。1960年代、ジャズメン、TV関係者の間で流行。
49、50 ラフカディオ・ハーンと小泉セツ (朝ドラ「ばけばけ」のモデル)
53 茶屋の娘きた(大河ドラマ「べらぼう」歌麿描く市中の美人)
60 皇女和宮降嫁 木曽街道
64 ハンバートハンバートの曲
65 ワールドシリーズ第7戦(日本時間10/2)。延長11回の激闘の末ドジャース連覇。
 9回途中から救援登板した山本由伸投手はMVP選出。ちなみに付け句は山本の登板前。
66、67全日本大学駅伝11/3 句は愛知県から三重県へ木曽長良揖斐の三河川を渡る頃。
 ゴールは伊勢神宮。駒大優勝。
ペン五十韻・二折 二花四月
 ・表記は新かな (ただし、31「を」は旧字に該当する語で。)
 ・原則7・5の繰り返しで、ひとりが二句つづけて詠む。
 <単調になりそうだったら、破調や引用もアリ> 
 ・句数、去嫌は一応いつもの式目通り。  
 ・ラップらしく、できればライム(韻)頭韻、脚韻を踏んでください。 
  (前句にあるいは自分の句に於いて。母音が共通するだけでもいいです。)
                         (11月6日鉄線記)
  (o・ω・o)ノ++++++++++ヽ(o・ω・o)
       
   もみじ初冬興行 七五調ラップ雪
     冠字五十韻「霜が降りても」の巻 
                   2025.11.9〜11.18

 1 し 霜が降りてもまけないで    延男 冬     
 2 も 紅葉散ってもなかないで    笑止 冬
 3 が 我田引水寒の水         仝 冬
 4 お 面をあげて未来見る      面白
 5 り 理想ははるか遠くとも      仝 
 6 て 天つゆ煮切る手慣れ技      止
 7 も 藻塩に月がきらきらと      仝 秋月
 8 ま マーメイドの瞳に秋にじむ    白 秋め
ウ             
 9 け 「懸橋」とうSAKEを利き     白 秋CAMBRIDGE
10 な 情けのうなじ火照る夜      止 恋
11 い いなさに任す姫螢        仝 夏恋
12 で 出来ちゃったものはしょうがない 白 恋 
13 の "No Return!" と叫んでも     仝 
14 は 腹をくくるか腹を切れ      止 
15 ら 羅刹よ牙で裂いてみろ      仝
16 や やんごとなきお方ですよん    白               
17 や やるせなかろう配所の月は    仝 秋月              
18 ま マルモのおきて秋麗       止 秋              
19 に 二色弁当栗ご飯         仝 秋              
20 む MUJIの漆の器映え        白 ばえ             
21 れ 歴博佐倉は花見ごろ       白 春花        
22 て 手負いの雉がケンケンと     止 春
二オ
23 さ 山雨に茶摘唄消える       止 春
24 き 狂歌で気散じ桐谷健太      白
25 あ ありゃあ大河だべらぼうめ    仝
26 き キツイ言いようあほたわけ    止
27 の 幟に登る飲んだくれ       仝 夏            
28 な 泣上戸では手に負えん      白              
29 ご 護摩祈禱して進ぜよう      仝 
30 り リケジョのノート相転移     止
31 を をかし御髪を掻き上げて     仝 恋             
32 お 推しの一挙手まぶしかり     白 恋 
33 し 死んでもいいかと思ったり    仝 恋              
34 む 無理をなさるな若女将      止(恋)
35 は 博多の街も寒の月        仝 冬月
36 な なかす屋台の焼ラーメン     白(冬)
二ウ
37 あ ありふれた日々にスパイス    白
38 か カポネおじさん監獄で      止
39 る 留守宅狙ったルンペンが     仝
40 い 猪鹿蝶にハマってる       白
41 の 野菊は何と取り合わす?     仝 秋
42 ぎ 銀の盃新走り          止 秋
43 く 朽ちた傀儡の冷まじく      仝 秋
44 う 末枯の野の蒼き月        白 秋月
45 す スミソニアンに今もなお     仝 
46 む 村雨の不二桶の不二       止 夏
47 ら ラムネの旗がはためいて     仝 夏 
48 さ さよならさよなら四十代     白
49 き 気障な男の花疲れ        止 春花 
50 よ ヨークシャテリア春の風邪    白 春 

                     捌き 鉄線

束ねればきれいに見える花が好き木枯らし一号吹く街をゆく 栗木京子
              ―歌集『新しき過去』― 
                 
ペン二花三月 新かな

 束ねればきれいにみえるはながすき
 こがらしいち ごう ふくまちをゆく
 あたらしきかこくりき きょ うこ 
                          

       初冬〜仲冬興行
     世吉冠字「束ねれば」の巻 
                   2025.11.25〜12.7

 1 束 束ねればきれいに見える花が好き  
 2   木枯らし一号吹く街をゆく     京子 冬
 3 ね ネコは何処だるまストーブ薪がない 面白 冬
 4 れ 連休中に穴場探して        草栞
 5 ば バイト請うスカイツリーの窓磨き  笑止 
 6 き 危険極まりなくても魅力       白
 7 れ 列島の果てに至りて観月会      栞 秋月
 8 い 囲炉裏欲しがるチセの歌垣      止 秋
ウ
 9 に 西村屋・安青錦絵が実を結び     白 秋
10 み 身に入むほどに栄誉称えん      栞 秋
11 え エロイカのホルンに胸の高鳴りを   止
12 る 流浪の一世しのびうるうる      白ひとよ
13 は はからずも面影宿す人に逢い     栞(恋)
14 な 夏越の宵にくぐる初蚊帳       止 夏恋
15 が 頑是ない日々の遠かり夢蛍      白 夏恋
16 す スキップ踏んで帰ったことも     栞
17 き 鬼怒川の吊り橋風に機を織る     止
18 こ こらえ切れずに泣けたあかぎれ    白 冬
19 が ガラケーを温石代わりに再起動    栞 冬
20 ら 落月屋梁春寒し郷          止 春月
21 し しろじろと雪上桜魚沼は       白 春花 
22 い 岩の陰からきぎし顔出す       栞 春
ナオ
23 ち ちはやふるからくれなゐのほほかむり 止 冬
24ごう 豪快すぎるくしゃみ聞こえて     栞 冬
25 ふ 不埒なる春町先生供養すりゃ     白 酒上不埒
26 く くびは古唐津先ずはおひとつ     止
27 ま 松浦の金継ぎ道場人気とか      栞
28 ち 痴情のもつれも修復可能?      白(恋)
29 を woと綴りヘップバーンが涙する   止 恋ヘボン
30 ゆ 行きて戻りぬ恋の巡礼        栞 恋
31 く 苦海浄土この鈴の音はいずこより   白   
32 あ 天岩戸をちょっと開けつつ      止
33 た 嫋やかな手足覗かせ舞い踊る     栞
34 ら 螺旋の尖にかかる繊月        白 秋月さき
35 し 敷島の超熟ロール今朝の秋      止 秋
36 き 生成りのシャツに赤い羽根挿し    白 秋
ナウ
37 か 還暦をとうに過ぎても若作り     栞
38 こ こいのふた文字捨てぬ捩じ摺り    止 夏恋
39 く 薬喰なんのかんのとかこつけて    白 冬恋  
40 り 猟犬たちが怪我をせぬよう      栞 冬
41 き 切山の里に御衣を背負いつつ     止
42きょ 虚心に眺む環天頂アーク       白
43 う うかりける気分も晴れて花神楽    栞 春花
44 こ 胡蝶の翅がひらく大幣        止 春

                      捌き 鉄線
    七転八笑越年興行
 雪歌仙「三世代同居の朝」の巻  
                2025.12.20〜2026.1.4

発句 三世代同居の朝の雪化粧      苑 冬
 脇 熱い味噌汁パンに漬物      面白 冬
第三 先人の和魂洋才おそるべし    草栞
 4 半ドン忘れて墨を摩り出す    笑止
 5 書割の月の途中で雁の声      白 秋月
 6 えんま蟋蟀合いの手を入れ     苑 秋 
ウ             
 7 八千草の薫る岸辺に寝転んで    止 秋
 8 想い出すのは源氏名ばかり     栞 恋
 9 懐かしい訛りで一夜過ごしたね   苑 恋           
10 いま廃墟らし鬼怒川の宿      白(恋)  
11 怪談を聴いた後には肝試し     栞 夏
12 氷小豆に幻月を添え        止 夏月
13 そういやぁいきなり2個に殖えたって? 白
14 ケセランパサランわれ飼育中    苑
15 セーバーにヨーダの耳が蠢いて   止
16 兎にも角にも敵を懲らしむ     栞   
17 花嵐今日からやめるお人好し    苑 春花
18 干鱈一つで呷る満酌        止 春
ナオ
19 はたらけど手取り増えぬか啄木忌  栞 春 
20 砂さらさらと蜂の腰過ぐ      白 春
21 尾道は時の流れに染められて    止
22 陸を離れるプライベートジェット  苑
23 行先は未定ですとか言いながら   白
24 同じ月見てLINEシンクロ      栞 秋月(恋)
25 盆休みそろそろ入籍しませんか   苑 秋恋
26 風船蔓の簪を挿し         止 秋恋
27 お詣りを済ませて潜る二天門    栞
28 第1クォーター終わらんとする   白 【2025.12.31】
29 赤襷戸塚の壁を前にして      止 【2026.1.2 】
30 ボリュームアップ監督の声     苑
ナウ
31 鱗文身をくねらせる鐘の上     白 うろこもん
32 生まれ変わりは蛙となるか     栞 春 
33 春一番役目果たさぬ水鏡      苑 春 
34 卒アルからは別窓も消え      白 春
35 学び舎の庭振り返る花の幕     止 春花
挙句 かぎろい立てる流鏑馬の的     栞 春

                    捌き 鉄線 
  〜三十韻冠字自由連句栞付「はたらいて」の巻〜

                 2026.01.06起首
                       01.18満尾

発句 は 羽子板や昭和は百と一年目     笑止 新年
 脇 た 玉藻刈る手に跳ねる若潮       仝 新年
第三 ら らくちんな肩車から落ちかけて    仝
 4 い 板戸の漫画爺にそっくり       仝
 5 て 鉄火場の三五夜丁が立て続け     仝 秋月
 6 は 初鴨下げてはち公を呼ぶ       仝 秋
ウ
 7 た タウン誌の表紙はすやの栗きんとん  止 秋
 8 ら ランドマークが木曽の桟       仝
 9 い 胃薬でいいのか高所恐怖症     面白
10 て てんとう虫に背なを押されて     止 夏
11 は はたらかずサンバ踊って暮らさんか  白(夏恋)
12 た 手綱引き/\花田植唄        止 夏花恋
栞
13 ら 楽は苦の種苦は楽の種        止 諺(恋)
14 い 一日外で働いて帰ってきたら
     詩がすっかり切れていた       白 俊太郎
15 て 天井桟敷 
     『書を捨てよ、町へ出よう』      止 寺山修司
16 は はらいその寺へ参ろうや
     パライソの寺とは申すれど……   
     遠い寺とは申すれど         白『沈黙』
17 た 旅人と我名よばれん初しぐれ     止 芭蕉
18 ら 雷鳥の腹雪渓のいろ残る       白 波朗
ナオ
19 い 市松の小袖に下駄の出で湯にて    止
20 て テトリスのごとふっても湧くの    白(恋) 
21 は はまり込む炬燵に足がそっと触れ   止 冬恋
22 た タメ口女子の耳まで真っ赤      白 恋
23 ら ラスカルのぬいぐるみだけ抱いてくる 止(恋)
24 い 亥の月亥の刻息吐きながら      白 冬(月)
ナウ
25 て 天狼星防犯カメラの在り処突く    白 冬
26 ま 待ったなしとの甲高い聲       止
27 い イメトレの験あらたか祈るのみ    白
28 り 理化学やめて善の研究        止
29 ま 迷いなくあの日まで咲いていた花   白 春花(恋)
挙句 す 漫ろにふたりかぎろいの中      止 春恋

                      企画 笑止



は−5 た−5 ら−5 い−6
て−5 ま−2 り−1 す−1
       大寒興行
     世吉「働いてゐて」の巻  
                   2026.1.25〜2.14

発句 働いてゐて大寒もまたたく間     真砂女 冬
 脇 かまどの隙に落ちた菜箸       面白
第三 眺むれば近くて遠い川向かふ     草栞
 4 国境線は橋の真ん中          苑
 5 街角を雪解の風の横切りて      笑止 春
 6 桃の節句に灯すぼんぼり        栞 春
 7 hinadanに興ずる嫗月おぼろ      白 春月     
 8 エステ仲間の皺を数ふる        止
ウ             
 9 マウントを取り合ひながらカフェランチ 苑                  
10 したこともないマッチングアプリ    白(恋)
11 プロフィール素性隠して高望み     栞 恋
12 韓ドラ見ては恋の妄想         苑 恋   
13 夜濯の盥の箍が外れかけ        止 夏
14 蚊帳の中まで届く呼び声        栞 夏
15 街宣車赤ちやんやつと寝たばかり    白
16 丙午なり速いはひはひ         止 
17 後継ぎに期待をかける月見酒      苑 秋月  
18 ちんちろりんと松虫しきり       白 秋   
19 賽の目で決着つける海螺廻し      栞 秋               
20 どんな時でも真剣勝負         苑
21 喝采の中を落花の幕が開く       止 春花
22 御空にかかる初虹の下         栞 春
ナオ              
23 スプリングコートの裾の長すぎて    止 春 
24 降りるときほど気をつけなくちや    白
25 アカデミー賞生中継を意識する     苑
26 頼みの綱は同時通訳          栞
27 妻の名は鳥飼玖美子です” Uh-huh”   白(恋)              
28 やまのあなたと探す「幸」        止 恋                
29 メフィストに魂売つて若返り      栞 恋                
30 サプリメントはメルカリで買ふ     苑
31 ざざ虫の佃煮一瓶三千円        止 冬                
32 もう無理だから東京さ行ぐ       白 
33 多様性わかつてくれと言へなくて    苑  
34 白粉花を摘んだ黄昏          止 秋  
35 神さびし杜に眉月出づる頃       栞 秋月
36 「ワカレル、シマス。」秋のヸオロン   白 秋 
ナウ
37 知らぬ間に村を離れた転校生      栞
38 歯止めが効かぬ限界集落        苑
39 油照甘納豆を食べ過ぎる        止 夏
40 「うふふふふ」と笑つてた青春      白(春)はる
41 囀りや指にからませ抜く仕付    真砂女 春
42 稲荷祭の法被艶やか          栞 春
43 花の雨巡幸トラックうねうねと     白 春花             
挙句 殿様蛙首を竦める           止 春

                     捌き 鉄線
箙(えびら)二十四句・二折 二花二月

−−−−−−馬尽し箙 『馬の尿』 の巻−−−−−−

                    2026年02月21日 首
                    2026年02月28日 尾

発句 蚤虱馬の尿する枕もと       芭蕉 夏   馬
 脇 厩舎にはたと揺れる風鐸      笑止 夏   厩
第三 競走に倦みてチャンネル替えたれば 面白     競走
 4 捨駒突かれ銀が泣き出す       止     駒
 5 月煌々遊牧民の子守唄        白 秋月  遊牧
 6 穴まどい這うゲルの天窓       止 秋   穴(競馬)
ウ
 7 秋爽はポニーテールを靡かせて    止 秋   ポニーテール
 8 ジェルソミーナの勝負服亜美     白(夏)恋 『道』勝負服
 9 校庭に寄せる男を蹴っ飛ばす     止(冬)恋 蹴飛ばし(馬肉)
10 中山越えて響く歓声         白     中山(競馬場)
11 鏑矢に天下太平花靱         止 雑花  鏑矢・花靱(流鏑馬)
12 子役の猿とさくら餅はみ       白 春   さくら(馬肉)はみ(馬銜)
ナオ
13 はるうらら索すとなぜかウマ娘    白 春   ハルウララ 索 ウマ娘
14 美味いと聞けばサラダ菜今日も    止 春   うまい
15 「マッチの日」は「JRA競馬の日」   白 秋   JRA競馬の日(9/16)
16 京間に独り酒に月見る        止 秋月  きょうま
17 耳馴染む蹄の音や尾花蛸       白 秋   馴 蹄 尾
18 蛇巻く夢がトラウマになり      止 夏   トラウマ (寅午)
ナウ
19 未草正午にはもうスタンバイ     白 夏   正午 スタンバイ(競馬)
20 スープカレーを舐める道産子     止     舐める 道産子
21 逸る旅うまか房より乗り継いで    白     うまか 乗り
22 ケンタウルスがサバンナを斜に    止     ケンタウルス
23 禁断の馬酔木の花下のペアリング   白 春(花)馬酔木 ペアリング
挙句 虻の番を留める鬣          止 春   鬣

                           捌き 笑止
       三月興行
    1獅子沓冠【春風】の巻  
                   2026.3.15〜3.24

王冠は・る・か・ぜ・に・の・せ・て/くつか・な・で・る・あ・り・あ・か・な

(は) 春風に乗せて奏でるアリアかな   (な) 草栞 春
    石鹸玉した思い出の丘       (か) 苑 春
(る) 瑠璃草を一輪挿して振り向けば      笑止 春
    木原運送とうボランティア     (あ) 面白  
(か) 缶酎ハイ キンキン冷えて待っている    苑 夏
    時計見ながら行ったり来たり    (り) 栞
(ぜ) 全方位モニターカメラ作動中        白
    嫁入道具にジャガーツードア    (あ) 止(恋)よめり 
(に) 似せものと知らず月夜の逢瀬へと      栞 秋月恋
    焦る二人をバッタ横切る      (る) 苑 秋恋     
(の) 野分立つこいくれないのかすり織      止 秋(恋)
    難儀するよねカラーコーデで    (で) 白  
(せ) 世界的デザイナーなら文句なし       苑
    暮じっとして借りをつくるな    (な) 栞 冬
(て) 手遊びに餅花垂らす白い壁         白 新年花
    初東雲の富士のあでやか      (か) 止 新年
    
                     
 ¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆¢☆☆¢☆¢☆

   
    2獅子沓冠【花冷】の巻  
                     2026.3.15〜3.25

王冠は・な・び・え・の・き・な・い/ブティックに・ひ・と・つ・チェ・ロ・の・せ・き

(は) 花冷の機内に一つチェロの席    (き)多津子 春花
    朝寝のあとに聞こし召しませ    (せ) 面白 春
(な) 夏近し今日の散歩は遠出する        草栞 春
    白河の関越える伊賀者       (の) 笑止
(び) ビジュアルも体脂肪にも気をつかう     苑 恋
    水着姿に彼はメロメロ       (ロ) 栞 夏恋 
(え) エンジンをかけるの忘れてた御免      白
    ごはん大盛り別腹ドルチェ    (チェ) 苑 
(の) ノリタケの小皿が欠けて悔しがり      止
    木の葉でええの。お月さま幾つ   (つ) 白 秋月
(き) きのこ狩り化かされぬようご用心      栞 秋
    早贄競う百舌鳥は徒人?      (と) 止 秋
(な) 成るようになるじゃ駄目だな勝ち負けは   苑  
    後の世に問うかつてのライヒ    (ひ) 栞 
(い) イリオスに赤侘助の匂う頃         止 冬
    冬の夕べを歌うベリーニ      (に) 苑 冬  

                        捌き 鉄線
      晩春興行
    歌仙「花みづき」の巻
                   2026.4.19〜5.5
     
発句 一つづつ花の夜明けの花みづき   楸邨 春
 脇 風やはらかに口ずさむ歌       苑 春
第三 4/17農鳥早くもあらはれて   面白 春
 4 耕す前に鍬を磨かん        草栞
 5 満月の納屋に蠢く光物       笑止 秋月
 6 をりふし聞こゆちちろちちろと    白 秋
ウ             
 7 盆芝居終へてくつろぐ大の字で    苑 秋 
 8 腕に掛かるオデットの髪       止 
 9 白鳥の降り立つ池の畔にて      栞 冬
10 ちやんちやんこさへ着こなしてゐる  苑 冬(恋)
11 元ヤンの彼氏と仰ぐ冬の月      白 冬月恋    
12 愛の詞を馬鹿にしないで       栞 恋
13 堆く積るターヘル・アナトミア    止
14 正四位とやら贈らるる身に      白
15 官報に載るまで知らぬ身内の功    苑
16 比良八講の法螺響く湖        止 春
17 時満ちて左近の桜咲きにけり     栞 春(桜)
18 かたやニュースで熊穴を出づ     苑 春
ナオ
19 地下鉄が地上を走り青葉山      白 夏
20 巡り巡つてまた川涼み        止 夏
21 イヤホンで昭和歌謡を聴きながら   苑
22 思ひ出せるか何の記念日       栞
23 サラダには一滴愛の隠し味      止(恋)
24 柑橘しぼればうつろへる色      白 恋
25 誰がために命懸くると誓ひしや    栞 恋
26 切つてやらうかその二枚舌      苑
27 断固たる措置とらねばと息巻いて   白
28 ポイント券でオロナイン買ふ     止
29 月涼し散歩がてらにローソンへ    苑 夏月
30 昔ながらの甘酒を呑み        栞 夏
ナウ
31 敦煌の城は土用の凪の中       止 夏                  
32 水瓶つんだ駱駝を引けば       白                    
33 振り返る素振りも見せぬ異邦人    栞                 
34 ドキドキ通る駅前交番        苑                 
35 花の戸に表六句が書きおかれ     止 春花
挙句 露地へと誘ふ惜春の情        栞 春

                     捌き 鉄線
    賦モノクロ源氏「更衣」の巻
                       2026.5.24〜6.13

発句 更衣 C albee 今日からモノトーン   面白 夏 ◎
 脇 海路はるけく光る夕凪          草栞 夏 〇
第三 山城に積乱雲の立ち昇り         笑止 夏 ●
 4 勢いだけが私の取り柄           苑   ○
 5 物言いがついてビデオで判定か       栞   ◎
 6 策に溺れた小愛男             白 秋月●
ウ
 7 きみ誘う理由をさがす秋の宿        苑 秋恋◎
 8 紅葉の舟を揺らす恋風           止 秋恋○ 
 9 どうしようこれより淵と立札が       白   ●   
10 覗いてみたし謎の龍穴           栞   ● 
11 チバニアン方位磁石が南指す        止   ○  
12 宝のありか誰にも内緒           苑   ◎
13 開示する資料あちこち墨で消し       栞   ●
14 ガラスの知事室カラマツ林         白   〇
15 敵味方どっち付かずの冬の月        苑 冬月◎
16 煙たなびく橋場の渡            栞   ◎ 
17 AIに花の盛りを問い掛ける        止 春花○
18 いまや瀕死の「春惜しむ」項        白 春 ●
二オ
19 白鳥もとうに帰りし北の空         栞 春 ◯
20 ザギトワ黒い妖精になり          止   ●
21 後回ししてばかり点数稼ぎ         苑   ◎
22 White Knightの現るるまで         白   ◯  
23 階に輝く靴の残る夜半           止 恋 ◎
24 闇に紛れて熱き口づけ           栞 恋 ●
25 夏シャツの染み訝しむ妻の眉        白 夏 ◎
26 ソフトアイスでなだめすかして       栞 夏 ◯
27 肥満児に大敵だとは知りつつも       苑   ●
28 オイルショックはこれで三度目       止   ●
29 暁のペーパー・ムーン仄かなり       栞 月 〇
30 色なき風にぽかりと浮いて         白 秋 ◎
二ウ
31 菱の実を撒いて逃げ去る影の音       止 秋 ●
32 秋日傘さし銀座デパ地下          苑 秋 ◯             
33 めまいせる塩辛トンボ道づれに       白 秋 ◎             
34 人に話せぬ呆けの始まり          栞   ◎             
35 寿司はねが食べ切れぬほど溜まりだす    苑   ● 
36 巾を両手に拭く夏の霜           止 夏月〇 
37 短夜の儚き夢のなお冥く          栞 夏 ●
38 芥子の香もしや御息所の          白   ○ 
39 カルテルを追ってFBIふたり       止   ◎
40 スターのようにタキシード着て       苑   ●
41 花道の陰に潜める物語           栞  花◎
42 乃木坂駅に発車メロディー         白   ○
ナオ
43 きさらぎの別れに迦葉童子啼く       止 春 ◎
44 中将姫を偲ぶ彼岸会            栞 春 ◯
45 鳥曇虐待連鎖まだ続く           苑 春 ●
46 チャッピーだけが頼りだなんて       白   ◎
47 惑わせるハルシネーションおそるべし    栞   ●
48 外八文字薫る白粉             止 恋 ◯
49 月暈に逸るこころよ衣紋坂         白 秋月恋○
50 一面に咲く女郎花かな           苑 秋 ◎
51 デゴイチは秋の湊を走り出し        止 秋 ●  
52 思う間もなくトンネルに入り        栞   ●
53 耳栓と飴ガム準備オッケーよ        苑   ◯
54 なりきり体操「ムンクの叫び」!      白   ◎
ナウ
55 凍空にスターリンクは静かなり       止 冬 ◎    
56 握り飯持ち寒稽古へと           苑 冬 ●
57 ああなんかどんちゃん騒ぎがしてみたい   白   ○  
58 清濁併せ呑む万愚節            栞 春 ◎             
59 花筵大の字になり放吟す          苑 春花◯
挙句 おうい雲よと耕牛の首           止 春 ● 

                        捌き 鉄線
屋根にあやめ軒にすたれや衣かへ 子規

  あやめ:菖蒲・仲夏  すたれ:簾・三夏  衣かへ:更衣・初夏

    ★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★★*゚*☆*゚*★*゚*☆*゚*★

       冠字十八韻夏尽し
      「屋根にあやめ」の巻

                2026年6月14日 起首
                2026年6月21日 満尾

  ペン夏尽しで十八韻。さらに冠あり。


表
発句 や やけ酒や何と吉野の蛙飛        笑止 晩夏
 脇 ね 寝冷知らずは母の手作り        面白 三夏
第三 に ニルヴァーナと思えば端居のままでして  仝 三夏
 4 あ あんみつ姫の香り漂う          止 三夏
 5 や やるせなや吊るされて観る夏の月     白 三夏 月
 6 め 迷宮入りの山小屋の怪          止 晩夏
中
 7 の 喉越しが悪い冷麦評判で         止 三夏
 8 き 切子の猪口は得も言われぬと       白 三夏
 9 に 新妻のレースの肌着虹の色        止 三夏
10 す すきすきすきよすけすけのみす      白 三夏
11 た 戯れに月も涼しい香炉峰         止 三夏 月
12 れ レプリカなれど蘊蓄あつし        白 三夏
名残
13 や ややこしいことはさておき酷暑です    白 晩夏
14 こ ころりの人の背中摩る手         止 晩夏
15 ろ ろっかばいまいべいびい水売はるか    白 三夏
16 も 戻り梅雨には白い傘差し         止 晩夏
17 か かにかくに神対応の額の花        白 仲夏 花
挙句 へ 平家蛍の眠る朝焼            止 仲夏晩夏

                         捌き 笑止


    
          カメラ 吉野の蛙飛 薩摩切子蕎麦猪口 額花「墨田の花火」
               4 あんみつ姫:木立ベゴニアの一品種
      仲夏興行
   サッカー三吟歌仙「短夜に」の巻
                     2026.6.30〜7.13

発句 短夜に蒼き星影輝けり        草栞 夏
 脇 キックは黒のショートパンツか    面白 夏 
第三 早苗饗の酒旨くしてほろ苦く     笑止 夏
 4 道程はるか歩き続けて         栞
 5 「免許返納!?」いざよう月の声かとも   白 秋月
 6 秋の蛙の顔はのっぺり         止 秋
ウ             
 7 そぞろ寒駆け込む先は屋台蕎麦     栞 秋               
 8 博多天神替玉かため          白    
 9 三絃が止んで袂ににじり寄り      止(恋) 
10 襖の陰で交わす口づけ         栞 恋
11 盗み撮りされているかもしれないね   白 恋
12 SNSへアップ上等          止
13 物書けばさても侘びしき冬の月     栞 冬月
14 職業欄の「詩人」がイタい       白 
15 テーブルの離婚届に判が無く      止
16 円の安値が縁の切れ目か        栞
17 一匁ふるさともとめ花もとめ      白 春花
18 都忘れのあまりある庭         止 春
ナオ
19 鐘朧記憶もおぼろ古稀の宴       白 春
20 ラフマニノフの曲で滑走        栞
21 ストリートピアノに傘を広げつつ    止
22 もう会わないと決めていたのに     白(恋)
23 お揃いで作った指輪捨てきれず     栞 恋
24 ポンデザールを染める夕焼       止 夏(恋)
25 石畳いくつもの夏刻みこみ       白 夏
26 格子戸を開け受くる速達        栞
27 教会の前にたたずむ昼の月       止 秋月
28 緋連雀なら今までそこに        白 秋
29 囮籠背中に負うて帰り来ぬ       栞 秋  
30 大御所様はてんぷらが好き       止 
ナウ
31 河豚か鯛不倶戴天の味比べ       栞 冬
32 追儺が済んで拾う金棒         止 冬                 
33 あおくんときいろちゃんとがハグしてる 白 大丸2🟡                  
34 春きざすらし烏克蘭にも         栞 春
35 百代の花を養う人在りて        止 春花
挙句 霜囲いとり深く呼吸する        白 春いき

                      捌き 鉄線
   暑気払い興行
   二十韻「炎帝や」の巻
                     2026.7.17〜7.23
炎
発句 炎帝やホルムズ海峡いま何時   面白  夏/戦争地名
 脇 シンドバッドの派手な腰つき   笑止    /人名
第三 ホッカイロ実は5枚も貼っている  苑  冬/(病態)
 4 寒詣する心意気見せ       草栞  冬/神祇 
 5 銀盤の女王と噂された頃      止  秋月/懐旧
 6 令和典範改●忍草         白  秋/●無常
 7 紅葉の賀想い叶わぬ白拍子     栞  秋恋                
 8 あなたを刺して私のものに     苑  恋/殺伐 死 
 9 朴散華もう還らない春の日よ    白  夏華/釈教述懐                  
10 鬼の瞳を映す晩霜         止  春/鬼
雪結晶
11 網タイツ姿で歌う「水中花」    苑  夏愛 
12 募る妖しさ背筋ぞくぞく      栞
13 オリオンの胸をめがけて矢をつがえ 止  冬
14 「シャブ浜」当たり師匠偲ばる   白  (冬)
15 隠れたる立川断層いつ動く     栞
16 鷹の塒出もカウントダウン     苑  秋
17 月煌々関羽の髯の美々しかり    白  秋月
18 火計の風に燃える赤壁       止
19 60歳姥桜組入ります       苑  春桜
挙句 未だ衰えぬ海女の脚立て      栞  春

                    捌き 鉄線


炎表合わせ十句
通常「表」には出せない 神祇・釈教・恋・無常・述懐・懐旧、地名、人名、殺伐なこと
(戦争・人を殺す・斬る・縛るなど)、病態、妖怪、三季移り・三句つづきの数字など。
十句中に四季を詠みこむ。
雪結晶裏十句「オンリーコールド」
どの句も「涼しい・冷たい・寒い・冷やす」など冷気を感じさせるような句。
(イメージのみでも可・飛躍歓迎)
十句中に四季を詠みこむこと、表に同じ。
チャペル句数と去嫌はいつもより緩めにいたします(春秋は2句)。 
    七十二候「爽籟や」の巻     2026.8.7〜9.5 

発句 爽籟や梅沢富美男の俳句ボツ     笑止 秋
 脇 引っ込みつかぬ書割の月       面白 秋月 
第三 秋の蝉ここぞとばかり力込め      苑 秋
 4 もぬけの殻の離れ侘びしき      草栞
 5 立ち位置を30度ほど変えてみた     白 
 6 分度器借りて測る引眉         止
 7 勝ち組のインフルエンサーです!私   苑  
 8 新語あれこれついてゆけない      白
ウ             
 9 懐メロの世界に浸り涼む宵       栞 夏                  
10 祭囃子が送る旅立ち          止 夏
11 曳山よ あれ「山の日」は季語じゃない 白 夏(8/11) 
12 目が釘付けのテレビ中継        苑               
13 兄妹で覇権を握り凱旋す        栞              
14 ここはハグでしょ日本だけれど     白                 
15 モンスーンジャイアはじめてのレベル5 仝(8/13 千葉豪雨)                 
16 逢瀬叶うか七夕の夜          栞 秋恋(当年は8/19 )                 
17 カーテンを開けて貴方と月を待つ    苑 秋月恋                 
18 潮満ち行く秋の熟田津         止 秋(恋)                
19 女帝でもよくないですか高市さん    白                  
20 スタイリストを雇って正解       苑                
21 アニソンに花の錦をかきわけて     止 春花                
22 トトロの森に巣立つ鳥たち       栞 春  
二オ                
23 親心表すような春の雪         苑 春              
24 志村ふくみは母衣に回帰す       白 ぼろ                
25 イトカワの楕円軌道を横切って     止
26 疾風のようにはやぶさは過ぎ      栞 冬                                   
27 あといくつ令和八年カレンダー     白 
28 早割謳うおせちの予約         仝(8/17現在) 
29 それぞれの実家で過ごす里帰り     苑               
30 ドラゴン桜の君の名を見る       止 春(恋)              
31 草若し眼鏡男子は0類に        白 春恋               
32 麗ウララと狙いうちされ        栞 春恋                
33 アルバムを開けばみんなハマトラで   苑(恋)                
34 おいらは小倉でやさぐれていた     白
35 あさぼらけ衣手に降る夏の霜      止 夏月  
36 うどん自販機夏でも人気        苑 夏
二ウ
37 亀の子が丸く輪になり物欲しげ     栞 夏
37 間に合うか「自由〇〇」風涼し     白 夏(8/21)
38 板垣死すとも財布放さず        止
39 初詣お賽銭ならPay Payで       白 新年
40 看板娘が打つナズナ粥         止 新年(恋)
41 ストトントン音に紛らわし告る僕    白 恋ね
42 戦火をよそに蜜月旅行         栞 恋月 
43 トランプで一喜一憂する夜更け     苑(恋)    
44 ドライマティーニ王様になる      止
45 四人してラタン巻きした丸柱      白 
46 螺髪の裏はどうなってるの?      栞
47 鬼の目の底には地獄変うつり      止
48 あいみょんの歌聞こえてくるよ     白
49 すれ違う宴たけなわの花見船      苑 春花 
50 夢は朧に白河の夜           栞 春   
ナオ 
51《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》彌生(春)
52《強迫水玉》空へ宙へと         白 夏(8/14KUSAMA没)
53 フロイトの葉巻は夏の霧の中      止 夏
54 ポモドーロ・タイマー吾には無用    白 
55 自己流の赤門くぐった勉強法      苑
56 灯台の下暗からずして         栞 
57 冬天も草履を敷けば眠気差し      止 冬
58 夜気の衾にくるまるふたり       白 冬恋
59 生まれ来る子の産み分けは気にせずに  栞 恋
60 全てにおいて自然が一番        苑(恋)
61 深大寺界隈若きに大バズり       白
62 右も左も鹿の山肌           止 秋
63 満月が何だ何だと上りくる       苑 秋月
64 新嘗祭の神田明神           栞 秋
ナウ
65 お静には苦労掛けると銭を投げ     止
66 承認欲求は誰にでも          白
67 フローへの道遠ければ深呼吸      栞
68 何が何でも金メダル取る        苑
69 ひざまずきアイスリンクに誓ったの   白 冬
70 春飛魚光る丘の教会          止 春
71 待ちきれぬ花ほころびて祝い酒     栞 春花
挙句 定年退職今日から朝寝         苑 春 
      令和八年仲秋興行
     歌仙「百年の後の世」の巻  
                    2026.9.27〜10.12

発句 百年の後の世知るや望の月     草栞 秋月
 脇 赤蜻蛉さえ絶滅危惧種        苑 秋
第三 川沿いに曼殊沙華の田さまよえば  面白 秋 
 4 コンバインから呼ぶ声のあり    笑止
 5 婆ちゃん母ちゃんそろそろ昼だっぺ  苑
 6 天気予報のキャスターは誰?     栞
ウ             
 7 初雪を名残の雪と言い違え      止 冬
 8 "END,"as I told at the start,is my name. 
   鏡の迷宮へとようこそ        (白)EDNE
 9 果てしなく時空をかける少女あり   栞(恋)                 
10 奴婢の身分で両班に恋        苑 恋
11 ドラマだと分かっていてもつい涙   白 恋
12 お新香ひとつ茶漬け掻き込む     止
13 ドラキュラがウズウズし出す月明かり 苑 秋月
14 万聖節にそっと脱け出し       栞 秋
15 流れ雲お岩木様の林檎園       止 秋
16 「たんげめぇな」とミセス・グリーン 白 
17 風に聞く花の街とも繋がりぬ     栞 春花
18 脛の雁瘡癒えて旅立         止 春
ナオ
19 春暑し「AI一茶くん」に追い抜かれ  白 春
20 不完全さが深い味わい        苑
21 オスカルのサーベル長い影を引く   止
22 一途に想う人の運命         栞 恋
23 名も知らぬまま再会を約束す     苑 恋 
24 嗚呼、みんないなくなってしまった  白
25 気もそぞろ祭の後は独り酒      栞 夏 
26 サマーセールの赤い腹巻       止 夏
27 XL、2XL、その上を         白
28 どんぶり飯にちゃんこおかわり    苑
29 差し入れの月見バーガー旨すぎて   止 秋月
30 赤い羽根つい素通りしちゃう     栞 秋          
ナウ
31 帰り道胸熱くなる鰯雲        苑 秋   
32「村上春樹」は秋の季語なり      白 秋 
33 不斉なる自己触媒で増殖す      栞   
34 コロナワクチン接種反対       苑 
35 遠ざかるシュプレヒコール花の雨   白 春花
挙句 仏法のこと急ぐ鶯          止 春

                     捌き 鉄線



アート 『EDNE』junaida (『鏡のなかの鏡』ミヒャエル・エンデ著)のオマージュ
 2026ノーベル賞『不斉有機合成における非線形効果と自己触媒作用の発見』

ログインすると、残り345件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句) 更新情報

ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。