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ちりめん山椒(連歌 俳諧 連句)コミュの歌仙『蔦紅葉』

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お待たせいたしました。
  みちのく木槿、秋篠さんが以前お住まいだったという
  西大寺のあたりを歩き回り、奈良京都から戻りました。
  東福寺前ではしっかり「ちりめん山椒」を買いました。

では、届きました発句で、第3弾をまいりましょう。


 起首 十月十八日

 発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞

 脇  秋  水竿
 第三 秋月 春蘭
 4  雑  ゆうゆ
 5  雑  高遠
 6  冬  鉄線

 7  冬  木槿
 8  雑   栞
 9  恋   蘭
 10  恋   遠
 11  恋   ゆ
 12  雑   竿
 13  夏月  線
 14  夏   槿
 15  雑   栞
 16  雑   蘭
 17  花   竿
  18  春   線
ナオ
 19   春   ゆ
 20  雑   遠
 21  雑   槿
 22  雑   ゆ
 23   恋   竿
 24   恋   栞
 25  冬   遠
 26  冬   蘭
 27  雑   線
 28  雑   栞
 29   秋月  ゆ
 30  秋   槿
ナウ
 31  秋   蘭
 32  秋   遠
 33  雑   線
 34  雑   竿
 35  花   栞
 挙句 春   槿

十薬さんは残念ながらおやすみですが、新しく連衆を得ました。
どうぞ、ゆうゆさん、鉄線さん、存分に遊んでください。

実は、木槿はマニュアル持たずのあてずっぽうです。
芭蕉先生は、正式の百韻とちがって歌仙は崩した遊びなのだから、約束事にこだわることはない、と言ったらしい。
(それを力にして! 勉強もせず)
上記運行表も一応のめやすとして、ここは雑の指定だが季を入れるぞ、とか、その場の感興を生かしていただいたほうが、楽しい気がします。  
自作解説や相互批評も、折々入るのをお待ちします。

では!
 




写真の提供は
Photo by (c)Tomo.Yun
ゆんフリー写真素材集: http://www.yunphoto.net

コメント(63)

歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園        水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝えるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり      遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり   ゆ
12  修復なった宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて     線
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる     槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に     栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋     蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門    竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり      線
ナオ
 19   春   ゆ
 20  雑   遠
 21  雑   槿
 22  雑   ゆ
 23   恋   竿
 24   恋   栞
 25  冬   遠
 26  冬   蘭
 27  雑   線
 28  雑   栞
 29   秋月  ゆ
 30  秋   槿
ナウ
 31  秋   蘭
 32  秋   遠
 33  雑   線
 34  雑   竿
 35  花   栞
 挙句 春   槿

さあ、みなさん、後半戦です。
もう一暴れ。
ナオ
 19 古切手キロ五百円啄木忌   ゆ
 20 季節外れに鬼の霍乱   遠

これで進めてよろしいか。
「啄木忌」は啄木の死んだ東京ではうららかの春でしょうが、ふるさと岩手ではまだ花の咲く前の不安定な冷たい春光の騒擾です。「鬼の霍乱」はなんだか似合うような気がするので、このまま行きますよ。
でも、訂正があるかもしれないので、慌てないで待ちましょうか。
 21  雑   槿
 22  雑   ゆ
 23   恋   竿
 24   恋   栞
 25  冬   遠
 26  冬   蘭
 27  雑   線
 28  雑   栞
 29   秋月  ゆ
 30  秋   槿
書き損じもある夢物語なり 遠

というのを書こうとしましたが、お任せします。
ゆうゆさん、高遠さん、では初案はぜひまたどこかで使いましょう。蕉門の彼らなどは、同じ句をあちこちで使い廻しているくらいです!

ナオ
 19 古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
 20 書き損じもある夢物語なり      遠
 21 波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
 
「書き損じ」がビーバーの「囓り損じ」に転じたわけではないのですが、なぜか針葉樹林のカヌーの夢が噴出してしまった…

またすぐゆうゆさんの番であるのは、6句ずつの出番を長句短句、月花、前後の連衆との組み合わせなど、平均化しようと苦心した結果なのです。あしからず、どうぞもう一句。

 22  雑   ゆ
 23   恋   竿
 24   恋   栞
 25  冬   遠
 26  冬   蘭
 27  雑   線
 28  雑   栞
 29   秋月  ゆ
 30  秋   槿
上の「20 書き損じもある夢物語なり」ですが、

先の歌仙「海のむこう」ウ 四に
草栞さんの 「秘めたる愛の物語なり  栞 雑恋」
とあったのを、今思い出しました。

どこかで見たような気がしていたのですが、ここは一つ「本歌取り」ということで、お許しあれ。

もし、具合悪ければ、「物語など」に変更して頂いて結構ですが^^;
ナオ
 19 古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
 20 書き損じもある夢物語など      遠
 21 波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
 22 谷津の余白を行く心地して       ゆ 
 
同じ歌仙ではないのでよろしいかと思うのですが、この巻にも「ながれり」「なかりけり」などがあるので、変化をつけるためにも「など」にしてはいかがでしょうか。

 23   恋   竿
 24   恋   栞
 25  冬   遠
 26  冬   蘭
 27  雑   線
 28  雑   栞
 29   秋月  ゆ
 30  秋   槿
それでは、それでよろしくお願いします。
23 影絵めく無言の脊の頼もしく 智

草栞さんよろしく
25 現にも夢にもあらで呼ばう声

何だか茫洋としてますが、内なる声か高みからか、どこかへ誘うような気もする秋の心地よい昼下がり、、、
歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園       水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝えるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり       遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり    ゆ
12  修復なった宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて      線
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる      槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に      栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋      蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門   竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり     線
ナオ
19  古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
20  書き損じもある夢物語など      遠
21  波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
22  谷津の余白を行く心地して      ゆ 
23  影絵めく無言の脊の頼もしく     智
24  熱き血汐に誘はるる時        栞
25  現にも夢にもあらで呼ばう声     遠
26  すね毛ない足蒲団蹴飛ばす      蘭

27  雑   線
28  雑   栞
29  秋月  ゆ
30  秋   槿
ナウ
31  秋   蘭
32  秋   遠
33  雑   線
34  雑   竿
35  花   栞
挙句 春   槿


俗っぽくしたはいいですが、次が付けにくいかも。
鉄線さん、よろしくお願いします。
歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園       水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝えるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり       遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり    ゆ
12  修復なった宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて      線
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる      槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に      栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋      蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門   竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり     線
ナオ
19  古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
20  書き損じもある夢物語など      遠
21  波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
22  谷津の余白を高きより見て      ゆ 
23  影絵めく無言の脊の頼もしく     智
24  熱き血汐に誘はるる時        栞
25  現にも夢にもあらで呼ばう声     遠
26  すね毛ない足蒲団蹴飛ばす      蘭
27  花袋の書売ってなんぼか銭湯に   線
28  垢すりむけて沁みるやは肌     栞
29  寝化粧や月は黙して中天へ      ゆ
30  尖塔よぎる秋鳥の列         槿

このごろ出歩くことが多くて、付けるのが遅れました。あれ? 尖塔と銭湯が、同じ音ですが、いいんでしょうか。


ナウ
31  秋   蘭
32  秋   遠
33  雑   線
34  雑   竿
35  花   栞
挙句 春   槿
29  寝化粧や月は黙して中天へ      ゆ
30  尖塔よぎる秋鳥の列         槿
ナウ
31  ヴェズレーの葡萄ばたけは色づいて  蘭


ここへ来て、フランス旅行もないですけど、行けないので連句で行かして下さい(^^;) 次は高遠さんですし、無理矢理関係を付けまして。

BSでやっていたヴェズレー紀行を見たときの私の日記。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=179768411&owner_id=1467492


映画『化石』を見て。

  高遠の花を化石にとじ込めて
        男は生きよ父の歳まで   

ヴェズレーで人妻のヒロインは、高遠の花を一緒に観に行きたいと言いました。


32  秋   遠
33  雑   線
34  雑   竿
35  花   栞
挙句 春   槿
32 あきさめに煙るヴィアドロローサ  秋  遠

もとドイツ兵が軍服のまま十字架を担いでいたとか、あとで聞きました。
どうしてもヴィアドロローサを入れたかったもので、、、無理やりですが、すみません。
ううむ、名残の裏でこんなにも重い言葉を出してよいものかどうか、、、
31  ヴェズレーの葡萄ばたけは色づいて  蘭
32  あきさめに煙るヴィアドロローサ   遠
33  遠ざかる軍靴の音よ石道の     線

うわ〜、キビシカったです。
春蘭さんと高遠さんのお話からイメージはしてみましたが・・・。
 
木槿さん
尖塔と銭湯が、同じ音ですが、いいんでしょうか。
大打越ですが、発句ではないし、捌きのあなたが気にならなければ良いのでは。

秋篠さん
ハイ全くそのとうりです。ありがとうございます。

鉄線さんのみならず苦しかったです。
花を奇麗に咲かして欲しいので、、。

今は幸せ庭を掃きおり   竿

歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園       水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝えるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり       遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり    ゆ
12  修復なった宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて      線
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる      槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に      栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋      蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門   竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり     線
ナオ
19  古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
20  書き損じもある夢物語など      遠
21  波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
22  谷津の余白を高きより見て      ゆ 
23  影絵めく無言の脊の頼もしく     竿
24  熱き血汐に誘はるる時        栞
25  現にも夢にもあらで呼ばう声     遠
26  すね毛ない足蒲団蹴飛ばす      蘭
27  花袋の書売ってなんぼか銭湯に   線
28  垢すりむけて沁みるやは肌     栞
29  寝化粧や月は黙して中天へ      ゆ
30  尖塔よぎる秋鳥の列         槿
ナウ
31  ヴェズレーの葡萄ばたけは色づいて  蘭
32   あきさめに煙るヴィアドロローサ   遠
33  遠ざかる軍靴の音よ石道の     線
34   今は幸せ庭を掃きおり   竿
35  花   栞
挙句 春   槿
歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園       水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝えるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり       遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり    ゆ
12  修復なった宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて      線
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる      槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に      栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋      蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門   竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり     線
ナオ
19  古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
20  書き損じもある夢物語など      遠
21  波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
22  谷津の余白を高きより見て      ゆ 
23  影絵めく無言の脊の頼もしく     竿
24  熱き血汐に誘はるる時        栞
25  現にも夢にもあらで呼ばう声     遠
26  すね毛ない足蒲団蹴飛ばす      蘭
27  花袋の書売ってなんぼか銭湯に   線
28  垢すりむけて沁みるやは肌     栞
29  寝化粧や月は黙して中天へ      ゆ
30  尖塔よぎる秋鳥の列         槿
ナウ
31  ヴェズレーの葡萄ばたけは色づいて  蘭
32   あきさめに煙るヴィアドロローサ   遠
33  遠ざかる軍靴の音よ石道の     線
34   今は幸せ庭を掃きおり        竿
35  花の香の漂ふままに暮れなづむ    栞
挙句  藪も畠もただ春がすみ       槿

 起首 10月18日
 満尾 10月26日

みなさま、いかがでしたか。
これで確定してよろしいか、御批評、感想、訂正などありましたら、お願いいたします。
最後、どうやら穏やかに着地したようで、ほっといたしました。
名残の裏で、かき乱してしまい、申し訳なく思っております。

鉄線さん、水竿さん、どうも無理難題を押し付けましてすみません。

あのNHKの番組の話は以前聞きまして、余りにも印象深かったものですから、強引に割り込ませてしまいました。
ご両人の技量に救われました。

どうも、有難うございました。
満尾おめでとうございます。

>名残の裏で、かき乱してしまい(タカトさん)

発端は私です。ご迷惑をおかけしました。御蔭でこころは晴れ晴れです(^^) マグダラのマリアもあのお方も喜んでくれたと思います。

序破急の急とは何か、いまだによくわかりませんが、すったもんだして急に平穏に終わるのも急のうちではないかと思ったりしています。

木槿さんの仕切りとみなさんのご協力でまたまたいい歌仙が巻けました。

ちょっと見返して、余韻を楽しみつつ休息したあと、またやりましょう。36句だと本当にあっという間に終わってしまいますね。倍の72とか100でも、みなさんならほいほいこなせそうな気もします(^^)

次の進行役は秋篠さん。発句は高遠さんにお願いしたいと思います。

どうもお疲れさまでした。
春蘭さんはじめ進行役の木槿さん、そしてみなさんありがとうございました。
名残の裏では苦心しましたが、「軍靴」は体験していないにもかかわらず
心の深いところまで潜って歌が詠めたような気がします。
水竿さんの付け句で思わず涙が出てきそうになりました。

訂正
私は13「ゐて」など旧かなを使っておりますので
  27「売って」は「売つて」にしていただけますか?

表記を、この歌仙の発句「舞ひ」にあわせたかったものですから。
木槿さん

名前の略字は「鉄」でお願いいたします。
(「枯蟷螂」には書いておいたのですが)
アクシデントのような割り込みと、それに続く切り返し。
そして穏やかなソフトランディング、、、

心に染み入る鮮やかな末尾。

お蔭様で、思い出深い歌仙となりました。
歌仙『蔦紅葉』

発句 蔦紅葉カンタービレに舞ひ降りぬ  草栞
脇  ちちろ虫鳴く屋上庭園       水竿
第三 名月に隠れなきまで照らされて   春蘭
4  ほったらかしの砂場のおもちゃ   ゆうゆ
5  廃園に四季咲きの薔薇咲き誇る   高遠
6  明日は北吹く予報ながれり     鉄線

7  旅鞄手編みの帽子しのばせて    木槿
8  車窓に映る白き横顔         栞
9  をさなくて思ひ伝へるすべ知らず   蘭   
10  風の彼方に呼ぶ名前あり       遠
11  初恋や腕組むことも無かりけり    ゆ
12  修復なつた宿場本陣         竿
13  月すずし頬に創ある男ゐて      鉄
14  冷ややか豆腐に故郷忘るる      槿
15  幾歳も過ぎて懐かし銀幕に      栞
16  子供むらがる角の駄菓子屋      蘭
17  猿まわしジャグラーもいる花の門   竿
18  まばたきのまに春ひとめぐり     鉄
ナオ
19  古切手キロ五百円啄木忌       ゆ
20  書き損じもある夢物語など      遠
21  波わけてカヌーはすべりゆく原野   槿
22  谷津の余白を高きより見て      ゆ 
23  影絵めく無言の脊の頼もしく     竿
24  熱き血汐に誘はるる時        栞
25  現にも夢にもあらで呼ばふ声     遠
26  すね毛ない足蒲団蹴飛ばす      蘭
27  花袋の書売つてなんぼか銭湯に     鉄
28  垢すりむけて沁みるやは肌      栞
29  寝化粧や月は黙して中天へ      ゆ
30  尖塔よぎる秋鳥の列         槿
ナウ
31  ヴェズレーの葡萄ばたけは色づいて  蘭
32   あきさめに煙るヴィアドロローサ   遠
33  遠ざかる軍靴の音よ石道の      鉄
34   今は幸せ庭を掃きおり        竿
35  花の香の漂ふままに暮れなづむ    栞
挙句  藪も畠もただ春がすみ        槿

 起首 10月18日
 満尾 10月26日

こんな感じでよろしいか。連句の醍醐味に乾杯です。では、秋篠さんの出張が終わるのを待って、あとは主宰の春蘭さんにお返しいたします。
みなさん、ありがとうございました。
お疲れさまでした。

秋篠さんの疲れがとれてからゆっくりといたしましょう。

始まると、番がきたときゆっくり寝ていられない方ばっかり集まったようで。今度私は一日おいて見ることにします。できるかな(^^;)

主宰というのは勘弁して下さい。コミュを作ったら管理者になっただけなので。管理者も交代制にできないかしら、mixiだとそういう切り替え機能があって、みなさんが候補者として表示されます。長く不在になるときとか、マジでお願いするかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。みんなの共同所有のコミュということで。

鉄線さんのブログに行ったら、うさうさ性格判断でしたっけ、があり判断したら、私は「さう男」でした。当たっているところもありますが、そうでもないところもあると思います(^^)

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