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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュの『2008年初見のホラー映画第4位』

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カチンコ『2008年初見のホラー映画第4位』は、『インディペンデンス・デイ』のローランド・エメリッヒ製作による、SFファンタジー・サスペンス・ミステリー「13F」です。

これはスプラッター・シーンやグロ・シーンなどは全くありませんでしたが、良く出来たSFサスペンス・ミステリーで少し話がややこしくて解りづらく感じる人もいるかもしれませんが、奇想天外なストーリーが展開されるとても優秀な作品でした。

コンピューター・ソフトの開発者のクレイグ・ビアーコ演じるホールとアーミン・ミューラー・スタール演じるフラーは仮想空間を創造、コンピューター内に1937年のロスを再現しようとしていたがボスのフラーが仮想空間の実験中殺害される、そこへ娘のジェインと名乗る謎の女性が現れます。

ホールは同僚のヴィンセント・ドノフリオ演じるホイットニーに仮想空間の実験を聞き、容疑者となってしまったホールは事件の真相を追うために自らから危険を冒して仮想空間へ行きます、そうしているうちにホールは実験の場となる13階に秘密が存在し危険な二重生活が展開されていることを知りますが・・・。

まずいきなりオープニングからデカルトの“我思う故に我あり”というメッセージから映画が始まります、パソコンのことや仮想空間のことは難しいしとても複雑で“個体”がどうだとかは前半は良くわかりませんでしたがストーリーは素晴らしくて、全ての証拠が自分を犯人と言っていて主人公のホールは自分の存在そのものさえ疑わざるを得なくなります。

非常にスリリングで先の全く読めない展開になっていきます、ヴィンセント・ドノフリオの仮想空間でのバーテンのアシュトンも怪しければフラーが仮想空間では若い女性が好きだったということも明らかに、ホールを助けたフラーの娘のジェインも本当はナターシャというレジ打ちであったということも分かってきます。

ホールは仮想空間を知られたバーテンのアシュトンに殺されそうになり更に恐ろしい現実を知ることになります、そして“世界の果て”という言葉と現実が襲いかかってきて・・・というお話なのですが本当に良く出来ていました、きっと”少し複雑で難解だなぁ”と思った人も最後には明らかになるストーリーに驚愕なさると思います。

しかしこの作品は正確には『SFサスペンス・ミステリー』であって『ホラー映画』ではないでしょう、でも仮想現実空間と現実を行き来するというその内容とタイムトリップやサスペンス・ミステリーの要素、サイエンス・フィクションやバイオレンス要素が上手く絡み合っていてとてもよくできた映画です、是非皆さんにも知っていただきたくてここのコーナーに載せる事にいたしました。

読めそうで読めない展開と次第に問いかけたくなる『自分は一体・・・』という気持ち、この良くできた素晴らしいSFサスペンス・ミステリーの「13F」が、『2008年初見のホラー映画第4位』でした。

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