ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュのホット・ファズ　俺たちスーパーポリスメン！

アメリカで公開された時に、日記でもお勧めした通りのいい映画でした。



スタッフ・キャストが無名なためか劇場公開が見送られそうだったのが、ネットなどで起きた映画ファンによる上映嘆願運動によって日本公開が実現したそうです、道理で全米公開から僕が見られるのに時間がかかったわけです。
序盤は地方の警官コンビの退屈な日常を皮肉りつつ、中盤ではサスペンス調になりそしてクライマックスでは大迫力のアクションを展開。ホラーの名作「ゾンビ」の見事なパロディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」で知られる若きコンビ、エドガー・ライト監督と主演サイモン・ペッグは、本作も従来の刑事映画へのリスペクトにあふれる佳作に仕立て上げました。１９９１年のキアヌとパトリック・スウェイジの、映画「ハートブルー」などをを見ておくとさらに笑えるかもしれません！


　仕事熱心な警官ニコラス(サイモン・ペッグ)は、あまりに優秀すぎて同僚たちの反感を買い、都会のロンドンから地方の平和な町サンドフォードの署に左遷される。事件がまったく起きない新生活にうんざりな上、相棒のダニー(ニック・フロスト)は刑事映画オタクのボンクラで、ますますニコラスをイラつかせる。やがて町で不審死が相次ぐ。住民たちはいずれも事故だと決めつけ、いつも通りの生活を続ける一方、これらが連続事件だと確信したニコラスは独自に捜査を続け……。



ゾンビ映画のパロディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」で一躍注目の存在となった、クリエイター・コンビのエドガー・ライト＆サイモン・ペッグが刑事映画に挑んだ痛快アクション・コメディです、有名な刑事映画のパロディを散りばめつつ本格的なアクションと骨太のストーリーが展開していきます。

首都ロンドン市民の安全を守り続ける警察官サイモン・ペッグ演じるニコラス・エンジェル巡査、その活躍ぶりが災いして優秀すぎるがゆえに田舎町サンドフォードの警察署に左遷、事件らしい事件も起こらず途方に暮れるニコラス。
無理やり組まされた相棒のニック・フロスト演じるダニーは脳天気な上に無類の警察映画オタク、映画と現実を混同してはニコラスを辟易させる中突然彼らの周囲で明らかに不審な死が相次いで発生、ところが町の人々は事故だと言って心配する様子もなく単独で捜査を進めるニコラスだったが・・・。

アメリカでもスマッシュ・ヒットを記録し世界中で映画ファンの賞賛を集める中日本ではなかなか劇場公開が決まらず、危機感を抱いた映画ファンの有志が署名運動に立ち上がりみごと劇場公開を実現させたことでも話題になりました、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のニック・フロストも勿論相棒ダニー役で共演していて、ビル・ナイにマーティン・フリーマンの『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ラブ・アクチュアリー』コンビ、『００７ジェームズ・ボンド』のティモシー・ダルトンやジム・ブロードベントやティモシー・ダルトンで、ケイト・ブランシェットになんと○○○ー・○○ソ○もノン・クレジットで出演していました。

サイモン・ペッグが“優秀すぎて左遷される警官”役というのも大いに笑えましたが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』があまりにも良くできた作品だったのでアレと比べるといけませんがかなり面白かったです、『ショーン・オブ・ザ・デッド』の盟友ニック・フロストのお馬鹿警官コンビが笑えて、特にニック・フロストが手帳にパラパラ漫画を書いててサイモン・ペッグに誇らしげに見せていたのには笑えました。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライトが監督だったのでグロいシーンも本格的で良かったです、つくりなんかも『ショーン・〜』に似ていてやっぱり面白かったですが『ショーン・〜』に比べるともう少しでしたかね、『ハート・ブルー』や『バッド・ボーイズ』を事前に見ておくとより楽しめるかもしれませんね。

いかにも怪しいティモシー・ダルトン演じるスキナーが色々と活躍してくれます、僕はティモシー・ダルトンの“ジェームズ・ボンド”実は好きだったんですがここでも地元のスーパーのオーナーを怪演、果たしてこの村は何故ビレッジ・オブ・ザ・イヤーの称号でい続けられて犯罪のない村でいられるのか、“近隣監視同盟” とはいったい何でその存在意義や目的は何なのでしょうか。

『ショーン・オブ・・ザ・デッド』に比べるともう少し足りない感じがしますが、ラストのスーパーでの銃撃戦も楽しかったし全体的にも面白かったです、ケイト・ブランシェットや○−○−・○○ク○○を見つけるのは結構大変かもしれませんが頑張って、お勧めします。