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ド素人の映画と音楽のお勧め。コミュの君のためなら千回でも

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カチンコ胸の奥にジーンと来ました。


《ニューヨーク・タイムズ》紙のベストセラーに入った、アフガニスタン(アフガン)生まれのカーレド・ホッセイニの自伝的小説を、米《ドリームワークス》社などが壮大なスケールで映画化した作品でした。
アフガンが置かれていく時代の激動を背景に、主人公たちの運命を詩情豊かに描写した作品です、28ヶ国のキャスト・スタッフが参加したスケールも見ものです。01年の同時多発テロ事件以来、より厳しい現実に置かれるアフガンに想いを馳せつつ、少年2人(無名の子供たちを抜擢)の純粋な友情に感動を誘われる映画でした、監督は続いて「007/慰めの報酬」を手がけるマーク・フォースター。


1978年冬、アフガンの首都カブール。裕福な父親を持つ12歳のアミール(ゼキリア・エブラヒミ)は自分の家で働く召使の息子であるハザラ人の子供、ハッサン(アフマド・ハーン・マフムードザダ)と仲がよく、2人で凧遊びに興ずることも。だがハッサンは人種の狭間で葛藤し、アミールはそんなハッサンの苦悩に見て見ぬふりをしてしまう。翌年、旧ソ連によるアフガン侵攻が始まり、アミールは父と米国へ亡命することに。2000年、米国で自叙伝を出版したアミール(ハリド・アブダラ)は初めてアフガンに帰国するが……。


アフガニスタン出身のカーレド・ホッセイニ原作ベストセラー『君のためなら千回でも』(旧題『カイト・ランナー』)を、「ネバーランド」「主人公は僕だった」のマーク・フォースター監督で映画化した感動ヒューマン・ドラマでした。ソ連のアフガニスタン侵攻の際にアメリカに亡命し作家になる夢を実現させた主人公アミールが、今なお深い心の傷となっている少年時代に犯した罪と向き合い、それを償うためタリバン独裁政権下のアフガニスタンに帰郷するさまを感動的かつスリリングに綴っています。

ソ連侵攻前のまだ平和だったアフガニスタン。裕福な家庭の少年ゼキリア・エブラヒミ演じるアミールと召使いの息子アフマド・ハーン・マフムードザダ演じるハッサンは、境遇の違いを越えて強い絆で結ばれた親友同士。
しかし12歳の冬のケンカ凧大会の最中にある事件があり以来アミールはハッサンを遠ざける、そこへソ連軍が侵攻しアミールは後悔と罪の意識を抱えたままアメリカへ亡命し苦労の末にアメリカで作家デビュー。
そんなハリド・アブダラ演じるアミールのもとにアフガニスタンの恩人ラヒム・ハーンから“まだやり直す道はある”との言葉に、アミールは意を決して危険なタリバン独裁政権下の故郷へと向かうのですが・・・。

「ネバーランド」で人間洞察の鋭さを見せてくれたマーク・フォースター監督が、アミールの少年さゆえの残酷さと清廉さが招いたハッサンへの過去の過ちを大人になっても気にかけていて、恩人ラヒム・ハーンに衝撃的な事実を告げられて今度は自らの危険を省みずにその過ちを償おうと、ある作家が情勢の厳しいアフガニスタンに向かうという過去と現在の“人間の絆”を描いた物語でした。

きっと映画館でこの映画を見たらしばらくの間は座席を立つことが出来なかったかもしれませんね、アメリカのサンフランシスコで念願の小説家デビューを果たしたアミールのもとに“故郷に戻れ、もう一度やり直す道がある”と、父の友人でアミールの恩人のラヒム・ハーンから電話を受けてアミールが危険なアフガニスタンのカブールへ行く場面から、この味わい深くて素晴らしい映画は始まりますがイランの実状やアフガニスタンの歴史を知ったり見たりすることが最近多いので、歴史や世界情勢の勉強にもなりますしイランやアフガニスタンにも色々な人種問題があることを知ったり、自由な生活を送りたいと願っていたり人々が沢山いることを知りました。

子供の頃に裏切った代償を払うアミールの前に繰り広げられるストーリーは本当に驚愕そのもの、ハッサンのアミールへの忠誠心というか友情にも似た2人の絆の深さに感動して心を打たれます、アミールのハッサンへのあまりの卑怯な裏切り行為に腸が煮えくり返りながらハッサンのひたむきな心がまた涙を誘います、過ちに気づいた後のアミールの行動など人間の絆の美しさを見て欲しいです。

とっても素晴らしい映画でした、お勧めします。

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